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2017/2/4 竹浦

2017-02-04 | 宮城の海

天候:晴れ時々曇り
海況:風波少々あり
ポイント:竹浦グロット&弁天島
水温:8~9℃
透視度:7~8m

孵化の時期を迎えたフサギンポたちの観察をメインに、クチバシカジカ抱卵チェック、ニューフェイスリサーチへ行ってきました。

フサギンポ抱卵は、1ヶ所はハッチアウト完了していました。
他4ヶ所の抱卵のうち、1ヶ所ではバックロール渡辺さんがハッチアウト開始場面に遭遇。
 この個体
しかし私が観察した時には、孵化した稚魚は出てきませんでした。
今日明日でハッチアウト完了することでしょう。

卵塊が観察しやすいこちらの個体、しばらく粘りましたが孵化はせず。
  
来週のツアーの時に見れると嬉しいですね~。

こちらは観察しにくい場所ですが、卵はチラッと見えます。
 

クチバシカジカは・・・
本日新たに、抱卵している個体を発見!
 鏡越しに撮影
しかし、鏡がないと全く観察出来ない場所です。
密かに見守りたいと思います。

その50cmほど離れた場所に、別の個体が身を潜めていました。
 こちらも鏡越しに撮影
この個体がメスで、上記オスの場所に卵を産んだばかりなのかな!?と想像しましたが、卵の写真を拡大してみると発眼しているので、そうではないようですね。

他3ヶ所の抱卵も順調です!
 グロットの個体
 弁天島の臆病君
  弁天島の、全く動じない個体

今日は、可愛いウミウサギの仲間を初観察しました!

体長5mm程度で、外套膜がキレイです。
しばらく居てくれることを願います。

来月あたり婚活期に入るダンゴウオは、あまり探さなくても、ふと目が合うほど。
マボヤの入水管と出水管の間の、狭~いところにいたり…
 
海藻の上でゆらゆらしてたり…

タイヤがくっつきやすかったり…

巨大ガレキには多くの生物が住み着いています。
こちらのパイプにはクロアナゴがいました。
 


オコゼカジカ、シシカジカorヤセカジカ、サラサカジカ、メンコガニ、イボイチョウガニ、ガーベラミノウミウシ、エムラミノウミウシ、ヒラミルミドリガイ、ヤリイカ卵、等・・・。
   

風のある日は、港に置いているものが飛ばされないように気を付けましょう。
「あそこに何かの蓋が浮いてるにゃ~~~」
「このくらいの風なら・・・」と、油断してはいけません。

来週末も竹浦に行く予定です!