どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

カーク・ダグラスさん、逝去

2020年02月07日 20時10分00秒 | 話題
なんと享年103歳!文字通りの大往生ですね。

キューブリックファンの端くれとしても印象深い人です。

一九六〇年に『スパルタカス』で雇われ監督を務めたあとは、個人的な奴隷の叛乱のようなものを起こし、自分でプロデュースしないプロジェクトでは二度と仕事をしなかった。じっさいには、MGMのような映画会社が資金を出し、ある程度の影響力をふるったものの、そのおかげで彼は完全に近い芸術的独立を勝ちとった(そうはいっても、カーク・ダグラスがプロデュースと主役の両方を務めた『スパルタカス』は、大予算のハリウッド流映画作りをキューブリックに伝授したのだが。この映画は、ローマに対する蜂起を成功に導いたトラキア生まれの剣闘士の血塗られた軌跡をドラマ化したもので、四つのオスカーと、ゴールデン・グローブ賞の最優秀映画部門を制した)。─「2001:キューブリック、クラーク」より

製作総指揮として全てを牛耳っていたダグラスさんに対し、映画監督として新進気鋭だったキューブリックさんは雇われ監督に辟易したそうですが(^_^;

私個人としては、主役バリバリ時代よりも熟年以降に演じた軍人役のイメージが濃い人で、中でも「ファイナル・カウントダウン」での空母・ニミッツの冷静沈着な艦長でカッコ良かったなぁと(^_^)

彫りの深いアゴ割れの顔立ちで、正に米国・ハリウッドを象徴する名優ですね!

お疲れ様でした。合掌。