

北京五輪で悲願の金メダルを目指す野球日本代表(星野JAPAN)のメンバーが17日に発表され、24選手が選ばれました。
代表メンバーは次の通りです。
■野球日本代表メンバー24名
・投手 10名
上原浩治(巨人) 川上憲伸(中日)
岩瀬仁紀(中日) 藤川球児(阪神)
ダルビッシュ有(北海道日本ハム)
成瀬善久(千葉ロッテ) 和田毅(福岡ソフトバンク)
杉内俊哉(福岡ソフトバンク) 田中将大(東北楽天)
涌井秀章(埼玉西武)
・捕手 3名
阿部慎之助(巨人) 矢野輝弘(阪神)
里崎智也(千葉ロッテ)
・内野手 7名
荒木雅博(中日) 新井貴浩(阪神)
村田修一(横浜) 宮本慎也(東京ヤクルト)
西岡剛(千葉ロッテ) 川崎宗則(福岡ソフトバンク)
中島裕之(埼玉西武)
・外野手 4名
森野将彦(中日) 青木宣親(東京ヤクルト)
稲葉篤紀(北海道日本ハム) 佐藤隆彦(埼玉西武)
投手からはダルビッシュ有、涌井、成瀬、藤川などが選出。アジア予選で選出されなかった田中将大も代表に選ばれました。上原は不調ということで代表落ちの可能性もありましたがギリギリで入りました。野手からはアテネ五輪主将の宮本、阪神の新井などが選出。外野手は4人と少数。佐藤(G.G.)は打撃が好調ということでで代表入りとなりました。
福岡ソフトバンクホークスからは、杉内と和田の両左腕、川崎宗則が星野JAPAN入り。杉内は2000年のシドニー以来、和田は前回のアテネ五輪を経験していてともに2回目。川崎はWBCの優勝メンバーですが、五輪代表は初めてとなります。記者会見で川崎が「重圧がかかるが、選んでくれた星野監督と日本のために頑張りたい」、杉内は「北京はリベンジのつもりで」、和田は「銅で悔しい思いをした時、次は金を取りたいと思った」とそれぞれ意気込みを語りました。代表に選ばれたからには、それぞれの力を充分に発揮して欲しい。川崎はショートのレギュラーを確保できるように、杉内はペナントレースと同様先発で完投、和田はアテネの悔しさをぶつけるような好投に期待したいです。是非とも金メダルを獲得して、福岡に凱旋できることを願っています。
さて24選手を内訳してみると、投手10人、捕手3人、内野が7人、外野手が4名となっております。アテネからの連続出場選手は宮本、上原、岩瀬、和田の4名。球団別では、中日が最多の4名、阪神、ソフトバンク、西武、ロッテが3名ずつ選出。広島、オリックスからは選出されませんでした。新井、稲葉といった故障者も入っておりますが、野球競技が始まる13日の監督会議までなら選手の入れ替えが可能だそうです。入れ替えは最大5名まで出来るということで、星野監督も「5人の枠を有効に使いたい」と言っていました。入れ替えがあった場合は外野手を増やして欲しいです。本番前に怪我だけは避けたいし、新井の場合は腰痛なので開幕までには完治できればOKなんですが…。新井が離脱したら戦力ダウンは必至でしょう。
今後の日程は、8月2日からジャイアンツ球場で直前合宿、7日と8日に東京ドームで壮行試合が行われ、8月13日から野球競技がスタートします。13日の初戦はキューバ、2戦目は台湾、16日の第4戦は韓国と対戦します。その後、19日に中国、1次リーグ最終戦の20日にアメリカと対戦。上位4カ国に残れば、22日に準決勝、23日は3位決定戦&決勝です。ライバル3カ国と対戦する最初の4日間がかなり重要となります。ここを乗り切れば金メダル獲得に前進できるはずです。北京五輪を最後に一旦終わる野球競技。WBCで世界一,アジア予選のときの興奮と感動をもう一度見たいです!選手の皆さん、国民の期待に応えられるよう頑張ってください!そして野球ファンの皆さんも星野JAPANを応援しましょう!あとサッカーの反町JAPANも忘れずに。目指せ金メダルなのだー!
北京五輪開幕まであと21日、野球競技開始まであと26日…。




