勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

抗生物質

2005-11-30 14:45:46 | Weblog
 風邪をひき、皆さんから温かい励ましと、お見舞いの言葉で熱も下がり、一応元気は取り戻しつつあるのだが、軽い咳と平熱に戻りきらないので、病院へ行った。

 当然の如く薬の処方をしていただき、「総合感冒剤」「咳止め薬」「痰を切る薬」そして「抗生物質」の4種類の薬を貰ってきた。


 この抗生物質が曲者である。
『風邪やインフルエンザに抗生物質は効きません』といわれているのはご存知と思うが、調べてみた。



風邪・インフルエンザと抗生物質

 風邪やインフルエンザの症状をやわらげたり、肺炎や中耳炎など細菌による感染症の予防に効果があるとして、以前は風邪を引いたときに必ずといっていいほど処方されていた抗生物質。しかし抗生物質は、細菌が体の中で増えるのを抑えるための薬で、ウイルスが原因で起こる風邪そのものに効く薬ではありません。

 それなのになぜ、風邪を引いたときに抗生物質が処方されるかというと、風邪を引くと多くの人が、それに引き続いて細菌感染を起こしやすいと考えられていたためです。

 風邪を引いても必ずしも細菌感染が起きるとはいえず、抗生物質を使う根拠はないわけです。ただ、これまで抗生物質を使ってきた人の中には、「抗生物質のおかげで風邪の治りが早かった」と大きな誤解をしている人も多く、実際、子どもが風邪を引いたとき、肺炎や中耳炎になるのを心配して、抗生物質を希望する親は今でも多いのです。

 東邦大学医学部教授は「信頼性が非常に高い臨床実験で、風邪に抗生物質を使っても使わなくてもその後の症状の改善や、細菌性の中耳炎などの予防効果においても差がないと言う結果が出ており、抗生物質が効くという成績は得られていない。むしろ、「抗生物質の不適切な投与は、抗生物質が効かない耐性菌を生み出す危険性をはらんでいる」 と言っている。

 このような状況をふまえて、米国の感染症学会などでは、「健常人に発症した風邪には抗生物質を使うべきでない」とはっきりガイドラインで示している。

HPいきいき免疫健康館 より引用 

              
 細菌とウィルスとは全く性格の違うもので、ウィルスを殺す事は出来ないそうだ。

 
 そのためには、早期におけるNK細胞の活性化がとても重要で、ウイルス増殖の進行と病気の継続時間を決定します。

 一般的にNK細胞の活性化が弱い、小さな子どもやお年寄りがインフルエンザ感染で重症化する理由はここにあります。勿論、大人でもストレス過剰な方や食生活の乱れや睡眠不足などで免疫力が低下した方も、同じように重症化の危険があります。


 これ等は全てHPいきいき免疫健康館からの引用ですが、もっと詳しくお知りになりたい方は、どうぞこちらのHP をご覧下さい。

 やはり基本は食べる事と寝る事なんですね。
風邪が流行っているようです。僕も早く完全快復を目指します。皆様もどうぞお気をつけ下さい。よく食べて、よく寝ましょう。
2005.11.30