こひなた@新橋
築地の「若葉」さんで美味しいラーメンをいただいた後は、場外市場を冷やかして廻ります。
そういう感じで見てみますと、なるほど開いているお店は少ないですね。
それでも魚介系のお店はほとんどが行列している状態でした。
海鮮丼やにぎり寿司の盛り合わせなど、いいお値段にもかかわらず、大人気のようでした。
そこを横目に見ながら通り過ぎていきますが、さて困りました。
本日1軒目に予定していたお店も当然のようにお休みです。
そこでとりあえず新橋まで戻ることにしました。
もと来た道を歩いて戻ります。
新橋について新橋ビルの地下に進みました。
ここなら昼から飲めるお店がありそうです。
まず目に付いたのは、「へそ」さんですが、揚げ物はきつそうなのでスルーしました。
やはりここが良いと決めて向かった先はすぐそばの「こひなた」さんです。
しかしカウンターはほぼ満席です。
お店の方に声を掛けると、少し詰めていただくことができました。
「ちょっと待ってね」
年配の女性がお一人でやっているお店ですから、まずは手が空くのをのんびり待ちます。
どうやらオムレツを作っているようですね。
そのまま5分ほども待ったでしょうか、ようやく注文が許されました。
まずは二人そろってチューハイです。
1杯240円ですから千円札をテーブルに置いておきます。
こちらは商品と引き替えのシステムで、めいめいの前にはプラスティックの小銭入れが置いてあります。
女将さんは千円札を取ってお釣りをそこに入れていきます。
「520円のお釣りね」
ここで女性客がお二人入ってきましたが、女将さんは妙に冷たい感じでした。
「今忙しいからしばらく待ってね」
その理由はだんだんに分かってくるんですが、どうも雑誌かなにかの取材ということでした。
お隣の常連さんとの会話で分かりましたが、あんなに素っ気なくて良いんでしょうかね。
まあそんなことよりもつまみです。
まずは、「煮こごり(200円)」です。
これはなかなか良いつまみでした。
静岡ではめったに見かけない煮こごりですが、東京では季節によってメニューに出ることがあります。
私は大好物ですからすぐに注文してしまいます。
甘じょっぱい煮こごりは良いつまみですね。
この200円は大正解でした。
ところが人間万事塞翁が馬でした。
「まぐろブツ(200円)」です。
まあ200円という値段が値段ですから、多くは期待していませんでしたが。
こういうこともありますね。
チューハイが空いて二杯目の注文です。
「日本酒をぬる燗でお願いします」
取材の方はまだ待たされていますが、大丈夫でしょうかね。
「お酒を温めていますから、ちょっと待ってくださいね」
冷や酒に燗酒器から出てきたものを混ぜて、ぬる燗が完成しました。
しっかりと器にもおまけがあふれています。
日本酒は1杯260円で、これも小銭入れから回収されていきます。
ようやく取材の許可が出たようで、記者の方がお店の写真を撮り出しました。
「顔はだめだよ」
このお母さんはマスコミはあまり好きではないようですね。
かというと、お総菜の盛りが悪いのは避けたりしていて、見映えは気になるようでした。
もう1品欲しくなって、「クジラ刺し(300円)」です。
「冷凍から出したばかりだから、まだ冷たいよ」
確かにクジラの肉はシャリシャリしていました。
入る前からそうでしたが、ちょうど反対側にあるお店でエスニックなランチをやっているようで、スパイスの香りがかなり強く漂ってきます。
これは一体なんだろうかと気になりますが、結局最後まで分かりませんでした。
不思議なことに午後1時を過ぎると、お客さんが帰り始めて、かなり空いてきました。
初めは満席だったのが、最後は取材の方と私たちだけになりました。
こうなると帰りづらいですが、ちょうど新規の男性一人客が入ってきたので、入れ替わりにお店を出ます。
相変わらず取材は続いていますが、どんな記事になるのか気になりました。
時間調整は十分できて一安心です。
ごちそうさまでした。
築地の「若葉」さんで美味しいラーメンをいただいた後は、場外市場を冷やかして廻ります。
そういう感じで見てみますと、なるほど開いているお店は少ないですね。
それでも魚介系のお店はほとんどが行列している状態でした。
海鮮丼やにぎり寿司の盛り合わせなど、いいお値段にもかかわらず、大人気のようでした。
そこを横目に見ながら通り過ぎていきますが、さて困りました。
本日1軒目に予定していたお店も当然のようにお休みです。
そこでとりあえず新橋まで戻ることにしました。
もと来た道を歩いて戻ります。
新橋について新橋ビルの地下に進みました。
ここなら昼から飲めるお店がありそうです。
まず目に付いたのは、「へそ」さんですが、揚げ物はきつそうなのでスルーしました。
やはりここが良いと決めて向かった先はすぐそばの「こひなた」さんです。
しかしカウンターはほぼ満席です。
お店の方に声を掛けると、少し詰めていただくことができました。
「ちょっと待ってね」
年配の女性がお一人でやっているお店ですから、まずは手が空くのをのんびり待ちます。
どうやらオムレツを作っているようですね。
そのまま5分ほども待ったでしょうか、ようやく注文が許されました。
まずは二人そろってチューハイです。
1杯240円ですから千円札をテーブルに置いておきます。
こちらは商品と引き替えのシステムで、めいめいの前にはプラスティックの小銭入れが置いてあります。
女将さんは千円札を取ってお釣りをそこに入れていきます。
「520円のお釣りね」
ここで女性客がお二人入ってきましたが、女将さんは妙に冷たい感じでした。
「今忙しいからしばらく待ってね」
その理由はだんだんに分かってくるんですが、どうも雑誌かなにかの取材ということでした。
お隣の常連さんとの会話で分かりましたが、あんなに素っ気なくて良いんでしょうかね。
まあそんなことよりもつまみです。
まずは、「煮こごり(200円)」です。
これはなかなか良いつまみでした。
静岡ではめったに見かけない煮こごりですが、東京では季節によってメニューに出ることがあります。
私は大好物ですからすぐに注文してしまいます。
甘じょっぱい煮こごりは良いつまみですね。
この200円は大正解でした。
ところが人間万事塞翁が馬でした。
「まぐろブツ(200円)」です。
まあ200円という値段が値段ですから、多くは期待していませんでしたが。
こういうこともありますね。
チューハイが空いて二杯目の注文です。
「日本酒をぬる燗でお願いします」
取材の方はまだ待たされていますが、大丈夫でしょうかね。
「お酒を温めていますから、ちょっと待ってくださいね」
冷や酒に燗酒器から出てきたものを混ぜて、ぬる燗が完成しました。
しっかりと器にもおまけがあふれています。
日本酒は1杯260円で、これも小銭入れから回収されていきます。
ようやく取材の許可が出たようで、記者の方がお店の写真を撮り出しました。
「顔はだめだよ」
このお母さんはマスコミはあまり好きではないようですね。
かというと、お総菜の盛りが悪いのは避けたりしていて、見映えは気になるようでした。
もう1品欲しくなって、「クジラ刺し(300円)」です。
「冷凍から出したばかりだから、まだ冷たいよ」
確かにクジラの肉はシャリシャリしていました。
入る前からそうでしたが、ちょうど反対側にあるお店でエスニックなランチをやっているようで、スパイスの香りがかなり強く漂ってきます。
これは一体なんだろうかと気になりますが、結局最後まで分かりませんでした。
不思議なことに午後1時を過ぎると、お客さんが帰り始めて、かなり空いてきました。
初めは満席だったのが、最後は取材の方と私たちだけになりました。
こうなると帰りづらいですが、ちょうど新規の男性一人客が入ってきたので、入れ替わりにお店を出ます。
相変わらず取材は続いていますが、どんな記事になるのか気になりました。
時間調整は十分できて一安心です。
ごちそうさまでした。