花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

アヤメの仲間、ダッチアイリス、ジャーマンアイリス、シャガ

2020-04-16 | 花の写真
庭の花でダッチアイリスが咲きましたので、
その関連としてアヤメの仲間を取り上げます。

アヤメの仲間
 アヤメ(アヤメ科)の中にはアヤメ、ハナショウブ、カキツバタ、イチハツ、
   キショウブ、ドイツアヤメ(ジャーマンアイリス)等あります。
 外出自粛で家周りの限られた範囲と時期的に少し早いのでアヤメの仲間の一部です。
 後日に機会が有れば、まとめた形で特徴等、取り上げてみたいです。

ダッチアイリス(オランダアヤメ)
 アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:4月~5月、
 
もう一株はまだ蕾状態です。

道端に丁度今が見頃で咲いています。


ジャーマンアイリス(ドイツアイリス)
 アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:5月~6月、
 切花、花壇用に栽培、ヨーロッパ原産の数種のアイリスを交雑した園芸品種。
 虹の色(レインボーフラワー)とも呼ばれ、色とりどりの花を咲かせ華やかで品種多い。
少し早いのでジャーマンアイリスかどうか、花の根元付近が黄色くヒゲがあるのでアイリスとした。
 
     



シャガ(射干) 
アヤメ科アヤメ属、常緑多年草、中国原産、花期:4月~5月、
春に茎を斜めに伸ばして、その先に白地に青い斑点が入る花を多数咲かせます。 
人里近くの湿地に自生しているので、名前は知らなくても よく見かける花ですね。
家の周りのあちこちに咲き始めています。丈夫な花です。

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庭の花木(4月)ニワザクラ、ハナズオウ、サンショウ、シジミバナ、他

2020-04-15 | 自宅の花木
昨日の庭の花に引き続き、今日は花木を幾つか取り上げました。

ニワザクラ(庭桜)
バラ科サクラ属、落葉低木、中国原産、花期:4月~5月、
一重咲きの庭梅(ニワウメ)の近縁種で、八重咲きである。 
花の色は、淡い紅色のものと白いものがある。 花径は15~20mm位である。


ハナズオウ(花蘇芳 )
マメ科ハナズオウ属、落葉低木、中国原産、花期:4月、
枝上のところどころに紅紫色の小型の蝶形花を束生する。
シロバナハナズオウ

サンショウ(山椒)   別名:ハジカミ(椒) 
ミカン科サンショウ属、落葉低木、花期:4月~5月、
若葉は食材として木の芽の名称がある。雄株と雌株があり、サンショウの実がなるのは雌株のみ。
雄花は「花山椒」として食用にされ、雌花は若い果実、または完熟したものを利用する。
下の写真は雄花です。雌花には二本の角のような雌しべが突き出す。  
雌株もありますが、まだ花になっていませんです。


スキミア(シキミア)
ミカン科ミヤマシキミ属、常緑低木、花期:3月~4月
スキミアは、日本原産の「億両」の別名もある「ミヤマシキミ」の園芸品種 。
雌雄異株で、雄株は冬の間、赤や薄緑の丸いちいさなつぶつぶの蕾で過ごし、
春に白く小さな花を咲かせます。
蕾が実に見えて可愛くて人気がある、我が家のは葉が虫に食われたか?見る影なし。
赤い蕾の方は場所が違うので、葉は健在です。

ナツグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属、落葉低木、花期:4月~5月、
葉柄は長さ5〜10mm、赤褐色の鱗状毛がまじる。葉腋に淡黄色の花が1〜3個垂れ下がってつく。 
萼筒は長さ約8mmの円筒形で、子房の上部にくびれがある。萼片は4個、広卵形で大きい。
これは葉の表裏が鱗状紋でした。 
葉の左が表、右は裏です。

似たグミにトウグミがあるが、トウグミは葉裏に鱗状毛、葉表に星状毛が見られる。
 これに対し、ナツグミは葉裏、葉表どちらも麟状毛である。
 簡単にいうと葉表が星状毛か鱗状毛かを確認するのである。

▼シジミバナ(蜆花)  別名:コゴメバナ、ハゼバナ
バラ科シモツケ属、落葉低木、中国原産、花期:4月~5月 、
葉腋から散形花序を出し、3~10個の白花を開く、
花は八重咲きでやや平たい小球状で、径8mmくらい。
家のシジミバナは、咲き始めと刈り取ったこともありみすぼらしいので、
花の印象が悪いので、近所で撮ったもの載せておきます。本当はこうなるのです。
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庭の野草花(4月) ミヤコワスレ、アジュガ、ジューニヒトエ、キバナカタクリ、他

2020-04-14 | 自宅の花
庭の野草花、ワスレナグサ等は未だ満開状態ではありませんが、投稿します。
出来るだけ自然のままにしています。

アジュガ、ミヤコワスレ、イカリソウなど勝手に生えています。
 
ミヤコワスレの花色は、紫色、淡青色、白色、ピンク色などあるはずです。
今は2色くらいです、もしかしたら絶えているかもしれ咲いてみないと分かりません。
ミヤコワスレ(都忘れ)
キク科ミヤマヨメナ属、多年草、花期:4月~6月、
我が家の庭のシンボリフラワーです。19/5/7の’庭の5月はミヤコワスレが花咲かり’を参照して下さい。

アジュガ(・レプタンス)  別名:セイヨウジュウニヒトエ、セイヨウキランソウ
シソ科キランソウ(アジュガ)属、多年草、花期:4月~5月、
日本に自生するジューニヒトエやキランソウなどと同じ仲間です。
よくあるのは、ヨーロッパ原産の本種で、匍匐茎で繁殖し、ロゼット状の葉が
地表を覆う、塔状に伸びた花茎に鐘形をした青紫の小花を密に咲かせる。
庭に植えたらはびこって困る植物の一つです。

ジューニヒトエ(十二単)
シソ科キランソウ属、多年草、花期:4月~5月、
穂状花序で、小さな青紫色ないし白い唇形の花を輪生させる。 花は幾重にも重なって咲く。 
花が幾重にも重なって咲く様子を、女官の装束に見立てた名。

バイカイカリソウ(梅花碇草)
メギ科イカリソウ属、多年草、花期:4月~5月、
以前に投稿済ですが、花の色違いなので、ここでアップしておきます。

キバナカタクリ(黄花片栗)   別名:セイヨウカタクリ、アメリカカタクリ
ユリ科カタクリ属、多年草、花期:3月~4月、
アメリカやカナダの山地に自生するカタクリで、にほんには園芸用として持ち込まれた。 

カタクリ(片栗)
ユリ科カタクリ属、多年草、花期:3月~4月、
既に投稿済ですが、黄花と対比させるので、花の内側に斑紋があるのを載せる。

シラユキゲシ(白雪芥子)
ケシ科シラユキゲシ属、中国原産、花期:4月~5月、
一茎に数輪の小さな4弁の白花を咲かせます。花弁の直径4cm前後。 
花より大きな葉は、蕗に似たハート形をしており、葉縁は緩やかに波打っています。
 

ラミウム   別名:オドリコソウ(踊子草)
シソ科オドリコソウ(ラミウム)属、多年草、花期:5月~6月、
日本に自生するホトケノザやオドリコソウの仲間です .
花が紫色のラミウム・マクラツム種の園芸品種で 、黄色の花はラミウム・ガレオブドロン 種です。
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野草花あれこれ(4月)アメリカフウロ、ヒメフウロ、ユリワサビ、ヒイラギソウ、他

2020-04-13 | 花の写真
外出自粛ですので、前日に引き続き家の周りの野草花からです。

アメリカフウロ(亜米利加風露)
フウロソウ科フウロソウ属、越年草、北米原産、花期:5月~6月、
微細な毛を密生、葉腋に花柄を出し、直径5mmほどの淡紅色の5弁花を数個つける。

ヒメフウロソウ(姫風露草)  別名:エロディム
フウロソウ科オランダフウロ属、宿根草、種間交雑種、花期:4月~5月、
花にきれいな脈が入り、コンパクトな植物です 。
似た名のヒメフウロは、フウロソウ属で別の花です。葉の形が違います。

ユリワサビ(百合山葵)
アブラナ科ワサビ属、多年草、花期:3月~5月、
花は1cmほどと小さいが、真っ白な十字架状の花はけっこう目立つ。 
基部は心形で、縁に波状の鋸歯があり、ワサビよりもはるかに小さい葉 。

シロバナタンポポ(白花蒲公英)
キク科タンポポ属、多年草、花期:3月~5月、
これはシロバナタンポポと呼ばれ実は日本固有種です。 
白い舌状花に、中央の花柱部は黄色です。

ノボロギク(野襤褸菊)
キク科ノボロギク属、1年草、ヨーロッパ原産、花期:ほぼ1年中
頭花は黄色で、ふつう筒状花だけが集り、舌状花はまれにしかない。
総苞は長さ0.8〜1cmの筒状で、基部に小さな小苞がある。冠毛は白色。

ジシバリ(地縛り)   別名:イワニガナ
キク科ニガナ属、多年草、花期:4月~7月、
名の由来は、茎が次々に伸び、地面を覆い尽くしていくことから。
直径2〜2.5cmの黄色の頭花を1〜3個つける。  

ハハコグサ(母子草)
キク科ハハコグサ属、越年草、花期:4月~6月、
葉は倒披針形で互生し、綿毛が生えているので白っぽい。
頭花は球形、総苞片はきいろで卵形。最近は外来種のセイタカハハコグサが増加 。

チチコグサ(父子草)
キク科ハハコグサ属、多年草、花期:5月~10月、
茎の先端に褐色の頭花が集まって咲く。右は北米原産のタチチチコグサと思われるが?

チチコグサモドキ(父子草擬き)
キク科ハハコグサ属、1~2年草、北米原産、花期:5月~9月、
花の色はチチコグサに似ているが、白い綿毛を被ったやや先太りの葉で、
頭花は、葉の腋につき、短い穂のようになる。総苞が下ぶくれで毛が多い。

ヒイラギソウ(柊草)
シソ科キランソウ属、多年草、花期:4月~5月、山地の木陰に生える。
花冠は青紫色で長さ3cm程、上唇は短く2裂し、下唇は3裂し中央裂片が大きく前にでている。
葉が「ヒイラギ」に似ているのでヒイラギソウというそうです 。

ラショウモンカズラ(羅生門葛)  
シソ科ラショウモンカズラ属、多年草、花期:4月~5月、
4/2に投稿済ですが、その時は未だ蕾状態が多かったのと、ヒイラギソウと似ているので、

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極小の野草花。ヤブニンジン、ヤエムグラ、ハナイバナ、キュウリグサ、他

2020-04-11 | 花の写真
外出自粛が出ていますが、三密(密閉、密集、密接)に気を付ければ、近所の散歩も許されるでしょう。
近場の草で、普段は雑草の目に留めないようなものにも挑戦してみます。

ヤブニンジン(藪人参)
セリ科ヤブニンジン属、多年草、花期:4月~5月、
枝先から複散形花序をだし、白色の小さな花をまばらにつける。花径約2.5mm 。
花柄は細長く、少総苞片はそり返る。花には両性花と花柱が退化した雄花とがある。
小花序の外側に5個の両性花、両性花には2個の花柱と5個の雄しべ、中心部は雄花 。 
 

ヤエムグラ(八重葎)
アカネ科ヤエムグラ属、1~越年草、花期:5月~6月、
茎に下向きの刺がある、葉は線形で長さ1~2cm、6~8枚輪生し、
葉の腋に1mm程の黄緑色で4花弁の花を付ける。
果実は2mm程の球形でカギ形の毛があり、衣服などに付着する。

ハナイバナ(葉内花)
ムラサキ科ハナイバナ属、1~2年草、花期:3月~12月、畑などに見られる普通の雑草。
花は上部の葉腋につき、花柄は花時0.5〜1mm、果時2〜3mm。
花冠は淡青紫色で径2〜3mmで5裂し、喉部の付属体は花冠と同色で円形、やや凹頭。

キュウリグサ(胡瓜草)  別名:タビラコ
ムラサキ科キュウリグサ属、2年草、花期:3月~5月、
茎の先にサソリ形花序をだし、直径約2mmの淡青紫色の花を次々に開く。
和名は、葉をもむとキュウリのようなにおいがすることに由来する。
花はハナバイナと非常ににて小さいですが、花の付き方と中央部りん片が黄色とブルーの違いが多きい。  

ヴェロニカアルベンシティ(タチホシノヒトミ)  別名:タチイヌノフグリ
オオバコ科クワガタソウ属 、越年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~6月、
上部の葉腋に青色の小さな花を1個つける。花は直径4mm。
花柄はほとんどなく、苞や萼に埋まるように咲く。萼には腺毛と短毛がある。

オオカワヂシャ(大川萵苣 )
オオバコ科クワガタソウ属、多年草、欧州~アジアにかけての原産 花期:春~夏、
葉腋に穂状の花序を出し、直径5mmほどの淡紫色〜白色の4深裂した花を多数つける。  
湿地に咲く帰化植物の花のようで、橋の上から覗いていたら群生して、
ホシノヒトミに似た小さい花が見えたので、取りあえず撮った。

ギシギシ(羊蹄 )     別名:シニネ、ウシグサ
タデ科ギシギシ属、多年草、花期:6月~8月、道端や田畑の畔で見る雑草 。
タデ科の花は小さいので、このように花を撮ったのは初めてかも。
花は狭い円錐花序に多数つく 。
茎と茎をすりあわせると、ギシギシ鳴ることから「ギシギシ」の名に。
似た花にツイバがあるが、葉の付く形が葉がハートを細くした形で茎に回り込むので見分ける。

外出自粛のお陰?で、家の近くで雑草も細かく見るようになりました。
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庭の黒っぽい春の草と木の花。クリスマスローズ、ビオラ、他

2020-04-10 | 自宅の花
華やかな色彩の花が咲く、春のこの時期に、
投稿する花の在庫が無いわけではないですが、庭の黒っぽい花達の投稿とは、
顰蹙を買いそうですが、撮ってから日にちが長くなりボツからの救済です。

花壇から
▼クリスマスローズ


▼ビオラ
▼ネモフィラペニーブラック      ▼アジュガ

鑑賞?用の鉢物の葉より
▼コクリュウ             
▼クローバーティント                                ▼ティアレラ


野草花を代表して裏山から
▼ミツバアケビ   雌花 雌シベが4個と 雌しべのみが残った。
散歩中に撮ったもの、左が雌花、    右が雄花で多数付く。
 
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桜の花あれど人影はなし。桜の樹のある風景。

2020-04-09 | 樹木(花木)
以前ブログに、桜の花もどこに行ってもあるので食傷気味と書いてしまいましたが、
やはり、ぶらりと歩いて桜の花を見るとついついシャッターを切ってしまいます。
(シャッターを切るのか押すのかの議論もありますが、私は切るを使ってしまいます)

ほとんど名の知られていない場所でも、桜はきっちりと咲き誇ってくれてました。
滝山町付近


長江寺

滝山城跡の桜も満開は過ぎていました。
今年は桜まつりのイベントも早々になりました、平日でしたので、人影もまばらでした。

 
中の丸跡から多摩川及び拝島町付近を眺める。
舞台が作られる広場も人疎らで、桜の花びらがはらはらと春の終わりを告げています。

 

その他にも、暇人が歩くと桜に当る。
   
多分これが、今季の桜の花木Finalです。
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庭の花(4月)ツルハナシノブ、アネモネ、ミツカドネギ、レウイシア、他

2020-04-08 | 自宅の花
庭の花の園芸種系から幾つか集めてみました。

ツルハナシノブ
ハナシノブ科クサキョウチクトウ属、北米原産、常緑多年草、花期:4月~5月、
あちこちに咲いていて薄い色と濃い色の2種類があります。

アネモネ’パブニナ’
キンポウゲ科  地中海沿岸原産、花期:3月~5月、
原種に近いアネモネ。発色の良い花を次々と咲かせます。
花弁の色はもとよりしべの色、花弁の数なども個体差が激しいです。  
 

デロスペルマ(四季咲きマツバギク)
ハナミズナ科デロスペルマ属、多年草、南アフリカ原産、花期:6月~10月、
マツバギクと比較すると、茎が短く、全体にコンパクト 。
 

ミツカドネギ(三角葱) 別名:アリウム・トリケトラム、アリウムトリクエトルム
ネギ(ヒガンバナ、ユリ)科ネギ属、多年草、地中海沿岸原産、花期:4月~5月、
花茎の断面は三角形で、ミツカドネギの名前の由来です。
花径は1~2cm、6枚の花被片があり内側に緑色の線が入る。
葱の仲間で全草が食用になるようです。 
しかし、この科のスイセン(全草有毒)などをニラと誤食するので注意が必要。
茎、葉が三角形 蕾の下側が茎、      葉もこんな感じです。


レウイシア・コチドレン
スベリヒユ科レウイシア属、多年草、花期:4月~6月、コチドレンは常緑性。
堅く肉厚の多肉植物のような葉をロゼット状に広げて、春に葉のつけ根に花芽をつけます。

葉ボタン
アブラナ科アブラナ属、花期:3月~5月、
葉牡丹(ハボタン)は冬の季節花壇に咲く色鮮やかに咲き、お正月に欠かせない植物の一つです 。
別名「ハナキャベツ」とも呼ばれ、カリフラワーやブロッコリーの仲間でもあります。

ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草) 
ラサキ科ワスレナグサ属、1年草、花期:4月~5月、開花期が長い。

ゼラニウム      別名:テンジクアオイ
フウロソウ科テンジクアオイ(ペラルゴニウム)属、南アフリカ原産、花期:3月~12月、
現在のペラルゴニウム属に分類される以前は、ゲラニウム属に分類されていたことから、
その名残で今も「ゼラニウム」と呼ばれています。
ゼラニウムには多くの種類があり。日持ちが良い印象の花です。

ノースポール(クリサンセマム) 別名:コレオステプス・ムルチコーレ,レウカンセマム・パルドサム
キク科フランスギク属、1年草、北アフリカ原産,花期:12月~5月、
今が一番良く咲いてくれている時です。
 
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萌え木色の季節になりつつあります。アカシデ、キブシの花穂。

2020-04-07 | 樹木(花木)
家に閉じこもってばかりでは身体に良くないので、人のいない場所にぶらりと、
周りの山は、今は萌え木色に染まりつつあります。
桜もまだまだ見ることができますが、少し赴きを変えてみます。


アカシデ(赤四手)  別名:ソロ
カバノキ科シデ属、落葉高木、花期:4月~5月、雌雄同株。
冬芽や花芽が、赤みを帯びているための名。 四手(紙垂)とは、しめ縄や玉串などに垂れ下がる
長さ4~5cmの雄花序は前年枝から垂らし、雌花序は本年枝の先に付く。
  
雄花序は、初めは赤みを帯びているが、のちに黄褐色なるが先日強風で道路に落ちている。

掃き集めて最初は、昨年のキアシドクガの幼虫を思い出して気持ちが悪かった。これでも一部です。

キブシ(木五倍子)   別名:キフジ
キブシ科キブシ属、落葉低木、花期:3月~4月、雌雄異株
葉に先立ち、昨年の枝の葉腋から、穂状花序を下垂させて、淡黄色の花を多数付ける。
雄花は雄しべが8本ある。
雄花は淡黄色、雌花はやや緑色を帯び長さが短い。

平地には、一面にナズナが咲いて?いる、レンゲソウならうれしいが、
▼ナズナ(ペンペングサ)  アブラナ科

先日裏山に行ったらタケノコを食い散らしたあとがありました、猪が近くに来ているようです。

本日は”緊急事態宣言”が出ました、該当する地区は更に行動が制限されるようになります。
個人的には、遅かったようにも思っていますがそれぞれの事情があるのでしょう。
感染者はもちろんのこと周りの関係者も大変なことになっています。
こんな時に呑気?にブログをしていて良いのかどうかも思案中です。
出来る範囲で日常に近い生活行動をしていくつもりです。
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庭の花(4月)二輪草のような一輪草、一輪草のような二輪草、他

2020-04-06 | 自宅の花
庭の野草花を取り上げました。
外出を出来るだけ控えるとどうしても庭を眺める時間が増えてきます。

二輪草のような一輪草。
イチリンソウ(一輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:4月~5月、
茎葉の間から一本の長い柄を出して先端に径4cm程の白い花をつける。
一つの茎に一輪の花を咲かせるからの名です。
しかし、肥えた株ではイチリンソウも2輪の花を咲かせることもある。
 

一輪草のような二輪草。
ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:4月~5月、
茎葉の間から普通2本の長い柄を出して径1.5~2.5cmの白い花が開く。
花が2個ずつつくための名。実際には1個の場合や3個の場合もある。
*3輪咲きを見つけました4/9追加
八重咲きニリンソウ

イチリンソウとニリンソウの違いは花や葉の形や大きさに違いがある。イチリンソウが一回り大きい。
イチリンソウの葉           ニリンソウの葉


シュンラン(春蘭)   別名:シジババ、ホクロ
ラン科シュンラン属、多年草、花期:3月~4月、鑑賞用にも栽培。
葉は細く、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があります。 
花茎の先に淡黄緑色の1茎に1花、まれに数花を咲かせます。
萼片は広がって3角形の頂点を作り、側花弁はずい柱を囲うように互いに寄り合う。 
別名”ジジババ”は、花姿をこまかく見ていると上の方におばあさんが頭にかぶる”ほっかむり”、
下の方に、おじいさんの”白いひげ”、があることから
ジジババに見えますか? 

ミツバツチグリ(三葉土栗)
バラ科キジムシロ属、多年草、花期:4月~6月、
花はキジムシロに似てやや淡い上品な黄色い花が咲く、径1~1.5cmの5弁花。
根茎は塊をつくり、ツチグリ(根茎が食べられるので栗に例えた名)に似ている。
しかし本種は食べられない、葉は3小葉からなりこの名がついた。
似た仲間では一番早く咲く。
キジムシロと花は見分けがつかず似ているが、葉の形付き方が違う。
左がミツバツチグリです。  右はキジムシロの葉ですが、我が家ではまだ咲いていない。


ムサシアブミ(武蔵鐙)
サトイモ科テンナンショウ属、多年草、花期:3月~5月、
葉は2枚で小葉3枚、偽茎は淡緑色で直立し葉柄は短い、仏炎苞は暗紫色か白緑色で隆起し白い筋がある。
和名は、仏炎苞の形を鐙に例えたもの。

番外編
▼キバナイカリソウ
  
▼賑やかすぎるヒトリシズカ      ▼ハナニラとプチコートスイセン
▼ニリンソウの間から中央に伸びているのはマムシグサの新芽です。

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