花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

夏の花木、夏にひときわ目立つノウゼンカズラ、咲き始めに出合ったクコ、他

2020-07-18 | 樹木(花木)
セミの声を聞くといよいよ夏が本番になる感じがしますが、
まだまだ梅雨明けといかず、なかなか出掛ける気にはなりません。

ノウゼンカズラ(凌霄花 )
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属、蔓性植物、中国原産、花期:7月~8月、
暑い盛りに、ひときわ目を引く濃いオレンジ色の花を咲かせます。

ノウゼンカズラに似た北米原産のアメリカノウゼンカズラもあります。
全体的に小型である。花序はノウゼンカズラのように長くならず、一カ所に花が集まって咲く。
花は小さく、より花筒が長い。花の色は濃い赤色が多いが、黄色のものもある。


ムクゲ(槿)
アオイ科フヨウ属、落葉低木、中国原産、花期:7月~9月、
次々と大きな花を咲かせるムクゲは、盛夏を彩る代表的な花木といえます。
一般に栽培される赤紫色のムクゲ以外にも、さまざまな花形や花色の園芸品種があります。  


クチナシ(梔子)
アカネ科クチナシ属、常緑低木、日本原産、花期:6月~7月、
梅雨どきに大型で純白の6弁花を咲かせて強い香りを漂わせ、 秋には橙赤色の果実をつける。
八重咲きのヤエクチナシは、花は豪華でも実は付けないようです。

雨に当たってそろそろ咲き終わりですね。

モッコク(木斛)
ツバキ科モッコク属、常緑高木、花期:6月~7月、
モッコクは、モチノキ、モクセイと共に「三大庭木」と言われて庭に多く植えられている。
モチノキと似ているが、モッコクは葉の付け根が赤く、モチノキは緑、黄緑色等で区別出来る。

アカメガシワ(赤芽柏)
トウダイグサ科アカメガシワ属、落葉高木、花期:6月~7月、雌雄異株。
雌雄異株と知らなかったので、これしか撮っていませんが、これは雄株のようですね。
もう咲いていないかもしれませんが、雌株も探してみます。

クコ(枸杞 )   
ンス科クコ属、落葉低木、花期:7月~10月、
鋭いトゲのあるしなやかな細い枝についた葉のわきに、淡紫色の小さな5弁花が数輪咲き、
晩秋に楕円形の小さな実が紅く熟します。 
実、根の皮、葉は生薬に利用されるが、花だけが役にたたない(?)
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存在感がある大きめの花達、夏の畑や花壇に彩りを添えてくれます。

2020-07-17 | 花の写真
なかなか晴れ間の日が無くて、気分も盛り上がりません。
こんな位で嘆いていては、水害に遭われた人には申し訳ありませんが、
しかし、暫く見に行かないと、花が咲いているのを見過ごしてしまいます。

オオハンゴウソウ(大反魂草)   
キク科オオハンゴウソウ属、多年草、花期:7月~9月、  特定外来生物。 
日本には園芸植物として明治時代に導入され、その後河辺や草原・荒れ地などに広がった。
花径は5-7cmくらいあり、筒状花の周りに舌状花がつく。
 舌状花は細長く、やや垂れ下がっている。 筒状花は緑色である。

ルドベキアプレーリーサン
キク科オオハンゴウソウ属、多年草、北米原産、花期:6月~10月、
黄緑色の花に花芯のグリーンが爽やか。分枝も多く大株になり多数の花をつける。
花径約10cm。 ルドベキア・ヒルタの園芸種 。

エキナセア     別名:ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)
キク科ムラサキバレンギク(エキナセア)属、多年草、北米原産、花期:6月~8月、
花の中心部がクリのイガのように球状に大きく盛り上がり、
そのまわりに細長い花弁が放射状に広がります。
くっきりした花形で存在感がある。最近のは花色や咲き方等多くの品種が出ている。
 
 

リアトリス    別名:ユリアザミ、キリンギク
キク科ユリアザミ(リアトリス)属、多年草、北米原産、花期:6月~9月、
真っすぐに伸びた茎の上部に花序を出し、アザミに似た頭状花を多数咲かせます。
花がアザミに、葉がユリに似ていることからユリアザミ の和名がある。
 

アガパンサス     別名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
ムラサキクンシラン科ムラサキクンシラン(アガパンサス)属、多年草、花期:6月~8月、
さわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る、
公園等の花壇やコンテナの植え込みに利用される。 
 

カンナ     別名:ハナカンナ
カンナ科ダンドク(カンナ)属、多年草、熱帯アメリカ原産、花期:6月~10月、
真夏の炎天下、大きな葉の間から鮮やかな花を元気に咲かせます。 
さまざまな原種間で交配を繰り返し品種は多い。 花が大きく、花色も変化に富んでいます。
また、葉色が美しい品種も多く、赤や黄色の縞斑、白のはけ込み斑、銅葉など多彩です。
 

グラジオラス     別名:トウショウブ(唐菖蒲)、オランダアヤメ
アヤメ科トウショウブ(グラジオラス)属、多年草、花期:6月~10月、
品種改良が重ねられて、現在では、無い色は無いと言われる程に豊富です。
夏花壇を飾るに最適な花です。
 

オオバギボウシ(大葉擬宝珠 )  別名:トウギボシ(日本海側に咲くのをこう呼ぶことも)
キジカクシ科ギボウシ属、多年草、
葉は根生し、卵円形又は卵状楕円形で、長さ40-60cmで先は鋭く尖る。
50-100cmの花茎を根生葉の間から出し、長い総状花序をつけ、淡紫色又は白色の花を多数付ける。
 
                    ヤマユリとオオバギゴウシ
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野草花 7月、身近にある花でも似た花があるので注意が必要です。

2020-07-15 | 野草
身近に見る野草も似た花が多くあり、細かく見て名前を特定するようですね。

アズマカモメヅル(東鴎蔓)
ガガイモ科カモメヅル属、つる性多年草、花期:7月~9月、
少し前に投稿したコバノカモメヅルの白花品種、色の違い以外は基本種と同じ。
シロカモメヅルもあるようですが、葉先がとがり花も葉も少し大きさいようです。
花は淡緑色で2倍くらいに大きいコナノカモメヅルの変種です。


ヤマホトトギス(山杜鵑草 )
ユリ科ホトトギス属、多年草、花期:7月~9月
茎先や上部の葉腋に散房花序をつけ、花被片が強く反りかえり、花糸にも紫色の斑点がある。
よく似たヤマジノホトトギスは、花は茎先や葉腋に1~3個ずつつき、花被片は反り返ることはなく、
 斜上~平開し、紅紫色~暗紫色の斑点があるとあります、しかし下の写真は、
ヤマホトトギスが咲き切らず花被片が反り返るまでに至っていないのではと思っています、どうでしょうか?


コヒルガオ(小昼顔)
ヒルガオ科ヒルガオ属、多年草、花期:4月~5月、
ヒルガオと区別が難しいが、葉は互生し、長さ3〜7cmのほこ形で基部が耳のように横に張りだす。
この張りだした部分が2裂するものが多い。この写真では分かりませんが、他で上記を確認した。 

 
メマツヨイグサ(雌待宵草)
アカバナ科マツヨイグサ属、越年草、北米原産、花期:6月~10月、
花は直立する頂生の穂状花序について日没とともに開き、径2.5〜5cm、裂片は黄緑色で赤みをおびない。
花弁と花弁の間に隙間のあるものをアレチマツヨイグサ と呼ぶ。しかし区別しない説もある。
その他にもマツヨイグサの仲間が多く、細かく見ていかないと間違えそうです。

イヌトウバナ(犬塔花)
シソ科トウバナ属、多年草、花期:8月~10月、
花冠は白色で淡紅紫色を帯び長さ6〜7mm。萼は長さ5mm内外で開出する長白毛が多い。
トウバナと」似ていて区別がつきませんが毛はあるが、多くなさそうなのでトウバナかも?


ヒヨドリバナ(鵯花)
キク科フジバカマ属、多年草、花期:8月~10月、
淡紫色または白色の小さな筒状花が多数集まって、散房状に咲かせます。
茎には紫色の斑点や短毛があります。 葉はざらざらしており短い葉柄があり、
対生に付きます。 
この花にもフジバカマ、ヨツバヒヨドリ、サワヒヨドリ等似た花が多い。

セリ(芹)
セリ科セリ属、多年草、花期:7月~8月、
茎先から複散形花序をだし、白色の小さな花を多数つける。

▼ヤブミョウガ(藪茗荷)
ツユクサ属ヤブミョウガ属、多年草、花期:6月~9月、
茎先に長い円錐花序を出し、白い小さな花をたくさんつける。 
食用にするミョウガも芽が出て花が咲き始めています。
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庭でニイニイゼミを見る。すずちゃん親子の食事シーン、他

2020-07-13 | 日記
あまりパットしない空模様が続いています。
先日、今年初めてヒグラシが鳴いている声を耳にしました。
そしたら、珍しく朝に庭の草木の葉にニイニイゼミを見つけました。
近くに抜け殻がありましたので脱皮してあまり日が経っていなかったかと。

ニイニイゼミ
カメムシ目セミ科セミ亜科ニイニイゼミ属、大きさ(翅端まで) 32-40mm、6-9月、
 多分このセミのものかと思います。

夏になれば、セミとトンボですね。
▼シオカラトンボ、何度でも池に来てくれますので、我が家生まれ?
トンボ目トンボ科トンボ亜科、  49-60mm、4-11月、

池では金魚とメダカ、水面が反射してキレイに取れてませんが。
 
 小さい体ですが、けっこう泳ぎ回っている。

朝から煩いのは、すずちゃんの軍団です。
タワーの区分けされた食事場で密を避けてそれでも大騒ぎで賑やかです。
 
混み合っている時は、少し離れたところで待機しています。

この時期には雛鳥を連れて来て、家族グループで親鳥は面倒をよく見ています。
初代から何代目のグループでしょうかね?

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庭の花(7月-2)キキョウ、オミナエシ、ペンタス、ノコギリソウ、他

2020-07-12 | 自宅の花
昆虫観察の方に時間を取っていましたので、花の方が少しおろそかになりました。
まず身近な今咲いている庭の花から幾つか取り上げました。

キキョウ(桔梗)   別名:アリノヒフキ、ボンバナ、 
キキョウ科キキョウ属、多年草、東アジア原産、花期:6月~9月、
キキョウと言えば青紫ですが、地植えにしていると根腐れするのかなくなってしまいます、
同じ山野草でもホタルブクロは至る所でさいてくれますが、
今は、鉢植えにしている白とピンク色しか咲いていません。


オミナエシ(女郎花)   別名:粟花(あわばな)、敗醤(はいしょう) 
スイカズラ科オミナエシ属、多年草、東アジア原産、花期:6月~9月、
黄色い花が沢山集まって 、小さな花は5弁花のようですが、基部は筒形です。
秋の七草の一つとして有名ですが、開花にはかなり早晩の差があるようです。


ペンタス   別名:クササンタンカ(草山丹花)
アカネ科クササンタンカ(ペンタス)属、多年草又は半低木、
本来は低木状に育ちますが、タネから育てる矮性に改良された品種が小型~中型の鉢物や
花壇苗としてよく普及し、近年品種改良により多くの色の園芸品種がある。
玄関前に鉢植えを移動した、下のピンク色、赤はプランターで矮性種です。


キクイモモドキ(菊芋擬き)   別名:宿根ヒメヒマワリ
キク科ヘリオプシス(キクイモモドキ)属、多年草、北米原産、花期:7月~10月、
キクイモモドキの葉は広めで下部から上部まで互生、目立つ鋸歯がある。
似た花のキクイモはヒマワリ属で、咲く時期もやや遅い。
キクイモの花床は半球形、モドキは円錐形の違いがあり、厄介なのは、
さらにイヌキクイモが似ているが別の機会に述べたい。

宿根フロックス
ハナシノブ科クサキョウチクトウ(フロックス)属、多年草、花期:6月~9月、
7/5に投稿済だが、三種が咲きだしたので、ここに載せておきます。

ノコギリソウ(鋸草)   別名:アキレア
キク科ノコギリソウ属、多年草、花期:6月~9月、
名前は羽の形が鋸の歯に似ていることからで、セイヨウノコギリソウは2〜3回羽状 と葉が少し複雑です。

レウイシア・コチドレン
スベリヒユ科レウイシア属、多年草、花期:4月~6月、コチドレンは常緑性。
咲き終わったと思っていると、又忘れた頃咲き始めてくれます、有り難い花です。

タマサンゴ(玉珊瑚)    別名:フユサンゴ、リュウノタマ
ナス科ナス属、常緑低木、南米原産、花期:5月~9月、
花よりも果実を鑑賞するために栽培される。結実は8-12月頃 。

ジュズサンゴ(数珠珊瑚)   別名:ハトペリー
ヤマゴボウ科リビナ属、宿根草、南米原産、花期:6月~10月、
白い小さな花が咲きますが、花よりも花の後にできる実を楽しみます。
珊瑚色の実が数珠状につくことから、「数珠珊瑚」と名づけられた 。
 *タマサンゴもジュズサンゴの実は、18/8/9の投稿済を参照して下さい。
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昆虫観察(7月)コガネムシとカナブン、ハナムグリの違い、クロウリハムシ、他

2020-07-11 | 昆虫
昆虫にも似たものが多いですが、コウチュウ目でのコガネムシとカナブンもよく似ています。
投稿しようと準備したつもりでいましたが、調べていくうちにカナブンが、
時期的なものと樹木にあまり近寄らない為に今年はまだ撮ってなかった。
後日撮るようになったら追加しようと思います。

コガネムシ
カブトムシ亜目コガネムシ科スジコガネ亜科、  大きさ17-24mm、 時期 5-8月、
全身が緑色に輝く美しい甲虫。
 

センチコガネ
カブトムシ亜目センチコガネ科センチコガネ亜科 、14-20mm、 4-11月、
獣糞や動物の死がいに集まる黒いコガネムシ。
体にはにぶい光沢があり、その色は、紫、紫銅、青紫、金銅など地域によってさまざまある。


カナブン
カブトムシ亜目コガネムシ科ハナムグリ亜科、  23-32mm、 6-8月、
四角い頭部をもった、なじみ深い甲虫。
緑銅色、黄褐色、緑色、茶褐色、赤褐色、濃藍色など、色彩変異がある。

コアオハナムグリ
カブトムシ亜目コガネムシ科ハナムグリ亜科、  10-14mm,5-10月、
緑色~銅色の体に、白点を散りばめた小さなハナムグリ。体には、うぶげ状の細かい毛がたくさんはえている。
(左下 クロハナムグリ)


コガネムシとカナブンの違いは、
簡単に言えば、体の形と食べるものが違う。
         *コガネムシ      ■カナブン
・頭の形:    *丸みがあり半円形   ■四角形 
・翅の付け根部形:*少し丸みの三角形   ■大き目の二等辺三角形
・食べるもの:  *主に葉っぱ      ■樹液
コガネムシは、コガネムシ科昆虫の総称。コガネムシ科の草食系をコガネムシと言う。
カナブンは、コガネムシ科全般で特に金属光沢が強いものを通称カナブンと呼ぶ。
カナブンを探すには林に行かないと、草だけ眺めていても出合いそうにない。
ハナムグリは、コガネムシ科ハナムグリ亜科
翅に白い斑点があり、光沢がないものが多い。食べるものは花の蜜や花粉に集まる。
(カナブンは大型のハナムグリの一種)

ヨツスジハナカミキリ
カブトムシ亜目カミキリムシ科ハナカミキリ亜科、 9-20mm、 6-9月、
上翅に黄色と黒色のしま模様を持つやや小さめのカミキリムシ。
黄色の帯は4本あり、遠くからでもよく目立つ。ハチの仲間に擬態して身を守っていると思われる。

センノカミキリ(センノキカミキリ)
カブトムシ亜目カミキリムシ科フトカミキリ亜科、 15-40mm、 6-10月、
体色は黒褐色で上翅は黄褐色の微毛があり、濃淡により斑状となる。
上翅の中央から後方に2本の黒褐色の横帯がある。 
普通のカミキリからはずっと大きな印象でした。

ベニカミキリ
カブトムシ亜目カミキリムシ科カミキリ亜科、 13-17mm、  4-6月、
前胸、上翅が赤色で、前胸には黒紋があるカミキリムシ。上翅はふつうは無紋だが、
黒紋がある個体もいる、頭部、触角、脚は黒色。  

ラミーカミキリ
カブトムシ亜目カミキリムシ科フトカミキリ亜科  8-17mm、  5-7月、
薄青色と黒色にきれいに色分けされたカミキリムシ。体表にはビロードのような材質感がある。 
カラムシの葉や茎をたべるので、カラムシの沢山生えている場所にいました。


クロウリハムシ
ハムシ科 ヒゲナガハムシ亜科 、 6-7mm、  4-9月、
頭部や胸部、腹部はオレンジ色かかった黄色で背中(上翅)と脚部は黒色です 。
クロウリハムシ(ウリハムシを含む)の食害を受けた葉っぱの特徴は円形に穴が開きます。
葉っぱを食べるとき、食べるエリアの範囲を円形に傷つけその内側を食べていきます。
だんだんと、外側へ食べる領域を広げていきます。 これはトレンチ行動と呼ばれるもので、
ウリ科野菜が虫への対策として生成している化学物資を遮断するためではないかと言われています。
←ウリハムシ 6-8mm、4-9月

キバラルリクビボソハムシ 
ハムシ科クビナガハムシ亜科 、5-6.5mm、 5-8月、
体腹面は黒色、腹部末端3節は黄褐色。まれに全体黒色の個体も。
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草藪昆虫園より、チョウ目(蛾編-2)、ビロードスズメ、ホシオビコケガ、他

2020-07-09 | 昆虫
豪雨に見舞われて九州を中心に、日本列島の多くの河川が氾濫して大変な映像に、心痛みます。
被災された方には、心からお見舞い申し上げます。

初めてビロードスズメに出合いましたので、急遽ガを投稿する事にしましたが、
例により名前が分からずに今日に持ち越しました、ギブアップしてこのまま投稿します。

ビロードスズメ チョウ目スズメガ科ホウジャク亜科、 大きさ(開張)50-65mm、時期 5-9月、
茶褐色で、前翅に不明瞭な暗褐色紋があるスズメガ。

ホシオビコケガ(星帯苔蛾)  ヒトリガ科コケガ亜科  25mm前後、 5-10月、
幼虫は地衣類を食べる。その関係か?この2羽は苔むした石崖にいました。

▼エダシャクの仲間??   飛んできて足元の葉陰に隠れましたので下から適当に撮った、小さなガと思ったのですが、。

▼マダラメイガの仲間??  1cm位の小さな虫です、写真が不鮮明でゴメンなさい。

キマダラセセリ  セセリチョウ亜科、 大きさ(前翅長) 13-17mm、 6-9月、
茶褐色と黄色の粗いまだら模様のセセリチョウ。  

ウメエダシャク  エダシャク亜科、 ▼カノコガ カノコガ亜科  30-37mm

下写真、名前が分からず調べていたら、蛾の仲間でなく、蝿の仲間でした、
そこで少々美しそうなハエを追加して投稿します。

オオチョウバエ  ハエ目チョウバエ科チョウバエ亜科、  4mm前後、4-11月、
逆ハート型の翅を持つ茶褐色の小さな虫。ハエという名がついているが、むしろカに近い。
車のドアに付いていたのを良く分からずに、思わず撮ってしまいました。

マダラホソアシナガバエ(マダラアシナガバエ、マダラアシナガキンバエ)
ハエ目アシナガバエ科ホソアシナガバエ亜科、 5-6mm、 5-9月、
体が金緑色に輝く、脚の長い小さなハエ。翅に黒褐色の斑紋がある。

キンバエ  ハエ目クロバエ科キンバエ亜科  9mm前後、  5-10月、
金緑色に輝く美しいハエ。複眼は暗赤色。よく似た種類がたくさんいる。


”コロナウイルス騒ぎ”と7月の豪雨”の大変な時に、癒しのない内容で申し訳ありません。
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小さな花の野草、雑草花、ミツバ、コバノカモメズル、ハエドクソウ、他

2020-07-07 | 野草
近所散策で見つけた、小さな花の雑草などを選んでみました。

ミツバ(三葉)
セリ科ミツバ属、多年草、花期:6月~7月、
枝の先から複散形花序をまばらにだし、白色の小さな花をつける。
花柄に長短があるので、花序はセリ科らしい傘形にはならない。


コバノカモメズル(小葉鴨蔓)
ガハイモ科カモメズル属、つる性多年草、花期:7月~9月、
葉腋に短い花柄を出し、分岐した小花柄の先に暗紫色の小さい(径1cm程)花をつける。

ヤブカラシ(藪枯)   別名:ヤブガラシ
ブドウ科ヤブカラシ属、つる性多年草、花期:6月~8月、
花序は扁平な集散花序で、突起毛がある。花は径5mm。萼片は低い。
花弁は4個あり、卵状三角形で長さ3mm、淡緑色、平開し 、雄蕊は4個、
葯は長楕円形。花盤は平らに広がり、はじめ紅色、のちに橙色に変わる。

ニガクサ(苦草)
シソ科ニガクサ属、多年草、花期:7月~9月、
枝先に長さ3〜10cmの花穂をだし、淡紅色の小さな花をつける。花冠は長さ1〜1.2cm。
上唇は小さくて深く2裂する。下唇は3裂し 中央裂片が非常に大きく、舌のように垂れ下がる。 

イヌトウバナ(犬塔花)
シソ科トウバナ属、多年草、花期:8月~10月、
花冠は白色で淡紅紫色を帯び長さ6〜7mm。 
花が段状に付くのでトウバナ(塔花)という。
トウバナ属にはトウバナ、イヌトウバナ、ヤマトウバナ、ミヤマトウバナなどがあり区別が難しい。
 萼片に長い毛があるのでイヌトウバナとしたが、、

 
ハエドクソウ(蝿毒草)
ハエドクソウ科ハエドクソウ属、多年草、花期:7月~8月、
茎頂や葉腋から細長い穂状花序を出し、小さな白色の花をまばらにつける。 
似た花にナガバハエドクソウがあるが、上唇が先が2裂したその両サイドが肩状に広くなっている点 、
ナガバは肩状部がなくほっそりとしている。
ハエドクソウの葉は、基部が心形~切型になる点が特徴、ナガバは葉柄が少し長い。

チダケサシ(乳茸刺)
ユキノシタ科チダケサシ属、多年草、花期:7月~8月、
やや湿った山野にはえる、花茎の先に淡紅色ほとんど白色の小さな花を多数つける。
名の由来は、食用キノコのチダケを茎に刺して持ち帰るため、のようです 。
アカショウマのよく似ていますが、花穂の形が、底辺が細い三角形がチダケサシ、
底辺が広い三角形ならアカショウマの可能性があります。


アキノタムラソウ(秋の田村草)
シソ科アキギリ属、多年草、花期:7月~11月、
茎の上部に長さ10〜25cmの花穂をだし、長さ1〜1.3cmの青紫色の唇形花を数段輪生する。
花冠の外側には白い毛が多い。
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昆虫の幼虫の比較、クロアゲハとアゲハの幼虫、ハゴロモ科の幼虫。

2020-07-06 | 昆虫
今回も昆虫の幼虫ですが、素人なのに少しだけマニアック風に取り組んでみました。
卵→孵化→終齢幼虫→蛹→成虫と変化していきますので、
これが同じ虫なのと首をかしげてしまいます。

クロアゲハの終齢幼虫  アゲハチョウ亜科、体長(終齢)55mm
食性 ウンシュウミカン・ナツミカン・ユズ・キンカン・レモン・サンショウ・イヌザンショウ等
アゲハとよく似ていますが、体の紋様及び眼の間模様の違いがある。
 (?)

アゲハ(ナミアゲハ)の幼虫) アゲハチョウ亜科 体長(終齢)45mm前後、
食性 ウンシュウミカン・ナツミカン・ユズ・キンカン・レモン・グレープフルーツ、ンショウ、等
 幼虫

*昆虫を撮る時は兎角動いてなかなか上手く撮れないですが、
緑色のイモムシはじっとしているように思いますが、想像している以上に
動きまわります、少し時間が経ってから見に行くととんでもないところいる事がある。

参考までに以前に撮ったものですが、
キアゲハの終齢幼虫  体長 50mm前後  発生時期:4月-11月、
食性 ニンジン・パセリ・ミツバ・セリ・シシウド・ノダケ・ヤブジラミ・ドクゼリ(セリ科)など
 

アミガサハゴロモの幼虫   カメムシ目 ハゴロモ科  体長 4mm
腹端にロウ物質でできた毛束をもつ。羽化した時は緑色の粉でおおわれているが活動するうちに脱落する。
白いものは何か?と触るとピョン~とジャンプして逃げて行く。
最初はベッコウハゴロモかと思い写真を用意したが、非常によく似たアミガサハゴロモかも、
目が白地に黒があるとのことで。
*尾に付いている白い毛は、この虫けっこう飛び跳ねるので、着地する時に
衝撃を和らげるクッションの役目があるらしい。
 撮った時に差し替え予定。
ベッコウハゴロモの写真でアミガサは、茶色い色濃く線の模様がない。

アオバハゴロモの幼虫  カメムシ目 アオバハゴロモ科  体長 5mm、
やたらと目に付くが、ミカン類、クワ、イチジクなどの汁を吸う。
体は淡緑色だが、白いロウ物質で覆われている。

昆虫を撮るようになったのは小さな虫が大好きなみっぷぅさんの影響からです、
最近は投稿されてないので、どうしたのかなと思っていましたが、
先日訪問して”いいね”も頂きましたのでお礼を言いたいのですが、コメント先が分からずに、
アミガサハゴロモも投稿されていたのを参考にさせて頂きました。
この場から、”みん花の時”からお世話になっていましたのでお礼申し上げます。
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庭の花(7月)ランタナ、ミソハギ、ポンデデリア、宿根フロックス、等

2020-07-05 | 自宅の花
夏になると庭の花も少なくなりますが、それでも一度咲いたものが帰り咲きなどして
なんとなく賑わしています。
   
ランタナ    別名:シチヘンゲ(ランタナ・カマラ)
クマツヅラ科シチヘンゲ(ランタナ)属、常緑低木、熱帯アメリカ原産、花期:5月~10月、
花色も色々、開花期間が長い、我が家でも軒下で冬越し、咲いてくれています。


ミソハギ(禊萩)    別名:ボンバナ(盆花)
ミソハギ科ミソハギ属、多年草、日本、朝鮮原産、花期:7月~9月、
夏から秋にかけて紅紫色の花を穂状に咲かせる、1輪の大きさは1c弱です。

ポンデデリア・コルダータ    別名:ナガバミズアオイ(長葉水葵)
ミズアオイ科ポンデデリア属、抽水植物、ヨーロッパ温帯地域原産、花期:6月~10月、
小さな池の鉢植えですが、咲き始めたところです。

サンパラソル
キョウチクトウ科マンデビラ属、多年草、花期:6月~10月、
夏の花のつる性植物ですが、ベランダの鉢植えで管理していないので花が申し訳程度です。


ステラスコピア                                        ▼グレースベロニカ
ゴマノハグサ科ヘーベ属、多年草、   ゴマノハグサ科ステラ属、多年草、
    

クフェア(メキシコハナヤナギ)                 ▼チェッカベリー(ヒメコウジ)          
ミソハギ科クフェア属、常緑低木、   ツツジ科シラタマノキ属、常緑低木、
   

ペリシカリア・シルバードラゴン
タデ科ペルシカリア属、多年草、ヒマラヤ原産、花期:4月~10月、
葉先に向かって色が変化している。夏、葉の色は緑に、白い小さな花は見応えないです。
寒い時期は葉がシルバーグレーに変わる。


宿根フロックス      和名:キキョウナデシコ、クサキョウチクトウ
ハナシノブ科クサキョウチクトウ(フロックス)属、多年草、花期:6月~9月、
花色は色々ですが、花が少ない夏花壇の定番です。
日当たりの場所がよいこの花が一番早く咲いてくれました。
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