前作「LEVELヨ」から2年半も経過し、いやが上にも期待が高まり、ハードルも上がりきっていたのですが...。
中田ヤスタカは、それを軽々と飛び越えてくれてました(^_^;...ここまでやってくれちゃ~もう脱帽としか言いようがないです!
これは正にアーティスト主導で(多少の妥協はあったとしても)、楽曲に関して全てをコントロールできる立場をフルに発揮・活用して作られた芸術作品だなと。
Perfume はつくづく素晴らしいクリエーターと出会えたよなぁと思わずにはいられないです(今回アルバムリリースで、彼との関係性は昔のまま変わらない、相変わらずどこかチグハグで微笑ましいんです(*^o^*))。
映画作品のようなストーリー展開・起承転結を明確にしていて、さらに入れ子のようにも構成されている感じがします。
なんとなくですが、こんな風に...。
▼起
01. Navigate(起)
02. Cosmic Explorer(起)
03. Miracle Worker(承)
04. Next Stage with YOU(転)
05. STORY(結)
▼承
06. FLASH (Album-mix)(起)
07. Sweet Refrain (Album-mix)(承)
08. Baby Face(転)
09. TOKIMEKI LIGHTS (Album-mix)(結)
▼転
10. STAR TRAIN (Album-mix)(起)
11. Relax In The City(承)
12. Pick Me Up(転)
13. Cling Cling (Album-mix)(転)
▼結
14. Hold Your Hand(結)
宇宙を旅する知的生命体が長い長い旅の果てに蒼く光る惑星を発見し、義体化して降臨、人類を調査し、理解し、やがて馴染み人間として昇華し、手を携えて共にここで生きていこうと...そんな映画的なストーリーを感じてしまいます。
01. Navigate と、02. Cosmic Explorer の曲間なんて、ビッグバンのように巨大なエネルギーの爆発を感じてしまいます。
そしてそれを含む冒頭5曲は、とてつもなく素晴らしい...まさに近未来三部作の新バージョンといっていいと思います。
歌詞が極端に少なく、「Woo~」とは「Fu~」とかハミングが多いのですが、その分さまざまな事を想起させてくれる余白となっていますし、言葉を尽くさずとも意思を伝えてくる力強さが伴っているため、スカスカな感じありません。
近未来三部作のような背伸びした感じがなく(それはそれで良い味なんですけどね(^_^))、成熟した大人の女性になりつつある今の三人だからこそ表現できる超越感があります。
この余白や糊代のような部分をPerfume の三人がステージでどう見せてくれるか、妄想が膨らんで楽しみになってきます(^_^)
03. Miracle Worker の「起こせ、ミラコー!」も効いてますよね~(*^m^*)
04. Next Stage with YOU では、禁欲的で抑揚を押さえたギターソロがこれまた堪らないんですよね。「コンピュータードライビング」の進化形とも感じるし、メルセデスのCMでチラッと見せてるハンドル操作のような振り!早くステージでのパフォーマンスが見たくて仕方ない一曲です!
05. STORY はすでにステージで演じられていて、私も武道館で目にしましたが、鮮明な音質で聴くとまた印象が違いましたね。
中田ヤスタカ自身のユニット・CAPSULEの曲に「12345678」の進化・拡張した感じだなと。
CAPSULEでの実験は確実にフィードバックされているのがわかり、ニヤニヤしてしまいました(^_^)
ここ二年半のシングル曲も入ってますが、大幅なアレンジを加えている曲が多く、音色を整え全体的に統一感がある。
通奏低音的なものがあるのか、バラバラな感じがしないんですね。シングル曲は人間味に溢れていて、ホッとさせてくれるパートとして聴くことができます。
全体的に耳に刺さるような高音を押さえ、まさにかしゆかが言う「スティール・パンみたいな音が使われている」感じで、角が取れた感じでまろやか、ズンズンと響く低音も小気味よく聴いていて、繰り返し聴いても疲れません(*^_^*)
ここにきて傑作ができたと...ビートルズに例えると「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」の域に達したと言っても過言ではないと思いました。今までに無いカオスなジャケットデザインイメージもどこか共通しているものがありますしねd(^_^)
結成15年を越えたPerfume はここで物凄く強力な武器を手にできたと思います。
中田ヤスタカはライナーノーツで「今回のアルバム制作では、音楽のための音楽をつくる、"Perfume の音楽を取り戻す"みたいなコンセプトがあって。Perfume の初期のアルバムは、プロデュースではあるけれど、半ば自分のアルバムをつくってるくらいの気持ちがあったし、今回は自分自身もそういう気持ちを取り戻すっていう思いがあったかな」と語ってますが、その思いがストレートに伝わる作品として聴くことができました。
彼のあらたな挑戦状ですね、これは!
さぁ!これをどうやって視覚化するのか、見せてみろ!と。
アニヴァーサリーイヤーを越え、各誌インタビューでも気力充実、とてもアグレッシブになっている三人(^_^)
まさにチームPerfume のターンとも言える今期ライブツアーが益々楽しみになってきました\(^o^)/
<追記>
近所のTSUTAYA...。
素っ気ないけど、まぁこの店にしちゃ頑張ってる方です...(^_^;
中田ヤスタカは、それを軽々と飛び越えてくれてました(^_^;...ここまでやってくれちゃ~もう脱帽としか言いようがないです!
これは正にアーティスト主導で(多少の妥協はあったとしても)、楽曲に関して全てをコントロールできる立場をフルに発揮・活用して作られた芸術作品だなと。
Perfume はつくづく素晴らしいクリエーターと出会えたよなぁと思わずにはいられないです(今回アルバムリリースで、彼との関係性は昔のまま変わらない、相変わらずどこかチグハグで微笑ましいんです(*^o^*))。
映画作品のようなストーリー展開・起承転結を明確にしていて、さらに入れ子のようにも構成されている感じがします。
なんとなくですが、こんな風に...。
▼起
01. Navigate(起)
02. Cosmic Explorer(起)
03. Miracle Worker(承)
04. Next Stage with YOU(転)
05. STORY(結)
▼承
06. FLASH (Album-mix)(起)
07. Sweet Refrain (Album-mix)(承)
08. Baby Face(転)
09. TOKIMEKI LIGHTS (Album-mix)(結)
▼転
10. STAR TRAIN (Album-mix)(起)
11. Relax In The City(承)
12. Pick Me Up(転)
13. Cling Cling (Album-mix)(転)
▼結
14. Hold Your Hand(結)
宇宙を旅する知的生命体が長い長い旅の果てに蒼く光る惑星を発見し、義体化して降臨、人類を調査し、理解し、やがて馴染み人間として昇華し、手を携えて共にここで生きていこうと...そんな映画的なストーリーを感じてしまいます。
01. Navigate と、02. Cosmic Explorer の曲間なんて、ビッグバンのように巨大なエネルギーの爆発を感じてしまいます。
そしてそれを含む冒頭5曲は、とてつもなく素晴らしい...まさに近未来三部作の新バージョンといっていいと思います。
歌詞が極端に少なく、「Woo~」とは「Fu~」とかハミングが多いのですが、その分さまざまな事を想起させてくれる余白となっていますし、言葉を尽くさずとも意思を伝えてくる力強さが伴っているため、スカスカな感じありません。
近未来三部作のような背伸びした感じがなく(それはそれで良い味なんですけどね(^_^))、成熟した大人の女性になりつつある今の三人だからこそ表現できる超越感があります。
この余白や糊代のような部分をPerfume の三人がステージでどう見せてくれるか、妄想が膨らんで楽しみになってきます(^_^)
03. Miracle Worker の「起こせ、ミラコー!」も効いてますよね~(*^m^*)
04. Next Stage with YOU では、禁欲的で抑揚を押さえたギターソロがこれまた堪らないんですよね。「コンピュータードライビング」の進化形とも感じるし、メルセデスのCMでチラッと見せてるハンドル操作のような振り!早くステージでのパフォーマンスが見たくて仕方ない一曲です!
05. STORY はすでにステージで演じられていて、私も武道館で目にしましたが、鮮明な音質で聴くとまた印象が違いましたね。
中田ヤスタカ自身のユニット・CAPSULEの曲に「12345678」の進化・拡張した感じだなと。
CAPSULEでの実験は確実にフィードバックされているのがわかり、ニヤニヤしてしまいました(^_^)
ここ二年半のシングル曲も入ってますが、大幅なアレンジを加えている曲が多く、音色を整え全体的に統一感がある。
通奏低音的なものがあるのか、バラバラな感じがしないんですね。シングル曲は人間味に溢れていて、ホッとさせてくれるパートとして聴くことができます。
全体的に耳に刺さるような高音を押さえ、まさにかしゆかが言う「スティール・パンみたいな音が使われている」感じで、角が取れた感じでまろやか、ズンズンと響く低音も小気味よく聴いていて、繰り返し聴いても疲れません(*^_^*)
ここにきて傑作ができたと...ビートルズに例えると「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」の域に達したと言っても過言ではないと思いました。今までに無いカオスなジャケットデザインイメージもどこか共通しているものがありますしねd(^_^)
結成15年を越えたPerfume はここで物凄く強力な武器を手にできたと思います。
中田ヤスタカはライナーノーツで「今回のアルバム制作では、音楽のための音楽をつくる、"Perfume の音楽を取り戻す"みたいなコンセプトがあって。Perfume の初期のアルバムは、プロデュースではあるけれど、半ば自分のアルバムをつくってるくらいの気持ちがあったし、今回は自分自身もそういう気持ちを取り戻すっていう思いがあったかな」と語ってますが、その思いがストレートに伝わる作品として聴くことができました。
彼のあらたな挑戦状ですね、これは!
さぁ!これをどうやって視覚化するのか、見せてみろ!と。
アニヴァーサリーイヤーを越え、各誌インタビューでも気力充実、とてもアグレッシブになっている三人(^_^)
まさにチームPerfume のターンとも言える今期ライブツアーが益々楽しみになってきました\(^o^)/
<追記>
近所のTSUTAYA...。
素っ気ないけど、まぁこの店にしちゃ頑張ってる方です...(^_^;