今日は「晴れ」との予報だったが,朝から空は厚い雲に覆われ今にみ小雨が落ちてきそうなあいにくの天候。そんなか所要を済ませ糸米川沿いを兄弟山方面へ奥へ奥へと向かって歩いた。
まず目についたのは,小さな小さな白い花をつけたタニギキョウ,まだ数輪しか花をつけていないが,やがていっぱい咲かす。その近くではスズシロソウやツルカノコソウ,そしてシャガが咲きはじめているのを見かけたほか,タチツボスミレなど幾種類かのスミレ,ハルジオンなどを見かけた。
これらのうち今日の一枚は,林の縁のやや湿った場所に生えていたツボスミレ(別名:ニョイスミレ)とする。花茎の高さがおよそ7~8センチくらいで径1センチくらいで唇弁に紫色のすじのある可憐な花をつけている。
さらに奥へ歩をすすめたところで,ムラサキケマンの群生,オオバタネツケバナ,ヒメウズ,そして,昨日に続いてここでも淡紫色の唇形の花をつけたカキドオシ(シソ科)を見かけたこれを今日のもう一枚とする。