2008年も残り少ないところで、イングランドからプレミアリーグのスター選手の不祥事が届きました。リバプールのスティーブン・ジェラード選手が暴行容疑で逮捕されていたことがわかりました。
ロイター通信によると、ジェラード容疑者は29日、リバプール近郊のバーで34歳の男性に暴行を加え、顔面にケガを負わせ、身柄を拘束された6人の一部にジェラード容疑者が含まれていたということです。ジェラード選手は事件前日(28日)のニューカッスル戦で2得点を挙げてチームの勝利に大きく貢献、主将としてリバプールのリーグ戦首位の原動力となっていました。逮捕された翌日に起訴され、保釈金を払って釈放されましたが、来年1月に開かれる審理の出廷を命じられたそうです。
チームが好調の時期にまさかの不祥事が起きてしまいました。それも主将であるジェラードが逮捕されるとは…。このニュースは世界のリバプールサポーター、いやサッカーファンにとっては衝撃的なものになるでしょう。裁判で有罪が確定すれば、数試合の出場停止も考えられるし、チームもジェラード不在で相当の痛手になると思います。プレミアリーグで首位、UEFAチャンピオンズリーグでベスト16入りと好調をキープしているリバプール、主将不在の危機をどう乗り切れるのか?「ジェラード・ショック」が原因でチームが低調しなければいいのですが…。
そして30日には、イングランドの下部リーグ戦で試合開始3秒で退場になるという前代未聞の出来事が起こりました。27日に行われたサザンプレミアリーグのチッペナム・タウンVSバシュリー戦で、チッペナム・タウン所属のデビッド・プラット選手が、相手選手を突き飛ばしたとして一発退場処分。時間にして僅か3秒という非常に早すぎるものでした。3秒での退場記録はもちろん世界最短記録。過去にはイタリアでボローニャの選手が暴力行為で10秒で退場処分となりましたが、それを7秒上回りました。
3秒で退場だなんてねえ…。めっちゃ早すぎるだろ。小学生でもキックオフと同時にエキサイトしませんよ。退場されたプラット選手はMFでプレーしていて、普段は配管工の仕事をしているとの事です。サザンプレミアリーグというのをはじめて知りましたが、イングランドの7部リーグだそうで。日本で言えば都道府県リーグの2部にあたるところですかね。仕事を持ちながらサッカー選手として頑張っている、サッカーを愛する気持ちはわかりますが、相手選手に暴力を振るうのは絶対にいけません。常にスポーツマンシップとフェアプレイに心がけてほしいものです。ちなみにプラット選手は試合後、ちゃんと反省してるんでしょうかね?
というわけで、この記事が今年最後の書き込みとなります。2009年はサッカー日本代表がW杯アジア最終予選とアジア杯予選という重要な試合が続きます。まずは1月20日のイエメン戦、28日のバーレーン戦のアジア杯予選が2試合。2月4日は豪州戦の前哨戦であるフィンランドとの親善試合、そして2月11日に宿敵・オーストラリアとの対戦があります。ここで勝てば南アフリカに前進できるので、本当に負けられません。岡田ジャパンには絶対に南アフリカへの切符を手にしてもらいたいですね。
今年1年間このブログをご覧頂きましてありがとうございました。2009年もブログを書き続けるのでよろしくお願いします。それでは皆様よいお年をお迎えください。
岡田ジャパンはW杯最終予選とアジア杯最終予選と本当に勝負の年ですよね。南アフリカ行きが決まったら、みんなで喜びを分かち合いたいですね。
ジェラード選手の逮捕は、リバプールサポーターにとっては相当なショックだったと思います。この事件が尾を引かなければいいんですが…。
昨年は、いろいろお世話になりました。
今年は日本代表にとっては勝負の年。数多くの感動を与えてくれることを期待しましょう。
今年もよろしくお願いします。
ところで、リバプールサポーターにとっては、何とも辛い年越しになってしまいました…。
真相が明らかになっていないので、何とも言えないんですけど、このことでチームが纏まってくれることを祈りたいところです。