花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

”幸せについて” 東大本郷キャンパスのウマノスズクサ、他。

2023-05-03 | 雑記
昨日は東大病院に通院の日でした。
世の中ゴールデンウイークで行楽地に出掛けるひとが多いですから、
空いているのかと思いましたが、診察が終わり点滴室に行ったら、
満席で暫く空くまで待って下さいでした。
何時の時でも病人は、遊びに行楽どころではないのですね。

いつもは音楽ですが、ウオークマンを出掛ける前に充電するつもりが見当たらず、
今回は、新書本も持参して通院途中を含めて1冊読み終わりました。
以前にも書いたと思いますが、終活の一つに本の整理があり、古い本を引っ張り
出しては、読み返して処分本としています。

この歳になると自分の人生は幸せだったのだろうか?と自問することがあります。
そこで最近読んだ本に、(息子が置いて行った本)
脳にいいことだけをやりなさい!」マーシー・シャイモフ著、茂木健一郎訳。
2008年発行だからかなり古い本ですが当時はベストセラーになったのものです。
昔は豊かさこそ幸せにつながるとされていたが、脳科学の立場からみると、
幸せを感じるには、特別な豊かさなどは必要なく、
自分の脳がそれをどう感じるかにより幸せ度は決まる
前頭葉に楽観的に物事を考える回路があり、前頭葉の働きを高めて、
活発にすれば、幸せをたくさん感じるようになる

幸せ度を左右するのは50%が後天的な要素で、うち10%は環境要因で
後の40%は習慣的な考え方や気持ち、使う言葉や行動によって決まる。
幸せを呼ぶ脳の使い方により、人は変わることが出来るというものです。
(ネガティブ思考をポジティブ思考に変えていくなど詳細事項は略)
「幸せな人々」=「経済的に裕福な人々」ではない。
もっともっとと言う人ほど、満たされない、更に別の欲望を喚起するだけ。

幸せには2種類あり、短期的な幸せと長期的な幸せです。
何をもって幸せと言うかは人それぞれです。
幸せとは、運が良いこと、その人にとって望ましいことが起こり、不満がないことです。
「幸福」は、心が満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと、
と定義されます。
幸せの積み重ねが、幸福につながるとも考えられるでしょう。
 
*視点を変えてみるだけで、ポジティブにもネガティブにも捉えられます。
物事を常にポジティブな側面でみられると、だんだん楽観的になります。 
*人間関係を見直してみましょう。 幸せオーラを放っている人と仲良くする 。
 *自分が心からワクワクすることはなんだろうと考えて、ワクワクする趣味を持つ。 
*過労でストレスをためない、心の余裕を持つように心がける。

いまからでも遅くないからよさそうなことをやって幸福な人生であってほしいです。


東大付属病院は東大本郷キャンパス内にがありますが、
診察待合室2階の窓からユリノキの花が咲いているのが見えました。

病院の帰りは、時間に縛られないので、
大江戸線から新宿より京王線経由 京王八王子駅からバスで帰宅した。
病院より本郷三丁目駅迄本郷キャンパス内を通りいつもの花がどうなっているか見ました。
名札が無いので、正確な名前はわかりません、きれいなとは言えませんが、
多分 ウマノズズクサ(アリストロキア・ウエストランディ)
(ウマノスズクサ属 ここにあるのは小石川植物園からの分家の株である。札より)
手のひらくらいの大きな花(萼が変形したもの)ですが食虫植物ではない、花弁はないとされている。
コウシンバラの突然変異の緑のバラ

病気の人に、砂糖でもこれは薬ですよと与えると本当に薬効があると言われる
「プラシボー効果」と言われる脳の働きがあります。
小さなことでも良かったと思うことは幸せと感じるように、また感謝の気持ちを
素直に出して伝えたいです。そうすればいつの間にか幸せが付いてくるかも。
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