「わたしって、変な顔してるのかしら?」
「何故?」
「東京駅を歩いていると、いつも声を掛けられるの」
「なんて?」
「顔の相が、どうのこうの言うのよ」
「他の人には声をかけないのに、あの人混みの中で何故わたしなのかしら」
「隙があるんじゃないの」
「わたし、急いで歩いているのよ」
「そういうことじゃなくて・・・」
「名刺もらってきたわ」
「それで、見てもらうつもりでいるの?」
「だって、今日で4回目よ」
「だからぁ、それが隙があるっていうことなのっ!」
お客様との会話である。
「いまでも、別の人から電話がかかってくるんだけど、いつも主人が出ちゃうので、話せないのよ」
「電話番号教えたの?」
[いい人相してますねぇ、って言われたの」
「それでいい気になったんだ」
「その人の名刺もあるわ」
「そんなもの捨てなさいっ!」
僕の声が、だんだん荒くなってくる
「あのねぇ、外を歩いていて声をかけてくる人に、信用できる人なんかいませんっ!」
「わたし、電車の中で隣に座った人の話で、24時間風呂の工事をその場で頼んだわ」
「えっ、どこの誰かわからない人に?」
「50万位かと思ったら80万かかったの」
「主人は怒って一週間お風呂に入らなかったのよ」
「僕なら、一ヶ月入りませんっ!」
「わたし、他人を疑ったことないのよ、みんないい人に見えちゃうの」
「だから、僕のところにも来るわけ?」
(笑)
「電話や、道端での勧誘にまともなものはありませんからねっ!」
「わたし、今日は怒られに来たみたい」
「振り込め詐欺にあわないように気をつけなさいよ」
僕よりご年配のご婦人である
「何故?」
「東京駅を歩いていると、いつも声を掛けられるの」
「なんて?」
「顔の相が、どうのこうの言うのよ」
「他の人には声をかけないのに、あの人混みの中で何故わたしなのかしら」
「隙があるんじゃないの」
「わたし、急いで歩いているのよ」
「そういうことじゃなくて・・・」
「名刺もらってきたわ」
「それで、見てもらうつもりでいるの?」
「だって、今日で4回目よ」
「だからぁ、それが隙があるっていうことなのっ!」
お客様との会話である。
「いまでも、別の人から電話がかかってくるんだけど、いつも主人が出ちゃうので、話せないのよ」
「電話番号教えたの?」
[いい人相してますねぇ、って言われたの」
「それでいい気になったんだ」
「その人の名刺もあるわ」
「そんなもの捨てなさいっ!」
僕の声が、だんだん荒くなってくる
「あのねぇ、外を歩いていて声をかけてくる人に、信用できる人なんかいませんっ!」
「わたし、電車の中で隣に座った人の話で、24時間風呂の工事をその場で頼んだわ」
「えっ、どこの誰かわからない人に?」
「50万位かと思ったら80万かかったの」
「主人は怒って一週間お風呂に入らなかったのよ」
「僕なら、一ヶ月入りませんっ!」
「わたし、他人を疑ったことないのよ、みんないい人に見えちゃうの」
「だから、僕のところにも来るわけ?」
(笑)
「電話や、道端での勧誘にまともなものはありませんからねっ!」
「わたし、今日は怒られに来たみたい」
「振り込め詐欺にあわないように気をつけなさいよ」
僕よりご年配のご婦人である