ここのところ「台風8号」の影響などをうけ不安定な天候が続いている。今日は雲が多いものの時折晴れ間も見え暑い。「日中の最高気温は30度を超す」と報じている。そんななか,山地の集落(岩杖地区)を歩いた。 林の縁で小さな小さな黄色い花を7つけたサワオトギリを見かけたのでこれを今日の一枚とする。草丈が10センチくらいで多数枝分かれした先端に径が7~8ミリくらいのオトギリソウを圧縮したような花をつけている。 そ して今日のもう一枚は,朱赤色の花をつけたヒメヒオウギズイセン(アヤメ科)とする。毎年この時期になると川岸や土手などで咲きはじめ初秋まで楽しませてくれる。ネットで調べたところ「園芸種」として明治時代にヨーロッパから渡来したものが野生化したものだとのこと。これらのほか,ウツボグサ,ヨウシュヤマゴボウ,ヤマジノホトトギス,早くも咲きはじめたヨメナなどをカメラに収めて帰った。
昨日は「警報」が出るなどの大雨が降ったが,今日は朝のうちまで雨が残ったもののお昼前には晴れ間が見えるほどに回復した。 そんななか,所要を済ませ川岸を歩いた。大雨が降ったことから川の流れは強い。川岸の草地のあちこちで,ヤブカンゾウが鮮やかな黄赤色の立派な花をつけているを見かけたのでこれを今日の一枚とする。蕾の個体もうちこちにあり,しばらくは楽しめそうだ。 その近くでは,ヒルガオが,これまた径が5センチくらいの立派な花をいっぱいつけているのを見かけたのでこれを今日のもう一枚とする。茎を伸ばし拡がっており,繁殖力が強そうで,仮に畑や庭に侵入したとすれば退治するの大変であろう。これらのほか,ヤブガラシ,ノブドウ,イヌホオズキ,アレチハナガサ,イヌタデなどをカメラに収めて帰った。
相変わらず「梅雨空」だが時折薄日も射す。そんななか所要を済ませカメラ持って出かける。 山地の集落・岩杖周辺を散策。集落にさしかかったところでヤブカンゾウが咲いているのを見かけた。花茎を伸ばし蕾をいっぱいつけている光景をあちこちで見かけてたがついに開花した。これが咲くと次はお気に入りのコオニユリやキツネノカミソリが咲きはじめ,野山は一段と賑やかになる。林にさしかかったところでヤブコウジが小さな小さな花をつけいているのを見かけたのでこれを今日の一枚とする。茎の高さが10センチくらいなので撮るのに一苦労。腹ばいになってなんとか溶けれた。そして,すぐその近くではジャノヒゲ(キジカクシ科)が,これまた小さな小さな白い花をつけているのを見かけたのでこれを今日のもう一枚とする。これも腹ばいになって苦労して撮った一枚。 これらのほか,ネムノキ,ミズタビラコ,ハタザオ,トウバナハナニガナなどをカメラに収めた。これらのうち淡紅色の花をいっぱいつけたネムノキを加えての一枚とする。
昨日同様に曇ってはいるものの時折薄日も射す。そんななか,所要を済ませ散歩へ。 川岸を川下側へひたすら下った後,田園地帯を経て我が家までのおよそ4キロコース。川土手でまず最初に見かけたのは,ムラサキツユクサを白くしたような花をつけたトキワツユクサを見かけたのに続き,その近くの崖地でツルマンネングサやアレチハナガサ,ヤブジラミなどを見かけカメラに収めた。さらに下ったところの川岸でお気に入りのウツボグサが咲きはじめているのを見かけた。またその近くでノビルが可憐な花をつけているのを見かけた。川土手を下り終え田園地帯へと向かったところで,白い花をつけたユウゲショウを見かけた。ネットでいろいろ調べたらアカバナユウゲショウの「白色版」のようだ。はじめて見たこの珍しい花を今日の一枚とする。そしてもう一枚は前出のトキワツユクサとする。昭和初期に観賞用として南米から渡来した「外来種」で,その名はツユクサに似ていて常緑なので「常磐(ときわ)によるとのこと。さらにもう一枚はお気に入りのウツボグサとする。まだポツンポツンと頭を出している程度だが,いずれ群生している光景ををあちこちで見かけるようになるであろう。以下,田圃周辺のあちこちで群生していたアカバナユウゲショウ,および田植えの終わった田園風景をUPする。