東京の桜は既に葉桜、かろうじて八重桜が名残を惜しむかのように風に舞って散る。散った桜が水面(みなも)を流れるさまを筏に見立てて、花筏としゃれた言い方がある。

ところが花筏なる植物があることを、一昨日 uragojp さんのブログで知った。そこで早速探しに行った。

葉の上部中央に淡緑色の小花を付ける高さ2㍍ほどの落葉低木。花を筏師に見立て、葉を筏にたとえて花筏。
雌雄別株だが、秋には球形黒色の実をつけるという。

札幌や函館でも、例年より早く桜が開花したという。こんな風流な筏に乗って、北上する桜前線を追いかける優雅な旅でもしてみたいものだ。豪華客船・飛鳥Ⅱの旅はできそうもないから・・・♪



