どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

機動戦士ガンダム THE ORIGIN ll 哀しみのアルテイシア、鑑賞

2015年11月02日 20時15分00秒 | アニメ
Perfume ドキュメンタリー映画と公開初日が被っちゃって、ヤヴァイ雰囲気でした(^_^;

時間的に、 Perfume 観てから、ガンダムという順番で...で、嫌な予感的中って感じで(´Д`;)

相手が悪すぎた(まぁ個人的にセッティングした相手ってことなんですけども(^_^ゞ)、あまりに Perfume 映画の出来が良くて、始めから終わりまで涙涙の後だっただけに、ギャップが酷くてねぇ(´д`)

以下、多少ネタバレ含みますので、未見の方はここまでとした方が無難かと(^_^;




原作だと10巻に相当する部分をアニメ化。

当然ながら、観る前から筋は判ってるので、(割り切って言ってしまえば)アニメ化されてどうなるのかを確認しに行ってるようなもんなんですけどね。

今回は非常に地味なエピソードだし、途中から途中なので、評価はしずらいんですけども、やはりですねぇ、半年待って見せてくれるのはこんだけぇ?って物足りなさが正直な感想で。

冒頭5分程度は、前回のあらすじでしたし、アバンでルウム戦役の派手な戦闘シーンの続きもなく...。

ある意味で一番劇的で盛り上がるのは、中世の甲冑を纏った暗殺者襲撃のエピソードだと思うんですが、原作マンガだと安彦さんの独特で素晴らしい筆致で、暗く怪奇的で重々しい雰囲気で見応えあるんですが、どうもその良さが出てない感じがして(´・ω・`)

一緒に観た友人は原作マンガ未読なんですが、「なんで甲冑??」と頭を捻ってしました(^_^;

あれは来たるべきモビルスーツ兵器のメタファーなんだと解説してあげたんですけど、なんだかアニメからは伝わってないんだなぁとも思った次第。

そして、今回からシャア(キャスバル・エドワウ)の声を御大・池田秀一さんがあてたんですが、やはり無理があるなぁとしか思えなくて...orz

どうひいき目に見て(聴いて)も、十代の声になっていない...重くて無理しているのがよくわかるんです。

池田さんに変わる人がいなかったのは解るんですが、変声期と割り切って別の若い声優にしても良かったんじゃないのかなぁ。

赤い軍服で、ジオン軍の将校となった最後の方で、スッと池田さんに変わるって程度が、見てるほうも嬉しかったんですけどねぇ...。

それと、やはりメカや戦闘シーンの描写、3DCGで作られているんですが、これも違和感があって馴染めない><

この点、UCは非常にセンス良く表現していたと思うんです。ゆっくり回り込むなど静的なシーンは3DCG、派手な立ち回りは手描きでと、非常に上手く使い分けていた...あの手法でやってほしかったなぁと。

それでもって、今回一番残念だったのは、ラストシーンを予告で見せちゃってることなんですよ。

別れのシーンで終わらせるのは悪くないと思うけど、予告に出してほしくなかったなぁと。そこまででバシッと切られた感じになっちゃって「あれ?ここでオシマイなの?この続きを見せてよ!!」って気分になってしまったんです><

また半年待つのかよ~!って感じがねぇ...(´д`)

正直テンション下がってエンディングって感じが正直なところです。

う~ん...いろんな意味で、もうちょっと...いやもっともっと旧作ファンの心を擽ってほしいなぁと思い、映画館を後にしました。

ちなみに豪華限定盤のBlu-rayも買う気になれず...どうしたもんかいなぁ(´Д`;)