勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

時は金なり

2010-10-20 21:07:10 | Weblog
 『光陰矢のごとし』とか、『少年老い易く学成り難し』『一寸の光陰軽んずべからず』などと云うが、年と共に時の経つのが早くなるのは何故だろう。若い頃の一日と今の一日は同じ24時間の筈なのに。。。老いは時間を縮めるものらしい。
  
 その昔「なぜ 時計も着替えないの」というキャッチコピーがあった。場所を選ばず時刻を知る手段としての腕時計はまことに便利である。しかし今、腕時計がなくてもケータイで時間はわかるし、街にはどこにも時間を示すものがある。腕時計の価値は薄れているのかもしれない。
 


 年々物は増える一方だが、これから生きる時間を考えて、部屋に溢れる不要なものを少しづつ整理している。引き出しに眠っていた動かなくなった腕時計。時計のコレクターというわけではない。知らず知らずのうちに、増えてしまったものだが、普段使うものはひとつかふたつに決まっている。

 動かない時計は無いのと同じ。しかし、それぞれに思い出もある。そこで、時計屋さんに走り、電池を取り換え、価値のあるものは修理をし、使えるものだけを残した。腕はふたつあるが、時計をする腕はひとつ、せっかく動くようになった時計なので、毎日着替えてみようか。時の経つのが余計に早くなっては困るが、どの時計も一日は24時間と決まっている。「時は金なり」である。残りの時間を大切にしよう。