花は
自分の美しさを
知らないから
美しいのだろうか
知っているから
美しく咲けるの
だろうか
-星野富弘さん-
自分の美しさを
知らないから
美しいのだろうか
知っているから
美しく咲けるの
だろうか
-星野富弘さん-
体育の教師になって2カ月目、鉄棒から落下して首の骨を折り、それ以来首から下の機能を失った星野富弘さんは、絶望の淵から這い上がり、詩と絵をとおして生命の素晴らしさを語りつづける。病院のベッドから、お見舞いにいただいた花を見て、いつかは枯れてしまう花の美しさを絵にすることを思い立ち、絵筆を口に咥えて描いた絵は、富弘さんの花への愛情が感じられる。
デモに出演して、思いがけなく立派な花束をいただいた。以前デモに出演した時、お客様から、花束がたくさんあっても困るだろうという配慮から、「お祝いは花束がいいですか、それとも・・・」と、聞かれた。すかさず答えた。「札束がいいなぁ」。勿論冗句であることは理解してくれるお客様である。当日いただいたのは、2枚のお札に帯が巻かれ、そこには札束と書かれていた。思わず大笑い、そのお客様は今はこの世にいない。。。(この話は以前も紹介しましたが。。。)
僕は花が好き。デモのような催し物の時にいただく花束は、格別うれしい。このような豪華な花を自分で購入することはまずない。出番がなくいつもいじけている花瓶も、この時とばかりにうれしそう。男ひとりの味気ない部屋が明るくなった。花のある暮らしは、ちょっとリッチになった気分にしてくれる。
花は
ただ咲く
ただひたすらに
ただになれない
人間のわたし
-相田みつをさん-
ただ咲く
ただひたすらに
ただになれない
人間のわたし
-相田みつをさん-