新年度になった。やがて新学期が始まり、新社会人も生れる。希望に満ちた月である。しかし、何もかもが値上げの月でもある。また、高齢者にとっては背筋の寒くなる月である。真冬のような昨日の寒さのせいではない。年寄りに冷や水を浴びせる制度、後期高齢者医療制度のスタートのせいである。ガソリンの値下げは歓迎するが、これも政治の混迷によるものであり、手放しでは喜べない。住みにくい世の中だ。
どこか変な世の中に、小便小僧もおしっこをチビるどころか出なくなってしまった。あぁ、どうしよう。夢も希望もない。どうかエイプリル・フールであって欲しい。