どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

この世界の(さらにいくつもの)片隅に、久々テアトル新宿で

2020年02月02日 20時12分00秒 | 映画
2月1日(土)10時半の回に...初日以来ですので、約40日ぶり(カ〜ッ、もうそんなに!...アッと言う間だなぁ...)となりますね(^_^)

階段踊り場でリンさんも揃ってお出迎え!

ロビーには「タミヤ人形改造コンテスト」金賞受賞した首藤さんの作品も。

段々畑を雛壇に見立てて、作中の印象的なシーンを構築している入魂の一作...オーラが漂ってます!

小道具一つ一つまで精緻な作り><

オリジナルドリンク「呉のさくら」を購入。

ジンジャエールベースですが、桜茶で使う桜の塩漬けを浮かべることにより、どこか梅酒のような風味があって、とても美味しかったです(^_^)

第3弾となる入場特典ポストカードもゲット。

海軍病院でバリカンの練習台にされ、周作さんの茶目っ気ある楽しいシーンですね(*^o^*)

客入りは6割くらいかな...老若男女バランスよく、落ち着いた空気感での鑑賞となりました。

今回はちょっと水原哲シーンが印象に残ったけど、小学校の教室でのシーン...かなり片渕さんの想いが強いなとも。

雰囲気が「マイマイ新子と千年の魔法」における、その教室と雰囲気が似ていて、フレームの端っこに新子ちゃんや貴伊子ちゃんもいるんじゃないかと思うくらい(^_^)

暴れる哲を全力で抑える男子生徒に片渕さんの優しさが込められているなと...。

午後になって海を見つめる哲とすずさんのシーンですが、鉛筆を手渡す意味合いも微妙に違うニュアンスになっていて、最後の青葉前に佇む哲のモノローグさえ(全く変わらないのに)違って聞こえてくるという...両作の味わいが異なっていく小さな分岐点とも言える場面です(^_^)

「さらにいくつもの」のタイトル通り、観る度に様々な視点や印象の違いがあるんだよなぁと...今回も満たされた気持ちで新宿を後にしました。