花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

苦手な人多い昆虫以外の身近な生き物。ダンゴムシ、ヤスデ、カマキリ、カナヘビ、他

2020-07-28 | 生き物
明るい話題のない今日に、多くの人が苦手としているものを投稿するとはと、
顰蹙を買いそうです。
浅く、広くを掲げて来た者としては、どうしてもこれらのものも無視できないのです。
気持ちが悪いと予感がする人は直ぐにスルーして下さい。

*ダンゴムシは落ち葉を食べて、土壌を豊かにする益虫の一面と、
反面農作物の葉や茎(特に新芽)も食べたりと、不快害虫としての側面も持つ。
ダンゴムシ(団子虫)(オカダンゴムシ)
ワラジム目ダンゴムシ(オカダンゴムシ)科  14mm前後、 1年中、
黒褐色で、身を守るために体を完全に丸くすることができる生き物。
人家の庭や公園、荒地など、いろいろな場所で見られる。石の下や落ち葉の下に多い。
ヨーロッパ原産の帰化動物。

半分色が違うのは脱皮を前半分と後ろ半分の二回に分けて行うからなのです 。
背中が真っ黒なものはオス,金色の模様があるのはメスです。 
裏側からの写真です。
体は14の大節からできています。頭:1節、胸:2~8節、腹:9~13節
胸の7つの節に1対づつ足が付いているので、全部で7×2で14本です!

*一番足の本数が多い動物はヤスデです。
ヤケヤスデ?
ヤスデ網おびやすで目ヤケヤスデ科  18-20mm、体幅約3mm 4-10月、有毒害虫 、
体色は主に褐色であるが、変化に富み、黒色に近いものから明るい褐色のものまである。
背板のそれぞれの中央部に横の溝線が1本ずつある。
臭腺と呼ばれる器官から特異な臭液を分泌し、不快臭を発散するので、不快害虫として嫌われる。
ヤスデは1つの節に対して片側2本ずつ計4本の足が生えています 、成体の胴節数は多くが20 。

*ムカデは、漢字で「百足」と書くが、足が100本のものはいない。
トビズムカデ(百足)
オオムカデ目オオムカデ科  110-130mm、3-11月、
胴体は暗藍色で頭部は赤褐色、脚は黄色の日本最大のムカデ。
雑木林の林床周辺で見られるが、人家内に侵入することも多い。
 不用意につかむと大あごで噛みつかれるので要注意。
足は42本しかありません。 胴節という部分の両側に一対が生える 、
胴節の数は、なぜだか必ず奇数なんだそうです、胴節が50個のムカデはいない。


*ヒルと同じ仲間かと思ったら、コウガイビルはプラナリアとヒルはミミズとの近縁種でした。
クロイロコウガイビル(黒色笄蛭) 
ウズムシ目コウガイビル科、  100-200mm、 3-11月、
褐色~黒褐色で、頭部がイチョウの葉のような形の細長い生き物。
人家周辺にも生息し、普段は植木鉢の下や朽木の裏などに潜んでいる。
雨が降った後には地面を這っているのを見ることがある。
ナメクジやカタツムリを食べる肉食性。体の中央部に口がある。
吸血しない 頭の形が笄(こうがい)に似ているのでこの名前がつきました。 
笄(こうがい)とは、昔、婦人がまげに挿して飾りにした櫛のことです。

*この写真を見ても何かよく分かりないでしょう。
アオダイショウ(青大将)
有燐目ナミヘビ科  1100-2000mm、 4-11月、
以前にも書きましたが、雀が「ジュジュジュ」と強く警戒音を発している時は、
近くに何かいる、直ぐに餌台近くに行きましたが何もいない、ふと頭上のバラのアーチに、
長く伸びて留まっていました。今年は良くヘビを見ています。


ニホントカゲ
有燐目トカゲ科トカゲ属、全長150-2700mm、頭胴長60-96mm、 4-11月
黄褐色で、全身がなめらかな鱗で覆われたトカゲ。
山道や林縁、人家の庭などで見られ、石の上などで日光浴しているのをよく見かける。
ミミズ、昆虫、クモなどを食べる。
尚、幼体(5本の縦筋模様に尾はブルー)の色模様が薄れ、成体に近付いて来た個体。
東日本で見られるニホントカゲをアズマトカゲと区別するとの説もある。

カナヘビ(ニホンカナヘビ)
有燐目トカゲ科トカゲ属、全長160-2700mm、頭胴長50-70mm、4-11月、
褐色で、乾いた感じの粗い鱗で覆われたトカゲ。スマートで尾が長い。
草やぶや、林縁などに広く生息する。昆虫やクモを食べる。


▼??
こんなカタツムリ?見た事がない。殻が巻貝になっていないように見える。
と言ってナメクジとは思えません。2枚撮って(02/05/29)いましたが、1枚はピンボケです。


オカモノアラガイ(陸物洗貝) 
柄眼(マイマイ)目オカモノアラガイ科、殻径14㎜、殻高は23㎜ 
カタツムリ等の陸生貝の仲間で、かわいい姿をしています。
乾燥に弱く、水辺に近いジメジメした草かげに生息しています。 
色は軟体部、殻ともにベージュ色で、殻頂は少し黒ずんで見えます。
 殻は透けて見えるほど薄い卵型です。
後ろから見た構図です。

ヒメモノアラガイ( 姫物洗貝 )?
有肺目 モノアラガイ科  殻高 10mm,殻径 7mm
淡水産。殻は黄褐色,革質半透明で光沢があり,卵形。


モリチャバネゴキブリ(森茶翅蜚蠊 )
ゴキブリ目チャバネゴキブリ科  体長11-13mm、 5-7月、
チャバネゴキブリに形態は似るが、前胸背の1対の黒条はやや太く後方で接近し、
腹部第7節には短い剛毛がある点で識別される。 
平地・海岸の雑木林の落葉層・草地で多く見られる。花や樹液にもよく集まる。 
原則として夜間に行動し,昼間明るい間は物陰に潜伏している.
屋外で撮影したものです。

ヤモリを撮ったら一緒に投稿しようと待っていましたが、出合ったのですが、
撮りそこねてしてしまいましたので、一旦ここで投稿しておきます。
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