日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

「ドゥオーモすいませんでした」では済まされない

2008年07月01日 | Weblog
茨城県の高校野球部の監督が、イタリア・フィレンツェの世界遺産「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に落書きしたとして、29日に解雇されていた事が明らかになりました。

問題を起こしたのは水戸市の私立常磐大学高校の野球部の30歳の監督で、2年前(2006年)に新婚旅行で大聖堂に行った際、油性ペンで奥さんと自分の名前をハートマークで囲む落書きをしたんだそうです。本人は記念のつもりで書いたんだと思いますが、茨城県高野連に指摘されて事情聴取。学校側は監督をクビ、無期限謹慎処分にしたのでした。
落書きした監督は2001年に常磐大学高の野球部に就任、2003年以降は夏の茨城県大会で4回戦以上進出、昨年夏にはチームを準優勝に導いて甲子園出場まであと一歩のところまで来ていました。今年はシード校入りということで、有力候補だったんです。監督としての才能もあるので、茨城の高校野球の将来を嘱望されていたのですが、今回の不祥事で何もかもが失われてしまいました…。
フィレンツェの世界遺産の落書きといえば、今年2月に岐阜市立女子短大の女子大生が研修旅行に行った際に落書き、25日には京都産業大学の男子3人が観光旅行で訪れたときに落書きして、その後2週間の停学処分を受けました。何れも名前と大学名が書かれていたんです…。このニュースを見ると、フィレンツェ市民にとって日本人は「神聖な世界遺産を落書きする迷惑な輩だ」というマイナスイメージを持っているでしょう。「1階からびっしりと書かれているから俺もやろう」と安易な気持ちでもやってはいけません。観光地や世界遺産を傷つける行為は本当に止めてほしいものです。今後フィレンツェの大聖堂に行く方は絶対に落書きはしないでください。



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コメント (2)
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