日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

FUJI XEROX SUPER CUP 2017 2冠王者・鹿島アントラーズはピンクでも強かった。

2017年02月18日 | soccer

Jリーグの2017年シーズン開幕まで残り1週間。18日は横浜・日産スタジアムで「FUJI XEROX SUPER CUP 2017」鹿島アントラーズVS浦和レッズ戦が行われました。両チームは昨年のJリーグチャンピオンシップ決勝で対戦し、2戦して1勝1敗の五分、合計でも2-2のタイスコアでしたが、アウェーゴール数で上回った鹿島が年間王者となりました。クラブW杯準優勝&国内2冠の鹿島と、CSの借りを返したい浦和、今年最初のタイトルを手にしたのはどっちだ?



両チームのスタメン
[鹿島アントラーズ]
GK 1 クォン・スンテ
DF 22 西大伍
DF 5 植田直通
DF 3 昌子源
DF 15 三竿雄斗
MF 40 小笠原満男
MF 4 レオ・シルバ
MF 25 遠藤康
MF 8 土居聖真
FW 33 金崎夢生
FW 7 ペドロ・ジュニオール

[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 6 遠藤航
DF 3 宇賀神友弥
MF 18 駒井善成
MF 16 青木拓矢
MF 22 阿部勇樹
MF 38 菊池大介
MF 20 李忠成
MF 9 武藤雄樹
FW 21 ズラタン

この試合両チームともアウェーユニフォームを着用。鹿島はピンク色、浦和は黄色のユニフォーム。どちらも派手だ。鹿島はレオ・シルバ、ペドロ・ジュニオールなど新加入のメンバーが4人も先発入り。


前半3分、鹿島は左サイドから三竿雄ドリブル→金崎が土居とのワンツーからシュートを狙ったが、浦和GK西川にキャッチされる。浦和は13分に右サイドの駒井がドリブルを仕掛けてからクロス→ズラタン折り返し→青木がシュートを放つも枠を捉えられず。
前半20分、鹿島は中盤で金崎が相手のパスをカットした直後に相手と交錯したが、レオシルバがこぼれ球を拾ってからドリブル突破。ペナルティエリア内でペドロジュニオール→レオシルバ→遠藤康と繋ぎ、金崎がPA外から右を足を振り抜いたが、シュートはGK西川の手に当たった後にポスト直撃して先制ゴールならず。
浦和は26分にFKから宇賀神がミドルシュートを打つも大外れ。鹿島は28分に金崎が左サイドからクロス→ファーサイドに流れたボールを遠藤康がシュートするもGKの好守に阻まれた。さらに二次攻撃から小笠原が右足ミドルを狙ったが、ポスト右に外れた。
前半37分、鹿島はPA手前で西が相手DFに倒されてFKを獲得。ゴールほぼ正面でのFKを、レオシルバが蹴るかと思いきや、遠藤康が左足でゴールネットを揺らした!浦和GK西川、一歩も動けず。遠藤康のFK弾で鹿島が1点先取。勢いづく鹿島は、39分に土居が左サイドからループシュートを見せるもクロスバー直撃。43分、PA左にいた金崎のシュートはポスト直撃→こぼれ球を遠藤康が右足シュート。GK西川の手に当たった後、ゴールへ吸い込まれた。鹿島は遠藤康の連続得点で、前半を2点リードで終えました。

2点を追いかける浦和は、後半開始からFW興梠慎三を投入。その興梠は後半6分にPA手前から右足でシュートを打ったが、GKの正面。後半15分、武藤の縦パスを受けたズラタンが反転した後に右足シュート。しかし、ゴールを奪うことができない。さらに18分、右サイドのクロスからズラタンが頭で合わせるもノーゴール…。ズラタン、2度も決定機を外した。
浦和は後半19分にMF長澤和輝とMF関根貴大を同時投入。後半20分までに3枚の交代枠を使い切る。対する鹿島もFW鈴木優磨を送り込む。すると後半20分、鹿島は左サイド・鈴木のパスからチャンスが生まれ、右サイド・西のクロス→ゴール前で土居がヘディングシュートを放つが、GK西川の正面。詰めていたペドロが押し込もうとするも、足下に収めきれなかった…。
後半28分、浦和はPA内に入っていた興梠が小笠原に倒されてPKを獲得すると、自らPKを決めて1点差に詰め寄る。さらにその直後、右サイドで関根がクロスを上げると、ズラタンのヘディングシュートはポストに当たったが、跳ね返りを武藤が左足で押し込みゴール!浦和が2分間で2点を奪い、2-2の同点に追いつきます!
同点とされた鹿島は後半37分、DF山本脩斗が入る。後半38分、左サイドに入った山本が前線へロングパス。浦和DF遠藤航がバックパスをしようとした瞬間、FW鈴木がボールを奪い、無人のゴールに流し込んだ。鈴木のゴールが決勝点となり、鹿島が3-2で浦和に競り勝ちました。



チャンピオンシップ決勝の再戦は、鹿島アントラーズが浦和レッズを返り討ちにするという結果となりました。鹿島は7年ぶり6度目の富士ゼロックススーパーカップ制覇です。前半に遠藤康選手が2得点。先制点となったFKの場面では、助走をつけたレオシルバと見せかけて遠藤康が左足でズドン。レオシルバも演技上手いなぁ。後半は連続失点で一旦は同点に追いつかれましたが、鈴木選手のラッキーなゴールで勝ち越しました。まぁ、相手選手のチョンボによるものでしたが…。ピンクユニで今季最初の公式戦に勝ち、Jリーグ連覇&AFCチャンピオンズリーグ制覇へ弾みをつけたと言ってもよいでしょう。
浦和は後半途中出場の興梠選手のPK、武藤選手の同点ゴールで2点のビハインドを取り戻し、逆転しそうな勢いを見せましたが、遠藤航選手が浦和の押せ押せムードをぶち壊しました。それに、先発で起用されたズラタン選手が決定機を2~3回も外しました。ヘディングシュートをポストに当てたりしてたな…。ちなみにこの試合、槙野智章選手と柏木陽介選手が欠場。2人の穴は大きかったなあ。
両チームの今後のスケジュールですが、鹿島は21日のACLグループリーグ初戦で蔚山現代FC(韓国)、25日のJリーグ開幕戦ではFC東京(@味の素スタジアム)と戦います。浦和は21日に敵地に乗り込んでウェスタン・シドニー(豪州)戦、25日は横浜Fマリノス(@日産スタジアム)と対戦します。ACLでは鹿島&浦和のほかに、川崎フロンターレとガンバ大阪も出場。Jリーグの意地を見せてほしいですね。




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