日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

【東アジア選手権】日本VS中国  岡田JAPAN2試合連続でスコアレスドロー。

2010年02月07日 | soccer

今年で4回目となる東アジアサッカー選手権が6日に開幕。日本代表は過去3大会で優勝が無く、2位が続いています。2度目の日本開催で初優勝を目指す岡田JAPAN、その第1戦は、東京・味の素スタジアムで中国と対戦。大事な初戦を白星で飾りたいところでしたが、またしても決定力不足が露呈する形となりました。


6日のスタメン
GK 1 楢崎正剛
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 5 長友佑都
DF 6 内田篤人
DF 22 中沢佑二
MF 7 遠藤保仁
MF 8 稲本潤一
MF 14 中村憲剛
MF 16 大久保嘉人
FW 9 岡崎慎司
FW 11 玉田圭司
前回のベネズエラ戦を欠場した内田と玉田が先発復帰、大久保は2試合連続先発。小笠原満男と平山相太はベンチスタートです。

開始2分、日本は縦パスに反応した大久保が右足でシュートを放ちますが、GKにキャッチされます。7分、闘莉王が中国の選手を倒してFKを許す。右サイド・ペナルティエリア手前でのFKをデン・チョーシャンが狙うも壁に直撃。いきなりのピンチを防いだ日本は9分、右サイドのスローインから憲剛→岡崎がライン手前で低いクロスを入れ、玉田が飛び込んで合わせるもバーを大きく超えます。13分には内田のクロスを岡崎が合わせられず、相手DFのクリアから大久保がボレーシュートもダメ。20分には左サイドのクロスに岡崎がシュート狙うも枠を捉えられません。28分、左サイドで玉田がドリブルで持ち込んだ後、エリア内にいた長友がシュートを狙うも、ボールは右に外れました。
30分過ぎからは中国がペースを握ります。31分にガオ・リンが反転シュートを見せるも中澤がブロック。32分にはクリアボールのこぼれ球をロン・ハオが豪快にミドルを放ちますが、これは左サイドネットに直撃。これは日本危なかった。日本は37分、闘莉王の縦パスから憲剛が右サイドを突破、シュート性のクロスを入れるもサイドネット。42分には岡崎が右サイドでドリブルで持ち込み、エリア内に進入。岡崎のラストパスに玉田が合わすも決められない。前半は両チーム無得点で終了。ゴールが奪えない展開に味スタに駆けつけたサポーターは一斉にブーイング。遂には「平山コール」まで起きました。

なんとか均衡を破りたい後半、日本は開始早々に左サイドでボールを回し、長友のクロスに大久保がヘディングシュートを見せますが、GKが正面にキャッチ。4分には左サイドでFKを獲得し、遠藤のセンタリングに闘莉王が飛び込むもクリア。右サイドでのスローインから憲剛クロス→岡崎がヘッドもバーをオーバー。後半9分、稲本が右サイドへロングボールを出し、内田がエリア内に入った後にシュート!しかし、ボールはポストに弾かれ、こぼれ球はGKがキャッチ。絶好のチャンスを逸した日本は、その直後にピンチ。中国の左サイドのクロスを中澤がクリアするが、間違えてゴール方向に行ってしまう。あわやオウンゴールかと思いきや、ゴール手前で闘莉王が必死にクリアして難を逃れました。
後半17分、日本は玉田に代えて平山を投入。重苦しいムードを払拭して日本の救世主になれるか?その平山にチャンスが訪れます。20分、遠藤の浮き球の縦パスに反応してボレーシュートを狙おうとしたが空振り。24分には憲剛のクロスにヘディングを見せるも決まらない。その後も平山にボールが渡るもなかなか合わす事ができません。
無得点のまま残り10分となった後半35分、中国の左クロス→シュートを長友が防いだが、中国の選手たちが長友の手に当たり「ハンド」だと主張。主審がハンドを認めてPKとなる。日本にとっては最大のピンチ。このPKをヤン・ハオが左隅に蹴り込んだが、GK楢崎が上手く反応してPKを防いだ!大ピンチを凌いだ日本はその2分後、相手陣内でボールを奪い、内田クロス→平山が頭で落として、最後は大久保がジャンピングボレーを見せたが、相手DFに当たってゴールならず。日本はロスタイムに岡崎がミドルを狙うもGKにキャッチされる。試合はこのまま0-0で終了。中国相手に無得点で引き分けた岡田JAPAN、またしても1点が遠いまま終わりました。

2日のベネズエラ戦に続いて中国戦もノーゴール、2試合連続でスコアレスドローってどういう事ですか!?この日は13本シュート放ったのにゴールが無い、平山や佐藤寿人のFW陣を投入しても効果はありませんでした。それに大久保が決めきれない、決めるべきところは決めんかいな!ここに来て決定力不足が露呈、180分間も日本のゴールが無くて正直イライラしているし呆れてますよ。勝てない、点が獲れない、不甲斐ない。岡田JAPANの情けない姿にサポーターがブーイングするのも当然だと思います。
先日「今の状態では中国や韓国に勝てない」と書いたんですが、中国戦ではその通りの結果になりました。初戦で勝ち点3が獲れなかったんだから、今回の東アジアも優勝できないんじゃないの?次の香港戦では勝つ事も大事だけど、内容が伴わないと勝った意味がありません。終始圧倒して、3,4点以上のゴールラッシュでサポーターを喜ばせてもらいたい。



岡田JAPANの試合前、同時開催の女子の部が行われ、2大会連続優勝を狙う女子日本代表は初戦で中国女子代表と対戦しました。序盤から日本が試合のペースを握り、前半19分にゴール正面の位置でのFKを宮間あやが右足で直接決めて日本が先制します。宮間選手のFKはボールが無回転で、一旦左ポストを弾きましたが、左隅のゴールネットを突き刺しました。前半35分過ぎには、セットプレーから惜しいシーンが続き、36分のFKは山口麻美、37分のCKの場面では岩清水梓がヘッドで合わせるも2点目ならず。その後、中国が高さを活かそうと反撃を試みますが、ヘディングシュートは枠を捉える事ができず。前半は日本1点リードで折り返し。
後半に入り、日本は6分に宇津木瑠美がエリア手前からミドルを放つもGKの正面。対する中国は13分にシュウ・ユアンがミドルもGKがキャッチしました。そして後半15分、日本のクロスボールを中国DFが処理しようとしたところ、飛び出してきた近賀ゆかりが奪った後に押しこんでゴール。日本が貴重な追加点を奪いました。後半20分になでしこ期待の新星・16歳の岩渕真奈が登場。その直後に日本が速攻を見せ、大野忍が左サイドでドリブル、右サイドで完全フリーの近賀がシュートするも相手に阻まれた。その後は守備陣が堅守を見せて中国の反撃をシャットアウト。中国に2-0で勝利したなでしこJAPAN、連覇へ幸先よいスタートを切りました。
なでしこJAPANは男子代表とは違って強い!宮間選手の無回転FKはマジで強烈、男子顔負けですね!北京五輪のメンバーが中心だけど、次世代の若手選手も出てきてます。特に16歳の岩渕選手は、AFC最優秀女子ユース賞を2年連続で受賞しています。代表デビュー戦となった中国戦では、積極的に攻撃参加する一方で、警告をもらう場面もありました。いきなり初ゴールを奪う事が出来なかった岩渕選手、次の試合こそ代表初ゴールを挙げられるか?前回と同じく全勝優勝で飾り、女子アジアカップに弾みをつけてもらいたいものです。うーん、男子もなでしこのように決定力があればなあ…。

女子が好スタートを切った一方で、男子はスコアレスドロー。初戦で男女アベック優勝に黄色信号が灯りました。第2戦は11日に国立競技場で行われ、男子代表は香港代表、女子代表はチャイニーズ・タイペイ(台湾)と対戦します。男女とも快勝してくれることを願っています。特に男子代表のゴールが見たいです!岡崎、平山、いい加減目を覚ましてくれー!


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