勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

いつの世も

2005-06-30 18:10:41 | Weblog
 我が住む街、台東区にはお寺が多い。何処を歩いてもお寺の前を通らずに過ぎることはできない程と言ってもいい。
そんなお寺の掲示板で見つけた言葉。
        
 奪い合い、憎しみ合い、そして殺し合う。いつの世にも繰り返されてきた争い、そして戦争。
世の中は日進月歩、目覚しいほどに進歩している。しかし人間の欲望や争いは太古の昔から少しも変わらない。

 友人がいた、彼はいつも最後の一つは僕のために残してくれる。いや誰のときでもそうである。
或る日、和菓子を買ってくるように頼まれた。マンションの管理人さんにもあげてくるように言われ、一つ置いてきた。すると彼は言った「何で一つっきり置いてこないの?」
奪い合うのは大変、分け合うのは簡単。でも大変な事は出来ても、簡単な事はなかなか出来ない。それは僕だけだろうか?
2005.06.30