デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

ヤブミョウガやセンニンソウ

2014年08月18日 | デジカメ散歩

Yabumyouga140818   相変わらず不安定な天候が続いている。太平洋高気圧が弱く「前線」(秋雨前線)が停滞していることに起因していると「気象専門家」が語っている。本格的な夏がやってこないまま秋になってしまう感。

  今日も朝から曇り空だが晴れ間も見え,ときどき真夏の太陽が顔を出す。そんななか,兄弟山近くの山地および糸米地区平地コースを歩いた。林の中で70~80センチくらいの茎の先端に白い花を輪生状につけた野草を見かけた。ツユクサ科のヤブミョウガである。これを今日の一枚とする。

Senninsou140818  そして林の縁の日当たりのよいところでセンニンソウが十字型の白い花をいっぱいつけているのを見かけたのでこれを今日のもう一枚とする。草木に絡んで茎を伸ばしいくつも分岐し拡がっている。

  やがて実をつけ,その実の先端に白い羽毛状のものをつける。これを仙人の髭に見立てこの名があるらしい。その近くで美しい立派な花をつけたタカサゴユリをみかけたので加えての一枚とする。いまが真っ盛りで,あちこちで群生しているのを見かける。

 

Takasagoyuri140818


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ホテイアオイ見かける

2014年08月01日 | デジカメ散歩

Hoteiaoi140801  いまにも小雨が落ちてきそうなあいにくの天候である。加えて少し動いただけで汗ばむほどに蒸し暑い。おそらく北上中の12号台風の影響であろう。そんななか所要の合間をぬって糸米地区平地コースを歩いた。

  かつて大きな家のあった場所が空き地になっていて,その一画に古池が残っている。その池の水草が薄紫色の美しい花を咲かせているのを見かけたので,これを今日の一枚とする。

  ホテイアオイ(布袋葵)というミズアオイ科の水生植物である。膨れた葉柄が浮き袋となっており,七福神の布袋のお腹に似ていることからこの名があるとのこと。大繁殖しやすいので「迷惑植物」となる場合もあるらしい。かつて我が家近くの用水池にも生えていたが大洪水で流されてしまった。そして今日のもう一枚は,一昨日から昨日にかけて実家(岩国市本郷町)へ「草刈」に帰った際撮ったカワラナデシコとする。この場も「草刈」の対象となっていることから,まずはカメラに収め花を摘んでお墓にお供えした後に作業にかかった。加えての一枚は実家近くの高台からの眺望である。実家の田圃もそうだが高齢・過疎化がすすみ「休耕田」が年ごとに増えていく傾向にあり残念かつ寂しさを感ずる。

Kawaranadeshiko140730

Sato140731

 


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ソクズやイヌタデなど

2014年07月29日 | デジカメ散歩

Sokuzu140729  朝から真夏の太陽がギラギラと照りつけている。そんななか山地の集落(大山路:おおやまじ)へ。山地の集落までの道のりは日陰はないが,山地の集落周辺には適度に日陰があり,時折涼しい風が通り抜け快適だった。

  荒れ地で草丈がおよそ1メートル余もある比較的大型の野草が茎の先端に上向きの白い集団花をつけているのを見かけた。ソクズ(別名 ニワトコ)である。これを今日の一枚とする。どこにでも生えていそうなこの草,何故だかこの場でしか見かけない不思議な存在。  そして今日のもう一枚は,その近くで見かけたイヌタデとする。これにも蜜があるのだろうか,小さな虫が飛んできて羽を休めていた。  これらのほか,エノコログサの群生,ヤブガラシ,ヤブラン,ソクズ,コマツナギ,咲きはじめたツクシハギ,コマツナギ,リョウブなどを見かけカメラに収めて帰った。これらのうち,エノコログサの群生を加えての一枚とする。

Inutade140729

 

Enokorogusa140729


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ヨウシュヤマゴボウ&ノギラン

2014年07月17日 | デジカメ散歩

   相変わらずすっきりしない天候が続いている。今日も朝のうちは小雨が降ったり止んだりでお昼頃になってようやく薄日が射すほどに回復したので「早飯」食ってカメラ持って出かけた。    「兄弟山」近辺の山林道を奥に向かって久々歩いてみた。この時期,ヨウシュヤマゴボウ,がわずかに紅色を帯びた小さな小さな花を穂 状につけているのをよく見かける。ここにもいっぱい生えている。今日の一枚はんなヨウシュヤマゴボウとする。径が5ミリくらい小さな花に,これまた小さな小さな虫が「花蜜」を吸いに来た。  その近くの山の斜面で,これまた小さな黄緑色の花を穂状につけたノギランを見かけたのでこを今日のもう一枚とする。過日も紹介したが,ランという名がついているがランの仲間ではなくて,ユリの仲間だそうだ。ここでは今が真っ盛りのようでいっぱい生えていた。これらのほか,コマツナギ,オトギリソウ,アカメガシワ,ヤブラン,アキノタムラソウ,ダイコンソウなどをカメラに収めて帰った。

Yousyuyamagobou140717

 

Nogiran140717

 


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サオトメカズラ(早乙女蔓)ほか

2014年07月15日 | デジカメ散歩

Hekusokazura140715_3  

今日もすっきりしない天候。所要を済ませ散歩に出かける。川岸を川下側に向かっておよそ1.5キロ下った後,反対岸を我が家のでコース。  川岸や河川敷のあちこちでヤブカンゾウの群生やピンクの大きな花をいっぱいつけたヒルガオを見かけたほか,草木に絡んだ蔓を伸ばし,中央が赤い(あずき色)小さな白い花をいっぱいつけたヘクソカズラ(屁糞蔓)をあちこちで見かけたのでこれを今日の一枚とする。全体に悪臭があることからこの名があるらしいが,花型が「早乙女の傘」に似ていることから,サオトメカズラ(早乙女蔓)という可愛い別名もある。よって,これからはこの名で呼ぶこととしよう。 土手で早くもマルバルコウ(ヒルガオ科)が朱赤色の小さな可憐な花をつけだしたりを見かけたのでこれを今日のもう一枚とする。これから秋口にかけての当分の間楽しませてくれる。図鑑によると「熱帯アメリカ原産で,江戸末期に渡来し観賞用として栽培されていたものが野生化 したもの」とのこと。これらのほか,ヤブランやツユクサ,ゲンノショウコ,そして,昨日のコオニユリに続いて,今日は河川敷の草地でオニユリが咲いているのをみかけたのでこれを今日の加えての一枚とする。

Marubarukou140715_2

   

Oniyuri140715_3


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