河童はその愛嬌のある姿から、よくコマーシャルにも登場する。以前≪「河童の川流れ」は河童が川で遊んでいる様子ではありません。≫というCMがあった。
また「容易、たやすい」の意に使われる「屁の河童」は、河童はいつも水の中にいるため、屁をしてもあまり勢いがないことから来たという説と、木っ端の火が「河童の屁」になり、後に語順が変わったという説があるらしい。この河童くんはおならをしたのではありません。河童は水中では能力を十分発揮できるが、陸に上がると力がなくなるとされるところから、環境が一変するとまったく無力になってしまうことのたとえに、「陸(おか)へ上がった河童」という言葉もある。
昔々、合羽川太郎という人物がいた。彼は、隅田川の近くの水はけが悪く、時々出水を起こした土地に、私財を投げ出して掘削工事をしたがなかなか捗らない。それを見た河太郎に助けられたことのある隅田川の河童たちは、夜な夜な工事を手伝い河太郎を助け、掘り割りを完成させた。その地名を合羽橋という。
台東区にある合羽橋商店街は、170店舗が約800メートルにも連なり、食器や調理器具、店舗用家具など飲食関係の道具に関する店が集まる、世界でも珍しい専門店街である。
我が家からは歩いて10分程の合羽橋商店街には何度も足を運んだこともあるが、その合羽橋商店街では道具まつりが開かれ、買い物客で賑わっていた。
商店街の中程では、合羽橋道具街誕生90年を記念して建立された、合羽橋のシンボル像「かっぱ河太郎」が、訪れる商店主の商売繁盛を見守っている。
この金色の河童は屁によって色が変わったのではありませんので、あしからず。。。( ̄□ ̄;)
この金色の河童は屁によって色が変わったのではありませんので、あしからず。。。( ̄□ ̄;)