勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

黒いチューリップ

2008-05-02 00:23:01 | Weblog
 心無い輩(やから)による切断事件が相次ぐチューリップの花。他人の見ていないところで、か弱い花を傘でなぎ倒す男の愚かさは、憐れでもある。そんな男に限って、自分より弱いものには威張るくせに、強いものの前では小さくなるものだ。
 オランダでは、花は王冠、葉は剣、球根は財宝を表わすというチューリップ。その種類は約8000品種に上るという。鼻(花)の下が長い男をチューリップに例えることもある。僕のことではありません。

 「黒いチューリップ」は、品種改良を巡る陰謀により、投獄されてしまった青年と牢番の娘の愛を描いた小説にもなった。アランドロンの映画を見たような気もするが、全く覚えていない。

 花言葉を探してみたが、見当たらない。紫のチューリップの花言葉は「永遠の愛」だとか。「君の名は」で歌われた「黒百合の歌」は、黒百合は恋の花、愛する人に捧げれば、二人はいつかは結びつく♪と歌われた。さてこの黒いチューリップ、紫色と考えて、誰に捧げようか?