どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

鎌倉殿の13人

2022年12月20日 20時35分00秒 | TV
1回目を見た時の予感は見事に的中し、本当に見事な幕となった!

写真は最終回放映当日に鎌倉女子大で行われたグランドフィナーレのショット。

ラストシーンの持っていき方は、今までにない重く静かで...しばらく感想の言葉もなかった...。

三谷幸喜さんは素晴らしい仕事を成し遂げたなと。

大河ドラマの脚本担当3作目にして、大きな手応えを感じたのではないだろうか?

正直いって前の2作はNHK製作陣も手探り感が強く、三谷さんの世界観を大河というフォーマットにどう落とし込むか迷いも強く、どこかギクシャクなものがあった。

それが今回でシッカリとした理解が進み、両者の息がピッタリはまって、ギアや歯車がスムーズに回転していたのだ。

それは第1話から感じとれるものがあって、このドラマは絶対面白いものになると思ったが、その予想を上回った。

特に政子演じる小池栄子さん、正直いって好きなタイプの女優ではなく、エグ味の強い嫌な尼将軍になっちゅう危惧があったが、全くもって払拭!

とにかく控え目で、抑制があり、シットリ感...時には可愛いとさえ感じてしまった(^_^;

特に物語り後半、やるせなさでメソメソ...理不尽さにジッと耐える彼女の姿に何度も涙が出た。

有名な演説シーンも弟をはじめ、鎌倉を守護する女神と化し、本当に神々しく...。

ラスト...義時を静かに死へと誘い...その切なさがもう(×_×)

まさに面白打てやがて悲しき、強者どもが夢の後...凄いもの見た!

...そんな鑑賞後感だった。

大河ドラマは一段進化し、自分の好きな作品も更新され、本作がベストワンとなった次第(*^o^*)





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