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15日、千本釈迦堂、慧光寺、浄福寺、立本寺、地蔵院、平野神社からの秋だより

2021-11-15 16:05:04 | sanpo
 朝はともかく、日中は穏やかに晴れて暖かい京都です。
20℃くらいには上がっている様で、途中からTシャツ一枚で歩いていました。

 散歩は紅黄葉を探しての散歩になっていますが、ちょっと蘊蓄も。
と言う事で、最初に覗いたのは千本釈迦堂。

本堂の向こうのモミジが、前回 ( 9日 ) と比べると確実に赤みを増している様です。
本堂正面の蔀戸は、前回は壊れて修理中と言う事で閉まっていましたが、きょうは半分ですが開いていると言う事は修理完了なんでしょうね。

 前回は撮らなかった本堂前の「阿亀桜」。

汚く色づいて来ていますが、色づく前に落ちてしまった葉も多い様です。

 千本釈迦堂から浄福寺通り笹屋町下ルの慧光寺へ歩いて大イチョウ。

ここは前回と比べて、あまり黄葉が進んでいない様な?
日がよく当たる南側から色づきが進んで来ています。

 慧光寺から浄福寺通りを挟んだお向かいの浄福寺へ入り、こちらは大ケヤキ。

天気が良いので、多少ケヤキの葉も鮮やかに見えるかな?と思いましたが期待外れで、今年の色づきはダメな様です。

 浄福寺を南門から出かけると、鐘楼近くで黄色く色づいている実が見られました。

ちょっと大きな樹ですが、カリンですね。

 浄福寺を南へ出て一条通りから七本松通りを下がって立本寺へ。

ここも大ケヤキですが、手前の樹は枯葉色ですが、奥の樹は赤く色づいて来ています。

 立本寺から一条通りへ戻り、西大路通りまで歩いて地蔵院へ。

入り口の門前に三本の石柱がたっています。ここで蘊蓄。
と言うほどの事でもなく、この時代ですのでネット検索を掛ければ分かる事ばかりです。
で、左から行くと「洛陽三十番 地蔵院」とあり、洛陽観音第三十番の札所ですね。
十一面観音がある様です。 ( 見た事が無いので )
 真ん中の低い石柱には「夜半亭巴人 墓所」。
夜半亭巴人さんは、与謝野蕪村のお師匠さんです。
右の一番大きな石柱に彫ってあるのは
左側が「豊公愛樹五色八重散椿」此処にあり、と言う事で、秀吉が愛した椿の樹がありますよ。
と言う事ですが、秀吉の時代の樹は枯れていて、二代目?の様です。
石柱右側に彫ってあるのは
義商天野屋利兵衛之墓」此処にあり、と言う事で、忠臣蔵に出てくる天野屋利兵衛の墓がありますよ、と言う事ですね。
忠臣蔵では吉良さんは悪者扱いなので、赤穂浪士の側に立って支えた天野屋利兵衛は、義の商人と讃えられています。

 などと言う蘊蓄はさておき、ここの椿は咲けば見事なので、毎年の事ながら、何れ掲載する事も有ると思います。

 椿はまだなので、地蔵院から西大路通りを上がって平野神社へ。

西大路通り側の鳥居をくぐった所の枝垂れ桜の下で咲いていたホトケノザがまだ残っていました。
 
 東参道へ歩き、奥の桜園へ入りかけたら、門扉の近くでハナイバナが見られました。

これまで気付かなかったのはどうしてなのかな?と思わせるぐらい広がっていました。
等倍撮影でこの大きさ。径で2.5㎜ほどしかない小さな花が気付かなかった原因かも?

 桜園へ入って、ヨメナ一を枚。

前回にも載せましたが、花が減って来ていますので、撮る物に苦労する?季節になって来たようです。

 この後は桜橋通り ( 勝手に付けた名前です ) から北野天満宮の北側を歩いて帰って来ましたが、撮るものが無かったので、写真はここまでです。

 以上、12日の散歩は、仁和寺と平野神社からの秋だよりでした。

 そうそう、きょうは珍しく一条通りの妖怪通り商店街で亥の子餅を買いました。
「中村餅」と言う如何にも古い店のショーケース ( これも古い ) に並んでいたのを買って見ました。
旧暦十月の亥の日に食べると言う事ですが、月は良いようですが、亥の日が何日なのかは???
餅はシナモン味 ( 古さに敬意を表すればニッキ味 ) で、餡の甘さが少し控え気味ですが、私好みで美味しかったです。

 光復香港、フリーチベット、東トルキスタン、南モンゴル

カメラ Panasonic LUMIX DMC-GX8
レンズ Olympus M,ZUIKO ED60mm F2.8 Macro
レンズ LEICA VARIO-ELMARIT 12-60㎜ F2.8-F4.0

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コメント
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