日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

久しぶりの2位だぁ~!

2008年07月28日 | HAWKS

前日は守護神・馬原が復活、ホールトンが先発初勝利と投手陣の明るい材料が相次いでロッテに連勝しました。日曜日は3タテ&2位浮上を目指して和田毅が先発。北京五輪前最後の登板を白星で飾ることが出来たのか?

1回、和田は先頭の西岡に7球目のストレートを左中間スタンドへの先頭打者本塁打を浴び、出だしから躓いてしまいます。西岡の一撃で和田のハートに火が点いたのか、2番以降を3者連続で空振り三振に仕留めました。その裏、ソフトバンクはロッテ先発・渡辺俊介から本多と川崎の連打で無死1,2塁で同点のチャンス。松中の1塁ゴロでそれぞれ進塁すると、小久保がセンターへの犠牲フライを放って同点に追いつきました。
2回、今江の2塁打と竹原の四球で2死1,2塁と追加点のピンチを迎えた和田でしたが、大塚をセンターフライに打ち取って3アウト。3回にはまたも先頭打者にヒットを許しますが、後続をしっかりと抑えて勝ち越し点を献上せず。4回にはようやくこの試合最初の3者凡退に抑えました。
打線のほうは、2回と3回にランナーを出しますが、何れも併殺打でチャンスを作ることが出来ません。4回、1死から小久保、松田、長谷川の3連打で満塁と逆転のチャンスを迎えましたが、明石が3塁フライ、高谷が捕手フライに倒れてしまい、満塁のチャンスをモノにすることが出来ませんでした。4回のチャンスを逸したせいなのか、5回以降は渡辺の前に3者凡退が続きます。
和田は5回も3者凡退に抑えると、6回も3人で抑えて3イニング連続の3者凡退の好投が続きます。7回は1死からヒットを許すも後続を抑えて無得点。試合は1-1で同点、和田と渡辺の投手戦となりました。
8回、最も出してはいけない西岡を四球で歩かせた和田は、犠打と1塁ゴロで2死3塁と勝ち越しのピンチを背負うと、里崎のレフト前タイムリーを浴びてようやく均衡が破れます。まだ1点差、でも終盤の失点は痛いといえるでしょう。9回も続投した和田は、ロッテ打線を3者凡退に抑えて味方の援護を待ちます。
5回以降4イニング連続で3者凡退のソフトバンク打線は9回裏、先頭の松中がセンターフライで1死。このまま渡辺を打ち崩せないまま終わってしまうところでしたが、続く小久保が4球目のシンカーを捉えると、打球はバックスクリーン右に突き刺さるソロ本塁打で同点に追いつきます!松田が倒れて2死後、長谷川のライト前ヒットでサヨナラのチャンスを迎えますが、明石が空振り三振に倒れて3アウト。それでも土壇場で振り出しに戻して勝負は延長戦に突入。
延長戦に入ったこの試合、和田は10回もマウンドに上がります。その和田は先頭の大塚に2塁打を打たれると、西岡の犠打で1死3塁とピンチとなります。和田はここから粘ります。根元を捕手フライに打ち取ると、福浦を3塁ファウルフライに打ち取って3アウト。なんとか無失点で切り抜けた和田はガッツポーズ!その裏、ロッテの渡辺も続投。ソフトバンクは2死から本多が内野安打で出塁しますが、川崎が倒れてサヨナラならず。両先発の意地の投げ合いは、ともに10回を投げ終えたところで降板。2番手以降の中継ぎ陣に後を託しました。
11回、ソフトバンクは守護神・馬原がこの日も登場。馬原は里崎をレフトフライに打ち取りますが、続く今江の場面で松田が悪送球。1塁手・小久保がタッチしましたが判定はセーフ。王監督と小久保が抗議しましたが判定は覆りませんでした。それでも馬原は冷静でした。橋本をセンターフライ、サブローを空振り三振に仕留めて3アウト。さすが鷹のクローザー。この日もゼロに抑えました。その裏、ソフトバンクはロッテ2番手・荻野の前に3者凡退に終わり、勝負は本当に規定の12回へ。
12回、3番手・高橋秀聡が登板。高橋は先頭の早川を空振り三振に仕留めると、続く大塚に四球を与えて1死1塁と勝ち越しのランナーを出します。西岡をセンターフライで2死にしたところで4番手・陽耀勲(ヤン・ヤオシュン)と交代。陽が抑えればロッテの勝利が消滅するところですが、代打・堀への初球を頭部付近?に当ててしまいます。あーあやっちゃった。でも陽は危険球で退場されず。動揺していないか不安でしたが、福浦を打ち取って2者残塁。これでロッテの勝ちは無くなりました。
その裏、先頭の長谷川がライト前ヒットで出塁。ここで長谷川の代走に金子が入ります。明石犠打のあと、高谷が四球を選んで1死1,2塁。2試合連続で打点を稼いでいる途中出場の辻武史に期待がかかりましたが、結果は詰まり気味の投手ゴロ。でも走者がそれぞれ進塁して2死2,3塁。このチャンスで本多が登場。1塁が空いているので敬遠するのかと思われましたが、ロッテバッテリーは本多と勝負。そしてカウント2-2、荻野の5球目の高めのストレートを本多が捉えると、打球は三遊間を抜けてサヨナラタイムリー!ソフトバンクが延長12回の死闘を制してロッテに3連勝を飾りました!


ソフトバンク-ロッテ 15回戦
(ソフトバンク8勝7敗、ヤフードーム、13:00、33706人)
M 100 000 010 000  2
H 100 000 001 001x  3
(延長十二回)
【投手】
(ロ)渡辺俊、川崎、荻野-里崎
(ソ)和田、馬原、高橋秀、陽耀勲-高谷
【責任投手】
(勝)陽耀勲5試合1勝1敗
(敗)荻野34試合3勝4敗15S
【本塁打】
(ロ)西岡10号ソロ(1回、和田)
(ソ)小久保18号ソロ(9回、渡辺俊)


ソフトバンクはこれで今季9度目のサヨナラ勝ち、本多は自身2度目のサヨナラ打を放ちました。いやぁ~今年のホークスはサヨナラ勝ちが多いですなぁ。開幕戦で柴原がサヨナラ本塁打があれば、2試合目では本間がサヨナラタイムリー。交流戦の巨人戦で川崎が打って、交流戦明けの北九州での楽天戦で本多がサヨナラヒット、先日の西武戦では高谷が打ちました。9度のサヨナラのうち、川崎と本多が2度サヨナラヒットを打っているんですね。こんなに劇的な勝利が多いソフトバンクホークス、10度目以降のサヨナラ勝ちは起きるんでしょうか。
ソフトバンクはロッテ戦で3タテ成功。対戦成績も8勝7敗と白星が先行しました。初戦は大隣の完封&小久保の2発があって14点の圧勝、2戦目は辻のタイムリーで成瀬に勝利、そしてこの日は和田と渡辺の投手戦のあと、延長12回のサヨナラ勝ちでした。2試合とも僅差での勝利でした。渡辺も成瀬も本当にいい投手なので2日間とも本当に苦しめられた感じがしましたよ。これからも苦戦すると思いますが、ロッテ先発陣を打ち崩してもらいたいです。
先発の和田は10回まで投げて、打者39人に対して145球、被安打6・3四死球・5奪三振・2失点(被本塁打1)の内容でした。初回に西岡に本塁打を浴びましたが、後続を3連続三振。3回までは先頭打者にヒットを許しましたが、4~6回までロッテ打線を抑えました。白星はつきませんでしたが、この内容なら北京でもやってくれるはずです。ダルビッシュ、涌井、成瀬、チームメイトの杉内らに負けない活躍を祈っています。この試合の勝利投手が陽耀勲で、通算10試合目の登板で嬉しいプロ初勝利となりました。死球のショックが尾を引いていたら福浦に打たれて負け投手になっていましたな。本当におめでとうございます。お兄さんラッキーでしたね~。ねえ、陽耀勲は台湾代表に入っていませんよね?ウィキペディア調べでは、WBCの時に入っていたんですが…。
これで福岡ソフトバンクは3連勝、日本ハムが札幌ドームでの西武戦で敗れたため、5月13日以来の単独2位に浮上しました!次はヤフードームで日本ハムとのオールスター前最後の2連戦。初戦は杉内が投げる予定でしたが、背中の張りを訴えていたため1日遅らせることになりました。この影響が火曜日に出なければいいんですが…。杉内の代わりに先発するのは…、パウエルかよ。(号泣)日本ハムの予告先発は武田勝。相手が手強いし、パウエルと武田勝の組み合わせじゃどーも勝てる気がしない。これじゃあロッテとの3連勝が水の泡になるかもしれません。初戦は勝つしかないといえども、不安だらけの月曜日となりそうです。マジで頼んだよ。


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