日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

エンゼルス大谷翔平、本拠地デビュー戦でメジャー初本塁打!

2018年04月04日 | Sports

投手と野手の二刀流で活躍し、今季からロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムでプレーしている大谷翔平選手が、日本時間4日にエンゼルスタジアムで行われたクリーブランド・インディアンス戦で、メジャー初ホームランを放ちました。


大谷はこの日、8番DHで先発出場。同点でなおも2死満塁のチャンスの場面で迎えた初回の第1打席。インディアンス先発・トムリンの4球目が暴投となり、エンゼルスが3-2と勝ち越し。なおも走者を2人置き、大谷が6球目のカーブを狙い撃ち。打球は右中間に飛ぶと、大きく伸びてスタンド前列に飛び込んだ!大谷のメジャー初アーチは、右中間への3ラン本塁打!エンゼルスは初回、一挙6得点のビッグイニング。
この後も大谷のバットは絶好調。3回の第2打席では、2球目のストレートを打ち返し、2塁手のグラブを弾くライト前ヒット。第3打席は5回1,2塁と一打追加点のチャンスでしたが、真ん中ストレートに反応できず見逃し三振。第4打席は8回の先頭打者として登場し、インディアンス4番手・マカリスターからセンター前にクリーンヒット。続く9番・リベラの2ラン本塁打で、この日2度目のホームイン。この日の大谷は、4打数・3安打・1本塁打・3打点の大当たり。試合もエンゼルスが13-2と大勝しました。


メジャーでも二刀流で挑んでいる大谷選手、本拠地デビュー戦で大きなインパクトを残しましたね~。最初の打席で3ラン本塁打を放ち、観客からスタンディングオベーションが起こりました。ホームインしてベンチに帰ってくると、日本ではチームメイトにハイタッチされるんですが、誰もハイタッチしてもらえず。仲間から無視されたのかと思いきや、数秒後にみんなに手荒い祝福を受けたのでした。
大谷:「みなさーん、私ホームラン打ちましたよー!」→仲間:「シーン」→大谷:「あの~、祝ってくれないんですか?」→チームメイト:「おめでとう~!」、「ナイスバッティング!」こんな感じです。
これは「サイレント・トリートメント」と言って、メジャーリーグで初めてホームランを打った選手に対する「洗礼(いたずら)」で、メジャーではよくある光景だそうです。日本でも流行るかどうかわからないが、「新人いじめ」という声も上がりそう。さらに大谷選手は、試合後のインタビュー中にチームメイトに水をぶっかけられました。兎にも角にも大谷選手にとって忘れられない一日となりました。

シーズン前のオープン戦では、投げては炎上が多く、打っては凡退続きと投打ともに奮わず、「開幕マイナー落ち」の可能性もありましたが、開幕メジャー&ローテ入り。シーズン開幕戦でスタメンに抜擢されてヒットを放つと、日本時間2日のアスレチックス戦で初めて先発で登板し、6回3失点の内容でメジャー初勝利。先発で勝ち投手となった次の試合でホームランを打ったのは、ベーブ・ルース以来とのこと。
大谷選手はこの後、日本時間8日のアスレチックス戦で2度目の先発登板を予定。今後はヤンキース・田中将大投手、ドジャース・前田健太投手との投げ合い、マリナーズ・イチロー選手との日本人対決が実現する機会もあると思います。投手で2ケタ勝利&打者で2ケタ本塁打を目指して頑張ってほしいです。



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