日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークス今季初の2ケタ得点!オリックスとの開幕カードを2勝1敗で勝ち越し!

2018年04月02日 | HAWKS

3月30日に開幕したプロ野球も3日目。福岡ヤフオクドームでの「福岡ソフトバンクホークスVSオリックスバファローズ」は2試合終えて1勝1敗の五分。開幕戦はホークスが勝利しましたが、31日の2戦目はオリックスが雪辱を果たしております。開幕カード勝ち越しを懸けた3戦目は、ソフトバンク・中田賢一VSオリックス・山岡泰輔の先発で始まりました。


両チームのスタメン
  ソフトバンク       オリックス
1(遊)今宮健太     (中)宗佑磨
2(二)本多雄一     (二)山足達也
3(中)柳田悠岐     (左)吉田正尚
4(一)内川聖一     (右)ロメロ
5(指)デスパイネ    (三)小谷野栄一
6(左)中村晃      (指)マレーロ
7(三)松田宣浩     (一)T-岡田
8(右)上林誠知     (捕)伊藤光
9(捕)甲斐拓也     (遊)安達了一
 (投)中田賢一     (投)山岡泰輔



開幕3戦目の先発を任された中田は、初回は上位打線を3者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回は2つの四球を与え、2死1,2塁のピンチを背負いながらも無失点。3回は先頭の安達に2塁打を浴び、1死3塁とされたが、後続を退けてここも相手に得点を与えません。4回は小谷野のヒットと2つの四球で満塁の走者を背負ったが、安達を3塁ゴロに打ち取りピンチ脱出。中田は再三ピンチを作りながらも、0点で切り抜けます。
ホークス打線は、オリックス先発・山岡の前に2回まで3者凡退に抑えられますが、3回に1死から上林の四球、甲斐のライト線2塁打で2,3塁のチャンス。しかし、今宮が遊撃ゴロに打ち取られると、本多も投手ゴロに倒れて2者残塁。4回と5回も先頭打者がヒットで出塁するも、得点を挙げることができません。
0-0のまま迎えた6回、中田が先頭打者の小谷野に死球を与えると、続くマレーロに初球のカーブを狙われ、レフトスタンドへの2ラン本塁打を被弾。2点を失った中田はこの後、T-岡田に2塁打、安達にもヒットを打たれて降板しました。1死1,3塁で2番手のマウンドに上がった石川柊太は、1番・宗を三振に仕留めた後、山足に四球を与えて満塁とされますが、吉田を1塁ゴロに仕留め、オリックスに追加点を与えず。
2点を追うホークスはその裏、先頭の本多がヒットで出塁すると、1死1塁から内川ライト前ヒット、デスパイネが四球を選び、1死満塁。ヒットが出れば同点、ホームランで逆転の場面で、中村が山岡の5球目を叩く。ライトへ鋭く飛んだ打球は、グーンと伸びてスタンドイン!値千金の満塁ホームランで、ホークスが4-2と試合をひっくり返します!
8回、ホークスは1死2塁から松田がセンターオーバーのタイムリー2塁打で1点を追加。続く上林がヒットでつなぎ、2,3塁で甲斐がライトへのタイムリー2塁打でもう2点追加。さらに今宮と本多も出塁し、1死満塁で柳田が詰まりながらもセンター前に運ぶ2点タイムリーヒット。これでスコアも9-2となりますが、ホークスの猛攻はまだ続きます。1死1,2塁で途中出場の高田知季が左中間へのタイムリー3塁打を放ち、ランナー2人が生還して11-2。さらにはデスパイネの代走で登場した西田哲朗のセンター前タイムリーヒットで12点目。ホークスはこの回、打者12人で一挙8得点。12-2と大差をつけました。
9回は5番手の田中正義が登板し、2死を取った後に吉田にソロ本塁打を浴びるも、最後の打者を2塁ゴロに打ち取りゲームセット。ホークスが12-2でオリックスを降しました。


パリーグ 2018年4月1日(日)
ソフトバンクVSオリックス 3回戦 ヤフオク
(ソフトバンク2勝1敗 ◇観衆38,325人)
オ|000 002 001|3
ソ|000 004 08X|12
[勝] 石川 1試合 1勝
[敗] 山岡 1試合 1敗
[本] マレーロ 2号2ラン(中田・6回)、 吉田正 1号(田中・9回)、
    中村晃 1号満塁(山岡・6回)



オリックスとの開幕3戦目は、6回に試合が動き、6回表にオリックスに2点も先制されますが、その裏に中村選手がお返しと言わんばかりのグランドスラムで逆転。終盤には1イニング8得点の猛攻を見せ、オリックスに大勝しました。この開幕カードは、ホークスの2勝1敗で終了。シーズン最初のカードを勝ち越したってのは気分いいですね~。この勢いで開幕ダッシュを決めてほしい!
この日の投手陣は、先発の中田投手が6回途中(5回1/3)まで投げて被安打6・4奪三振・5四死球・2失点。初回3者凡退の後、2回以降は毎回ランナーを背負い続けました。6回の内容については、小谷野選手に死球を与えた直後にマレーロ選手に2ラン本塁打を喰らいました
2番手の石川投手は、中田投手が作ったピンチをしっかりと抑える好投。石川投手の火消しが6回裏の逆転劇を呼び、勝ち投手の権利も獲得しました。9回には2016年のドラフト1位・田中正義投手が登板。プロ2年目で初の開幕1軍を勝ち取って、ようやくデビューを果たしましたが、吉田選手にソロ本塁打を浴びるという厳しい結果に。この経験をバネに這い上がってほしいと思います。
16安打で12得点を挙げた打線は、先発全員安打を達成し、本多選手が3安打の猛打賞をマークすると、内川選手とデスパイネ選手に今季初ヒットが生まれました。この試合のヒーローとなった中村選手は、プロに入って初めての満塁ホームラン。山岡選手のストレートに反応し、弾丸ライナーでライトスタンドまで持って行きました。リードされた場面での一発でしたから、球場全体が大きく沸き上がりました。サブメンバーも打撃でアピールし、高田選手は2点タイムリー3塁打、西田選手もホークス移籍初打席でタイムリーヒットを放っています。

ホークスはこの後、4月3日と4日にメットライフドームで埼玉西武ライオンズとの2連戦を戦います。西武はパリーグで唯一の開幕3連勝。今季はホークスの最大のライバルになりそうな予感です。今度の2連戦はバンデンハーク投手と東浜巨投手が登板予定。ホークス先発投手陣で白星一番乗りはどっちだ?