相変わらず不安定な天候が続いている。太平洋高気圧が弱く「前線」(秋雨前線)が停滞していることに起因していると「気象専門家」が語っている。本格的な夏がやってこないまま秋になってしまう感。
今日も朝から曇り空だが晴れ間も見え,ときどき真夏の太陽が顔を出す。そんななか,兄弟山近くの山地および糸米地区平地コースを歩いた。林の中で70~80センチくらいの茎の先端に白い花を輪生状につけた野草を見かけた。ツユクサ科のヤブミョウガである。これを今日の一枚とする。
そして林の縁の日当たりのよいところでセンニンソウが十字型の白い花をいっぱいつけているのを見かけたのでこれを今日のもう一枚とする。草木に絡んで茎を伸ばしいくつも分岐し拡がっている。
やがて実をつけ,その実の先端に白い羽毛状のものをつける。これを仙人の髭に見立てこの名があるらしい。その近くで美しい立派な花をつけたタカサゴユリをみかけたので加えての一枚とする。いまが真っ盛りで,あちこちで群生しているのを見かける。