日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

夏競馬最終日は夏の中距離王&小倉2歳チャンピオン決定戦!

2012年09月03日 | 競馬

6月から始まった夏競馬も、とうとう最終日を迎える事になりました。夏休み最後の日だったこの日は、新潟競馬場では夏開催のフィナーレを飾る「新潟記念」、小倉競馬場では「小倉2歳ステークス」が行われました。


小倉のメイン競走・第32回小倉2歳ステークス(GⅢ)には、今後の2歳戦線での活躍が期待される17頭が集結。前哨戦のフェニックス賞を制し、ここまで3戦2勝の⑨エーシンセノーテを始め、デビュー戦で3馬身半差の圧勝を飾った⑤マイネルエテルネル、ステイゴールド産駒の⑪マイネヴァイザー、ダイワメジャー産駒の③メジャーミノル、⑬メイショウユウダチなどが参戦しました。
レースは少しばらけ気味で始まり、先行争いでメイショウユウダチが先手を取り、2番手圏内に②テイエムシングン、メジャーミノル、エーシンセノーテが横並び、マイネヴァイザーがわずかに5番手。その後ろの6番手にマイネルエテルネルがつけ、外側に⑰トルークマクト、8番手に⑩ラヴァーズポイント。中団グループには、⑥クラウンレガーロ9番手、⑰スイートドーナッツ、⑫ピンゾロ、⑦クロフネサプライズが10番手集団を形成。後方には⑯ケイアイウィルゴー、⑧ジェネクラージュ、④エピカが最後方追走。
3,4コーナー中間点から残り400mを切り、ユウダチが単独先頭をキープし、セノーテが2番手に浮上。マイネヴァイザー3番手、クラウンレガーロとエテルネルが大外に持ち出す。最後の直線コースに差し掛かり、クラウンレガーロがエーシンセノーテとメイショウユウダチを捕らえ、残り200m~100mのところで先頭に躍り出るが、ゴール前でマイネルエテルネルが追い上げ、最後はレガーロとエテルネルが2頭並んでゴールイン。

クラウンレガーロVSマイネルエテルネルの3枠同士のマッチレースとなったこのレースは、マイネルエテルネルがゴール手前で差し切って、ハナ差で勝利して今年の小倉2歳チャンピオンに輝きました。優勝タイムの1分7秒9は、小倉1200mの2歳コースレコードタイ記録だそうです。1番人気に推されていたエーシンセノーテは4着、3番人気・マイネヴァイザーは最下位の17着に終わりました。
買ったマイネルエテルネルは、デビュー2連勝で重賞初制覇。父は現役時代フランスのマイルGIで2勝を挙げたタマユズ、母はフォーエヴァシルカという血統。一部情報では来年のエプソムダービーに登録済みだそうで…。まだ先の話なのに強気だな。お父さんはマイル戦線で活躍されていたので、エテルネルも短距離・マイル向きだと思いますが。


新潟最終日のメイン競走は、「第48回農林水産省賞典 新潟記念(GⅢ)」。このレースには七夕賞を勝った⑨アスカクリチャン、函館記念の勝ち馬①トランスワープ、小倉記念覇者⑩エクスペディションといった「サマー2000シリーズ」対象レースの勝ち馬が揃って参戦。他にも七夕賞&小倉記念2着の⑯トーセンラー、小倉記念3着の③ナリタクリスタル、新潟特別レース・NST賞を買った⑱スマートシルエット、昨年の新潟2歳ステークスを制した3歳馬⑧モンストール、⑬ステラロッサなどが出走しました。
スタートは18頭ほぼ横一線。向正面での先行争いで、スタートダッシュを決めた⑥ケイアイドウソジン、⑦タッチミーノット、スマートシルエットの3頭の中から、スマートシルエットがわずかに先頭で、ドウソジンが2番手に控える。3番手タッチミーノット、4番手グループには⑪ムスカテール、アスカクリチャン、エクスペディション、マイネイザベル、⑰トウカイパラダイズと有力勢が固まっている。中団にはtランスワープ、モンストールトーセンラーの3頭並走、12番手の位置にナリタクリスタルと⑮セイクリッドバレー。後方グループにはステラロッサ、コスモネモシンがいて、⑫アーッシンボルがしんがりと言う展開。
外回り3コーナーに入り、先頭でレースを引っ張るケイアイドウソジンが2番手以降を離し、前半1000mを60秒台で通過。スマートシルエットが2番手、タッチミーノット3番手、アスクリ6番手、エクスペディション7番手、トランスワープとトーセンラーはまだ中団待機。残り800でイザベルが3番手まで進出。4コーナーから直線に差し掛かったところで、逃げるドウソジンをシルエットが抜いて先頭に躍り出る。トーセンラーが外に持ち出すが、前に届くかどうか?先頭争いでは、内からエクスペディションとタッチミーノット、真ん中スマシル、さらにムスカテールも接近。残り200mでトランスワープも加わり、ゴール前でまとめて差し切ってゴールイン!トランスワープ逆転勝利で重賞2連勝!

激戦となった新潟記念は、道中中団で待機していたトランスワープが、ラスト200m辺りで脚が伸び、前の方で激しく競り合っていた馬達を一気に捕らえてみせました。これで函館記念に続いて重賞2連奏。2戦合わせて20ポイントを獲得し、今年の「サマー2000シリーズ」の総合優勝を果たしました。せん馬がこのシリーズを制したのは初めてとなります。
トランスワープは今年に入って4勝をマーク。1月の時はまだ1000万以下の条件馬だったんですが、後に1600万円以下(準オープン)、オープンまで昇級。7月の函館記念で重賞に初めて挑んで優勝、そして今回の新潟記念にも勝って2連勝。遅咲きの7歳馬がこの夏、スポットライトを浴びるようになりました。この後は毎日王冠→秋の天皇賞に向かうかと思われます(セン馬でも天皇賞に出走OK)。セン馬の天皇賞馬誕生という夢も見てみたいですなあ。



夏競馬も終わり、来週から秋競馬が開幕。9月9日は中山競馬場でサマーマイルシリーズの最終戦・京成杯オータムハンデキャップ、阪神競馬場ではサマースプリントシリーズ最終戦・セントウルステークスが行われます。京成杯AHには、中京記念の勝ち馬・ドナウブルー、関屋記念を勝ったドナウブルーは登録せず。エーシンリターンズ、コスモセンサー、スピリタス、スマイルジャックの古馬勢、ゼロス、レオアクティブ、マイネルロブストの3歳勢も出走予定。
セントウルステークスには、現役最強スプリンター・カレンチャンが、高松宮記念以来となるレースに挑みます。GI3連勝へ向け、内容が問われる一戦となりそうです。他にもロードカナロア、マジンプロスパー、サンカルロ、北九州記念を制したスギノエンデバー、エーシンヴァーゴウ、エピセアロームが登録しております。実力馬揃いなので好レースになりそうな予感がします。



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