静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

蔵屋@正直です

2016年03月02日 07時01分52秒 | 居酒屋
蔵屋@正直です

 お休みの日曜日、J2リーグの初戦を引き分けた清水エスパルスでした。
雲行きが怪しいので、今夜は飲み会という名前の緊急避難です。
日曜日は午後4時からやっている、お馴染み「蔵屋」さんにやってきました。



 お店にはお客さんはおらず、どうやら一番乗りのようです。
例によって右端のカウンター席にすわります。
まずは瓶ビールで乾杯です。





 先代の御主人に腰の具合をうかがいますが、まだ本調子ではないそうでした。
まあ息子さんに任せてのんびりすれば良いんでしょうが、なかなか忙しそうですね。
それでもコック歴は30数年ですから大ベテランです。



 お通しは鮭のハラモでした。
炙ってあるので温かいです。
これをつまみながらおつまみを考えます。
前回注文して気に入った、「お刺身盛り合わせ」を頼もうかな。

 すると、先代からこんな声が
「今日は日曜だから刺身はあまり良くないよ」
「何か他の物にしたらどう?」
まあ何と正直なお答えでしょうか。

 それならホワイトボードにお勧めと書かなければいいのにとも思いますが、昨日のものを消し忘れたのかもしれません。
めいめいが好きなものを選んで注文しました。



 ビールが空いて、今回もショーチューのボトルをお願いしました。
こちらのお店では毎回このパターンですが、三人いるとちょうど空きますから手頃なんですね。
炭酸をもらってこれで割ります。



 お酒は好きなだけ入れられるので、かなり濃いめのチューハイになりますね。
目の前ではフライパンをふるう心地よい音が聞こえてきます。
それを見るのもまた楽しいものです。



 「白レバームース」です。
これは息子さんのお得意でしょうね。
こういう洒落たおつまみもメニューに入っていますから、若い方でも大丈夫です。



 そして、息子さんがフライパンで作っていたものが出てきました。
野菜炒めです。
野菜サラダより野菜炒めが好きなのは、年を取った証拠かも知れませんが、それで良いんです。
しっかりと分けていただきました。



 これならけんかが無くて平和です。
ところでお刺身の代わりには「ぶりかまのスモーク」を選びましたが、これがなかなか時間が掛かります。
「もう少し時間が掛かりますので、待ってくださいね」



 そしてしばらく経過しての出番がやってきました。
このスモーク加減がまた最高でした。
これはなかなか良い工夫ですね。
チビチビやれる良いつまみになりました。



 季節感を出そうと、「鮎の唐揚げ」です。
小鮎のほろ苦さが春の足音を感じさせてくれます。
苦みの美味さが分かるようになればもう大人の仲間入りです。
私はすでに大人を通り過ぎていますが、それでもなお美味しいですね。

 正面の席にはお食事目的で子供さんを連れたお客さんです。
お子さんが美味しそうにオムライスを食べているのはいい光景ですね。
何となくお店が和んだ感じになりました。
他にお客さんも入ってきて、席もだいぶ埋まってきました。



 さて、これもまた初めての注文ですが、ピザを頼んでみました。
出てきたのはクリスピータイプの食べやすいピザで、軽いシメには良いですね。
タバスコをかけていただきます。
これも息子さんの力作でした。

 1時間半ほど楽しんでお会計です。
今回も一人3千円弱で十分楽しめました。
こちらのお店はやはり複数で行くべきでしょうね。
ほろ酔いかげんでお店を後にしました。

 ごちそうさまでした。
コメント
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