雲ひとつない好天気。朝の散歩は「ふしの川」を上流へ上流へと岩杖という集落まで足をのばす。片道およそ5キロはあるだろう。今日も随分多くの野草たちに出会った。キンポウゲ・キツネノボタン・スズシロソウ・サツマイナモリ・キュウリグサ・ムラツキサギゴケ・ムラサキケマンetc・・・。急速に暖かくなってきて一気に野草たちの動きが活発化してきたようだ。今日の一枚はお気に入りのムラサキケマン(紫華鬘)とする。「華鬘」とは仏殿の欄間などの装飾具だとのことで,そのようにも見える。それにしても実に不思議な形をした美しい花。
空は薄い雲におおわれているが薄日が射している。朝の散歩は糸米の小川沿いを奥へ奥へと歩く。うぐいすの泣き声が遠くで近くで聞こえる。小川のせせらぎとマッチし和ませてくれる。スミレをあちこちで見かけたが何れも色あせしていて元気がない。寒さに負けたのであろうか???。藪の中からツルニチニチソウが顔を出しているのを見かけた。こちらは生き生きとしている。この花は,ヨーロッパ原産だそうで,栽培されていたものが野生化したのだろう。地面をはったり斜面から垂れ下がったのして茂る。まだ数輪しかみかけなかったが,やがてここら付近を青紫の花でうめつくすであろう。今日の一枚はツルニチニチソウとする。
朝から晴れ渡っている。しかし風は冷たい。今日は久しぶりにジープで山地へ。我が家(宮野上)から奥へ奥へ「荒谷ダム」方面へ,そして通称「八丁峠」を経て萩市佐々並に抜けた。所々で車を停め「野草探し」・・・。さらに「21世紀の森」へ向かい,その周辺を散策した。目的はナガバモミジイチゴの花。しかし,まだ咲いていなかった。・・・今日の一枚はハコベとする。
今日の散歩は我が家周辺。川沿い(ふしの川)を上流へ上流へと歩く。道端や荒地・畑などにホトケノザやオオイヌノフグリなどが群がって咲いているのを見かけるようになった。ここ最近真冬なみの寒さが続いているが,春本番が近いことをこれらが知らせてくれている。川土手にあるコヒガンザクラが花をつけていた。今日の一枚はコヒガンザクラとする。