日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

仁川アジア大会 男子サッカーが準々決勝進出。

2014年09月26日 | Sports
韓国・仁川で開催中の「第18回アジア競技大会」は、大会7日目の25日は男子サッカーの決勝トーナメント1回戦がありました。アジア大会連覇を狙うU-21日本代表は、1次リーグではD組み入り、2勝1敗で2位通過。決勝トーナメント初戦のこの日はC組1位のパレスチナと対戦。


試合は前半17分、日本が高い位置から細かくパスで繋ぎ、左サイドの野津田岳人のクロス→遠藤航→鈴木武蔵と繋ぎ、最後は遠藤の右足シュートが決まり、日本が先制点を奪います。さらに前半27分、右CKの流れから、原川力のクロス→鈴木がヘディングシュートを決め、2-0とリードを拡げます。
さらに追加点が欲しい日本は、37分に秋野央樹がミドルシュートを狙うもパレスチナGKに阻まれ、跳ね返りを遠藤が頭で押し込むも決められず。前半終了間際には遠藤の縦パスに鈴木が抜け出したが、オフサイドを取られる。後半2分、大島僚太のパスを受けた鈴木がシュートを狙うもGK正面。後半16分には中島翔哉がドリブルからシュートを打ったが、GKのファインセーブに阻まれてしまいます。
2点リードのまま迎えた後半30分、途中出場の荒野拓馬が左サイドを抜け出すと、そのまま右足でゴールネットを突き刺し、日本に大きな3点目が入る。37分には中島のスルーパス→野津田のシュートはGKに防がれたが、こぼれ球を原川が押し込みダメ押しの4点目。日本代表はパレスチナに4-0と快勝し、ベスト8に駒を進めました。


見事な内容でパレスチナを下したU-21代表、エースの鈴木選手はグループリーグで3試合で4得点、この日もヘディングでゴールを決めて今大会5得点目を挙げました。3点目を決めた荒野選手は、後半28分に鈴木選手と交代でピッチに入ると、その僅か2分後にゴールを奪ってみせました。手倉森誠監督もベンチで大喜びされてましたねえ。勝った日本代表は、28日の準々決勝で開催国の韓国代表と対戦します。メダル獲得&大会連覇へ最大の山場となる次戦、完全アウェーの日韓戦で勝利なるか。



さて、この日はサッカー以外でも注目競技で日本勢がメダルを獲得しました。
競泳では、女子50m平泳ぎ決勝で鈴木聡美選手が31秒34で金メダルを獲得。200m金メダリストの渡部香生子選手は31秒64で4位に終わりました。男子200m平泳ぎでは、今大会金メダル4個を獲得している萩野公介選手と、同種目で2連覇している入江陵介選手が出場。決勝では入江選手が序盤から先頭で抜け出すと、後半も力強い泳ぎで2位以下に差をつけ、1分53秒26の大会新記録で金メダル。入江選手はこの種目で3連覇を達成し、100mに次いでの2冠達成です。萩野選手は1分56秒36で3位に入り銅メダルでした。
競泳日本勢は他にも、女子4×100mメドレーリレーで金メダル、女子800m自由形で地田麻未選手が銅メダル、男子100m自由形で塩浦慎理選手が銅メダル。この日だけで金3個、銅3個、合計6個のメダル獲得となりました。

連日のメダルラッシュに沸いている競泳ですが、その中でも萩野選手が大活躍。200m&400mメドレー、200m自由形で優勝すると、男子800m自由形リレーを含めて4冠を果たしました。今大会は7種目で13レースを泳ぎ、金4個・銀1個・銅2個を獲得。現地ではアジア大会のMVP候補に浮上しています。2年後のリオデジャネイロ五輪では金メダルも期待できるでしょう。

このほかの競技では、トライアスロンは男女共に日本勢がワンツーフィニッシュ。男子では細田雄一選手が2連覇を果たし、田山寛豪が2位。女子では上田藍選手が優勝、井出樹里選手が2位に入りました。体操は神本雄也選手が男子種目別平行棒で優勝。神本選手は団体・個人総合に次いで3個目の金メダル。リオ五輪代表入りに大きくアピールしました。フェンシング・男子フルーレ団体は、決勝で中国に45-42で勝利し金メダル。ボウリング男子ダブルスも金メダルを獲得しています。日本は大会7日目で金メダルを8個も獲得しました。


大会8日目の26日は、最終日となる競泳は男子400mメドレーリレーなど6種目が行われます。女子サッカーでは、なでしこジャパンが準々決勝で香港代表(C組3位)に挑みます。決勝トーナメントでは韓国、北朝鮮、中国の強豪とは別ブロックに入ったため、なでしこの決勝進出はほぼ確実だと思います。



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