溜池のオシドリ(冬鳥)ペア
10年に一度といわれる「強烈寒波」がやってきて一週間にもなろうとしている。このところ最低気温は毎朝氷点下、日中の最高気温も5℃を超えることなく寒い日々である。今日は陽ざしもあり日中は7℃くらいまで気温は上昇するだろうと報じている。そんななか所要を済ませ山地の集落・大山路地区へ向かい幾種類かのカモ(冬鳥)たち居る溜池を訪れてみた。ところが、ヒドリガモの集団をはじめマガモやヨシガモ、オオバンなどで賑わっていた溜池が今日はひっそりとしていた。泳ぎ回っているのは数羽のオオバンのみで、溜池の岸でカワウやアオサギなどの「大型鳥」が羽を休めていた。とりあえず泳ぎ回るオオバンをカメラに収め、池の奥地でホシハジロらしい姿を見かけたのでzoom upしそれを追った。そうしていると、観察地点よりおよそ120~130mくらいの溜池のいちばん奥地あたりの岸にカモの集団らしきものを見かけた。何だろうかとモニターで確認したところ、オシドリの集団であると判明した。幾度かここを訪れ「オシドリチェック」したものの確認できず「もうここには来てくれないのだろう」と諦めていたが「オシドリ復活」である。しかしながら、警戒心の強い鳥であることから近くにやってくることはなく自身のカメラにうまく収めるのは至難の業である。しばらく様子をうかがっていると、その集団の一部が水面を泳ぎだした。しかも、それたちのうち二羽(ペア)が比較的近いところ(70~80m)までやってきた。これをなんとかカメラに収めることができたのでUPする。
岸に上がって休憩中のオシドリ
もう一枚岸に上がって休憩中のオシドリ