勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

2008-05-24 01:06:26 | Weblog
 あるダンス教師がいました(過去形です)。お客様を待つ間、椅子に座っていつも居眠りをしています。身体がほとんど倒れる寸前に元に戻りますが、そのまままた居眠りを続けます。ある時立ったまま居眠りをして、身体が倒れそうになり、2~3歩踏み出して辛うじて止りました。


 その教師のお客様に姉妹で踊りに来る方がいました(過去形です)。お姉さんはかなりの高齢で、階段は手摺りに掴まらないと昇り降りできません。手を貸そうとしても嫌がります。

 時々、僕がお手伝いで踊ることがありました。妹さん曰く、「○○先生、踊りながら、居眠りするのよ」 「嘘でしょう?」 「ほんとうよ、お姉ちゃんに聞いたのよ、お姉ちゃんと踊りながら、白鳥が飛んでるって言ったらしいの」 「それで?」 「お姉ちゃんが何?って聞くと、あっ、オレ今夢見てたって言ったそうよ」 「・・・」

 これ、ほんとうの話です。お姉さんにも確認しました。でも、これで我々の仕事が成り立つとは思わないでください。それは病気かもしれませんから・・・。