デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

ネジキやテイカカズラ

2020年06月08日 | デジカメ散歩日記

林のあちこちでネジキ(ツツジ科)

およそ半月ぶりの久々の投稿である。この間、犬や猫をめぐりいろいろな出来事があった。それは「追記蘭」に記すこととし、まずは今日の散歩について記す。ここのところ好天気続きのうえ連日の「真夏日」である。今日も朝から陽ざしが強い。そんななか所要を済ませ「スポーツの森」へ向かった。周辺を散策しようと思ったが、あまりにも日ざしが強いことから「炎天下」を歩くことは回避、日陰のある林の縁を歩くこととした。まずは、あちこちでネジキが白い小さな花をいっぱい咲かせているのを見かけた。これを今日の一枚とする。山地の日当たりのよい場所に生える落葉低木で、この時期長さが7~8mmくらいの壺形の花をいっぱい咲かせる。その名は幹がねじれていることによるとのこと。さらに歩をすすめているとスクリュー状の花をいっぱい咲かせているテイカカズラを見かけたほか、ネズミモチ、サルトリイバラの実、草地ではニガナやハナニガナ、ニワゼキショウ、セッカニワゼキショウなど見かけた。そして、ぼつぼつ大好きなオカトラノオが咲いているのではないかとその場を訪れてみると、数株が花を咲かせ始めているのを見かけた。以下にこれらをUPする。

テイカカズラ(キョウチクトウ科)

ネズミモチ(モクセイ科)

咲きはじめたオカトラノオ(サクラソウ科)

ニガナ・・・小さな蜂が密を吸いに来た

セッカニワゼキショウ(アヤメ科/北アメリカ原産の帰化植物)


【追記】

   去る5月25日(月)、「宮野湖」方面に向かい周辺を散策している際、「小型犬」が藪の中でしきりに餌を探しているような仕草をしているのを見かけた。こんな所に犬がいるはずがないと目を疑ったが、犬であることには間違いないなかった。毛は伸び放題で「毛玉」がひどいうえ、身体の一部の毛が抜けてしいて皮膚がむき出しになっているところも見受けられる。放置されて長らく生き延びていたのか、それとも何らかの理由で長期間、犬の世話ができなくなり、止むを得ずここに放置せざるを得なかったかも知れない。何れにせよ、この場へそのまま放置するわけにもいかず、こうした犬のことに詳しい隣に住む姪に連絡したところ、「捕獲が可能ならば連れ帰るように」との指示に従い車に乗せて帰った。

  そのことを知った姪の長女が、仕事を早めに切り上げ帰宅。保健所をはじめ警察署、動物保護団体など関係個所に報告してくれたうえ、直ちに「動物病院」に犬を連れて行き、必要な診断や応急手当、洗浄などしてもらった。診断結果によると、貧血、栄養失調による衰弱、加えて「皮膚病」にも罹っているとのことで、当面、「投薬」と節目・節目の「通院治療」が必要だとのこと。なお、この犬は「小型犬」の「雑種」で生後1年に満たない幼い犬であることも判明した。翌26日(火)は、警察署へ行き必要な「届」を行った。これはいわゆる「落とし物届」と同じ扱いのようで、「3か月の間に持ち主の申し出でがない場合は届けた者の所有となる」ようだ。よって、それまでは「所有権」はない。当然のこながら「譲渡」などはできない。れまでの間、我が家には「保護責任」が課せられると解される。保護して2週間が経過、孫たちにも受けに入れたものの、原則として室内で飼う必要のある「小型犬」を飼った経験などはなく、戸惑うことばかり。

   さて次は「猫の件」である。我が家には猫が一匹「家族の一員」として一緒に生活していた。この猫も「迷子猫」で5年前に息子が連れ帰ったものだった。ところが、どうしたことか、5月29日(金)に急死した。「家族の一員」を失い、孫たちは号泣し急死を嘆いた。その翌日、家族で「動物霊園」を訪れ「お葬式」をしてやった。ところが「猫の件」にはまだその続きがある。その一週間後の6月4日(木)、前記の隣に住む姪の長女が可愛がっていた猫が「病死」した。これまた、翌々日の6月6日(土)、またもや「動物霊園」での「お葬式」となった次第。この半月間、ひとつの命を救ったものの、二つの命を失うという悲しい出来事もあり、なんだか複雑な心境である。


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