静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

老卿@平塚

2018年01月09日 07時16分19秒 | ラーメン(静岡県以外)
老卿@平塚

 さて、熱海駅を出た列車は順調に上野に向かって走っていきます。
しかし予定よりも1時間半ほど遅れていますから、問題はお昼のラーメンです。
当初は池袋でいただくつもりでしたが、この調子ですと池袋に着くのは1時半ごろになりそうです。
どこか近くで良いお店はないかと急きょ検索します。

 出来れば駅のそばで、行ったことのないお店が良いな。
神奈川県のリストから探すと、面白そうなお店が見つかりました。
よし、ここにしましょう。
まずは平塚の駅で下車しました。



 お店の名前は「老卿(ラオシャン)」さんで、独特のタンメンを出すことで有名です。
かなり昔に、厚木にある同じ名前のお店に行ったことがありますが、このお店は初めてです。
場所は駅のすぐ前でしたからすぐに見つかりました。
階段を下ってお店に入ります。



 細長いお店で右手に調理場とそれに面した長いカウンター、左にはテーブル席が並んでいます。
まずは券売機で食券を購入して、テーブル席に座ります。
麺は「タンメン(600円)」だけで、後はみそ味やトッピングだけですからシンプルで良いですね。
セルフサービスのお冷をくんで出来上がるのを待ちます。



 元気なおばちゃんと調理のおじさんだけですが、活気が良いお店でした。
一人客はカウンターに、グループはテーブル席にと指定するようです。
テーブルの脇についている給水口がなかなか面白かったです。



 すぐに「タンメン」が出てきました。
「ラー油を掛けてお召し上がりください」
ここではコショーではなくラー油が定番の調味料です。



 出てきたタンメンですが、具には大量のワカメが目立ちます。
そこにメンマも少し乗っています。
あとは白いストレートの細麺だけですからシンプル極まりないラーメンです。
この透き通ったスープがまた良い味わいですね。



 お勧めの通りに、お酢とラー油をたっぷりかけていただきます。
なおラー油は自家製のもので、そこには唐辛子が沈んでいますが、それほど辛いわけではありませんから、安心して使えます。
お客さんの注文はほとんどの方がこのタンメンで、「餃子」とセットにしている方も多かったです。

 長旅でお腹が空いていたわけもありますが、このタンメンが予想以上に美味しかったです。
麺もつるつるでのど越し最高ですが、やはりこのあっさりしたスープが良いです。
最近はこってり系のラーメンが多いですが、このスープはすきっとしていてかなり美味しいと思いました。
なるほどラー油が合うタンメンですね。

 初めに予定していた電車ですと平塚駅に着くのはお店の開店前ですから、食べられなかったタンメンです。
列車が遅れたおかげで食べることができたわけですから、これも何かの縁でしょうね。
美味しいタンメンで一息つくことができました。
すっかり満足してお店を後にしました。

 ごちそうさまでした。

コメント
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