日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

オリックスの小瀬浩之選手が転落死。自殺の可能性も?

2010年02月06日 | Sports

2月1日に始まったプロ野球春季キャンプは5日目に突入しましたが、沖縄・宮古島から訃報が飛び込んできました。オリックス・バファローズの小瀬浩之選手が、選手たちが宿泊しているホテルで転落死しているのが見つかりました。突然の転落死については、自殺の疑いが出ています。


地元の消防隊によると、5日午前11時30分過ぎにホテル従業員から「男性が血を流している。呼吸、意識はない」と119番通報があり、ホテルの2階の屋上部分に駆けつけたところ、仰向けに倒れていた小瀬さんを発見しましたが、既に死亡している状態になっていました。宮古島警察のコメントでは「事件性は無い」としており、飛び降り自殺を図ったとみて原因を調べています。
オリックスはこの日がキャンプ初めての休養日で、夕方4時から緊急ミーティングが開かれ、球団スタッフが小瀬さんの訃報と事情説明をすると、青ざめて絶句する選手たちが続出。岡田彰布監督は「最初に聞いた時は何があったのかわからなかった。昨日まで一緒にグラウンドで野球をしていたのに…、何も浮かばない」とショックを隠せませんでした。
その後宿泊先で開かれた記者会見では、村山良雄球団本部長が「将来、有望視されていただけに、大変残念だ」と述べた後、「昨日まで元気に特打していて、練習への姿勢は変わらなかった」と死の予兆は全く感じられなかった事も語られました。しかし、自殺か事故、遺書の有無などの詳細は明らかにしませんでした。

小瀬さんの急死に他球団の選手からもコメントが発表され、近畿大学時代はチームメイトであり、1年先輩だった福岡ソフトバンクの大隣憲司投手は「受け入れがたい。ショックを通り越しているというか…。」大隣投手と小瀬さんはキャンプ前の自主トレで一緒だったそうで、打ち上げ時に「対戦できるようにお互い頑張ろうな」と交わしたのが最期の言葉だったそうです。また、昨年までオリックス監督を務めていた大石大二郎ソフトバンク・ヘッドコーチは、「非常に明るい選手でこれからの活躍が楽しみだった」と元・教え子のブレイクに期待していました。

小瀬選手は大阪府出身で、香川の尽誠学園時代は2年生時に選抜高校野球に出場してベスト8進出。2004年に近畿大学に進学し、関西学生野球リーグでは最優秀選手1回、首位打者2回、ベストナイン3回獲得し、通算100安打を達成。2007年の大学・社会人ドラフトでドラフト3巡目に指名され、オリックスに入団。1年目で58試合に出場すると、2年目の昨季は78試合に出場し、規定打席には到達しなかったものの.303の打率をマーク。昨年12月に結婚し、公私ともに順風満帆で3年目を迎え、レギュラー奪取を目指していたところでした。プロ2年間で136試合出場、打率2割8分7厘、1本塁打、14盗塁、30打点という成績でした。

自分はオリックスファンではないんですが、プロ野球の現役選手がこのような不慮の事故で亡くなられたというのは本当に残念としか言えません。近畿大OBの選手のコメントを見ると、小瀬さんの事を「非常に明るかった」と言っていたそうで、性格的に考えれば自殺するなんて考えられないような気がします。転落死する前日までチームの練習に参加していたのに、何が原因で命を絶ったんでしょうか?
1軍にも定着し、3年目の今年はレギュラー獲得も期待され、いつかはオリックスを背負うだろうと思われた矢先での悲報。オリックスの選手の皆さんも同僚の死をまだ受け入れられないのでは…。まだ24歳という若さ、結婚したばかりの奥さんを残して天国に旅立つなんて早すぎます。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


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