キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)
今日も昨日同様、「梅雨空」であるものの晴れ間も見える。そんななか所要を済ませ、キツネノカミソリが咲いているはずだとその場を訪れてみた。咲いてた。今年もその美しい姿を見ることができた。ただ残念なことに、年毎に株数が減ってきているのに加え、過日の大雨で大部分の個体が傷ついていたことである。数年前にはこの場に50株ちかくは生えていたのに今年は十数株しか確認できない。図鑑やネットによると、キツネノカミソリは「日本の東北より南の地域に自生する球根植物で、雑木林の中やその縁辺、日の強すぎない北側の傾斜地に生える。」と記されている。まさに、この場はその条件を満たしている。他の場所でも探すもいまだに確認に至らず。この場のキツネノカミソリは重な存在かもしれない。今日一枚はそんなキツネノカミソリとする。