日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークスに優勝マジック16が点灯!両リーグ最速の80勝目!

2017年09月01日 | HAWKS

9月に入り、プロ野球のペナントレースもいよいよ終盤戦。8月を17勝8敗で終えた福岡ソフトバンクホークスは、1日から福岡ヤフオクドームで東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦。ホークスと楽天は開幕から首位争いを続けてきましたが、楽天が8月だけで7勝18敗と大きく負け越し。6連敗で一旦止まった後、引き分けを挟んで7連敗中。気が付けば西武にも抜かれて3位に転落してしまいました。もしこの日の楽天戦でホークスが引き分け以上ならば、優勝へのマジックナンバーが点灯します。


両チームのスタメン
  ソフトバンク      東北楽天
1(二)明石健志    (右)オコエ瑠偉
2(遊)今宮健太    (指)ペゲーロ
3(左)中村晃     (三)ウィーラー
4(中)柳田悠岐    (一)アマダー
5(指)デスパイネ   (二)銀次
6(一)福田秀平    (中)島内宏明
7(三)松田宣浩    (左)岡島豪郎
8(右)上林誠知    (遊)藤田一也
9(捕)甲斐拓也    (捕)嶋基宏
 (投)東浜巨     (投)岸孝之



パリーグトップタイの13勝を誇るホークス先発・東浜は、初回に楽天先頭のオコエを3塁ゴロに打ち取ると、2番・ペゲーロをシンカーで空振り三振、ウィーラーにはカーブで見逃し三振に斬って取り、初回を3者凡退に抑えます。
続く2回、4番・アマダーに対して内角高めのボールを投じ、アマダーが仰け反った後に東浜に突進。福田がアマダーを止めに入るも突き飛ばされ、ウィーラーもアマダーを宥めようとする。結局アマダーは東浜への威嚇行為で退場となりました。アマダーに殺されかけた東浜はその後、ヒットのランナーを出したものの、無失点で終えました。
楽天先発・岸を攻略したいホークス打線ですが、3回まで岸の前にパーフェクトに抑えられる。特に3回は下位打線3人が全員三振…。
0-0で迎えた4回、ホークスは先頭の明石がファウルで粘った後、チェンジアップを叩いてライト前ヒット。ホークスにとって初めてのランナーが生まれると、今宮が犠打を決める。1死2塁となり、中村が岸の3球目を弾き返し、センター前タイムリーヒット!2塁から明石が生還し、ホークスが1点を先制します。
1点を貰った東浜は、5回に島内にヒットを許し、1死2塁とされるが、藤田と嶋の下位打線2人を退ける。6回も先頭打者に出塁を許したが、牽制球でオコエを誘い出して2塁封殺。その後、ペゲーロとウィーラーを抑え、この回も0点。東浜は7回もヒットのランナーを出しましたが、島内を2塁ゴロに打ち取り2アウト。2死2塁となり、バッター・岡島のところで、ホークスは東浜からモイネロにスイッチ。2番手のモイネロは岡島を三振に退け、同点を阻止しました。
追加点が取りたいホークスは7回裏、2死走者なしで松田が岸の7球目を強振!左中間に上がった打球は、大きく伸びてスタンドへ!松田のソロ本塁打が生まれ、ホークスに欲しかった追加点が入りました。
その後は8回に岩嵜翔が3人を抑えると、9回は守護神のサファテが連打で無死1,2塁のピンチを作りながらも、後続を退けてゲームセット。ホークスが楽天を2-0で下しました。


パリーグ 2017年9月1日(金) 
ソフトバンクVS楽天 19回戦
<ソフトバンク10勝9敗 観衆:38,184人>
楽|000 000 000|0
ソ|000 100 10X|2
[勝] 東浜(14勝4敗)
[負] 岸(8勝7敗)
[S] サファテ(2勝2敗45セーブ)
[本] 松田(ソ/22号)



9月最初の試合は、東浜投手と岸投手の投手戦となりましたが、ホークスが岸投手から2点を奪い、東浜→モイネロ→岩嵜→サファテの投手リレーで楽天打線を無失点に抑えました。ホークスは前日の日ハム戦に続いての連勝、楽天は泥沼の8連敗です…。これでVS楽天戦の対戦成績は10勝9敗と白星が先行。一時期は5勝9敗と負け越していましたが、5連勝で逆転しましたね。チームも両リーグ最速の80勝目に到達、さらに優勝マジック16が点灯しました!!マジックがキターっ!最短でも9月13日のオリックス戦(@ヤフオク)みたいですが、うまく減らすことができるかなぁ。その時が来るのを待とう。
先発の東浜投手は、7回途中(6回2/3)まで99球を投げて、被安打6・6奪三振・無四球・無失点。2回以降毎回ヒットを許し、4回から6回まで3イニング続けて先頭打者に出塁されましたが、後続をしっかりと打ち取りました。東浜投手はVS楽天戦3連勝で今季14勝目。パリーグ最多勝争いで再びトップに躍り出ました。
打線は全体で散髪の4安打。岸投手に3回までノーヒットに抑えられ、8回まで14個の三振を喫しながらも、勝つことができましたねえ。4回に先制タイムリーを打った中村選手は、外寄りの変化球を上手くセンター前に打ち返しました。1番・明石選手のヒット&今宮選手の犠打が効きました。7回に貴重な追加点となるソロ本塁打を放った松田選手、8月25日のロッテ戦から5試合連続ノーヒット、この日も第2打席まで無安打に抑えられましたが、7回の第3打席で左中間スタンドに一発を放ちました。ヒットが出たのも実に21打席ぶりです…。苦しかったろうなあ。

9月2日の予告先発は、ソフトバンク・千賀滉大VS楽天・辛島航。千賀投手は先週のロッテ戦で5回3失点で敗戦投手になりました。8月19日の楽天戦では8回まで10個の奪三振を奪う快投を披露。奪三振ショーで12勝目となるか?