日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

なでしこジャパンがベトナムに快勝!W杯出場に王手!

2014年05月17日 | soccer

来年の女子W杯の最終予選を兼ねた「AFC女子アジアカップ2014」は、16日にグループ第2戦が行われました。大会初優勝を目指す女子サッカー日本代表は、初戦でオーストラリアに2-2の引き分け。2戦目は開催国・ベトナムが相手。勝ち点3が何としてでも欲しいこの試合、なでしこが女王の力を発揮させました。


スタメンはこちら
[日本女子代表]
GK 1 福元美穂
DF 5 上尾野辺めぐみ
DF 3 岩清水梓
DF 2 有吉佐織
MF 10 澤穂希
MF 8 宮間あや
MF 9 川澄奈穂美
MF 20 川村優理
MF 14 木龍七瀬
FW 17 大儀見優季
FW 15 菅澤優衣香


試合は序盤から日本が主導権を握り、前半9分に大儀見のスルーパス→宮間が抜け出すもあと一歩及ばず。12分には左のショートコーナーから宮間クロス→菅澤のヘディングシュートはポストに当たる。24分には宮間がペナルティエリア手前からミドルシュートを放ちますが、ベトナムGKのファインセーブに阻まれます。続く右CKを宮間が右足で蹴りこみ、ファーサイドにいた澤がヘディングで合わせようとしたが、相手DFと交錯。さらに38分、左サイドで川澄がクロスを上げ、大儀見がヘディングシュート。しかし、これはGKの正面。
なかなかベトナムのゴールネットを揺らせないまま迎えた前半アディショナルタイム、左CKを上尾野辺が中央へ落とし、川澄が右足を思いっきり振り抜く。川澄の放ったシュートは、そのままゴールに突き刺し、日本がようやく先制点を奪います。
エンドが変わった後半、日本が追加点を狙おうと果敢に攻め続けます。後半6分に菅澤、後半9分には大儀見がシュートを打つもゴールならず。17分には左サイドを突破した上尾野辺がペナルティエリア内でシュート→菅澤がコースを変えようとするも届かず。迎えた後半20分、左サイドで上尾野辺がクロス→大儀見が頭で繋ぎ、岩清水のヘディングシュートはクロスバーを叩くが、跳ね返りを木龍が頭で押し込んでゴール。木龍がスタメン起用に見事に応え、2-0とします。
後半24分、澤の縦パス→右サイドで川澄が左足クロス→大儀見のどんぴしゃヘッドが決まり3点目。そして後半終了間際の42分、途中出場の高瀬愛実が右サイドを突破してからグラウンダーで折り返し、菅澤が落として、最後は川澄が左足シュートを決めてダメ押しの4点目。日本が4-0でベトナムに快勝し、勝ち点3を獲得しました。


W杯本大会出場&決勝トーナメント進出のためにも勝たなければいけない一戦で、なでしこジャパンが完全アウェーの中で意地を見せました。前半は何度も決定的なチャンスが生まれながらも、ベトナムの堅い守りを崩せずに苦労しましたが、川澄選手の豪快な一撃で先制点が生まれ、後半はゴールラッシュとなりました。4-0で圧勝したなでしこジャパン、2試合終えて1勝1分で勝ち点4。オーストラリアと勝ち点で並んでいますが、得失点差(日+4、豪+2)で日本がグループAの首位に躍り出ました。
この日は川澄選手が2ゴール1アシストと大活躍。先制のミドル弾は、ベトナムのGKが一歩も動けないほどの強烈な一撃でしたね。後半には大儀見選手の3点目のゴールをアシストすれば、後半42分にこの日2得点目のゴールを奪いました。大儀見選手は14日の豪州戦に続き2試合連続ゴール。ヘディングで何度も2度も惜しい場面がありましたが、3度目の正直でようやく決めました。今回のゴールで代表通算50得点目となり、女子歴代で単独2位となりました。そんな大儀見選手ですが、1次リーグ終了後にイングランドへ帰らなければならないので、次のヨルダン戦が最後となります。2点目のゴールを挙げた木龍選手は、代表10試合目の出場で嬉しい初ゴール。レギュラー獲得へ最高のアピールができましたね。
2試合終えてA組首位に立ったなでしこJAPAN。18日のグループリーグ3戦目のヨルダン戦で引き分け以上なら、準決勝進出&7大会連続でのW杯出場が決まります。アジアカップ初制覇に弾みをつけるためにも、ヨルダン戦もゴールラッシュといきたいところです。


にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ
 



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする