どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

すずさんからの絵手紙

2016年02月10日 16時40分00秒 | アニメ
クラウドファンディングで応援させてもらい、時空を越えて彼女jからの便りが届く...。

もう三通目になります(*^o^*)


今回は冬の寒い日、竹槍を杖としておつかひに頑張るすずさんと、お母さん。

参加者のみのお楽しみなんで、一部のみね( ̄∇ ̄)

ガサついた心にホンワカほのぼの...沁みるわ~(*´д`*)

映画の製作も大詰めの段階に入りつつあるかと思いますが、監督の片渕さんはじめスタッフの方には頑張っていただきたい!できることなら現場に行って手伝いしたいくらい(^_^;

本当に今秋公開が楽しみでなりません(^_^)



喫煙シーンは成人映画(´・ω・`)

2016年02月09日 20時40分00秒 | 話題
映画作品などの小道具として、キャラクターの特色としても映し出されてきたタバコですが、WHOの規制を促す勧告がちょっとした物議になってますね。

私個人としては、これまでの作品(実写・アニメ)含めて、遡れば遡るほど喫煙シーンだらけとなり、大半が成人指定となってしまうシュールさに可笑しささえ感じてしまってます(^_^;

そんな事言ったら、飲酒も殺人暴力シーンなんかもどうなのよって...。

そりゃ、これから制作する現代や未来を舞台とした作品は意を汲んでも良いとは思いますよ。不必要に喫煙シーンを入れる必要もないし...でも時代劇や明治~昭和までの近代を描くような作品でタバコもパイプも全く誰も手にしてない情景って逆に不自然すぎますよ。

読売オンラインが、ネット上でアンケートを行っています。

規制に対し賛成3割、反対7割って感じみたいですが、まぁそんな感じでしょうかね。

「米国では、新たに喫煙者となった青少年のうち、映画やドラマが直接的なきっかけとなって吸い始めた人の割合が37%に上るとの調査結果」がとのことですが、まぁ解らなくはないけど、周囲の大人が喫煙者だらけだった私の子供時代(小学校の教師や町のお医者さんも子供の目の前でプカプカ(^。^)y-゜゜゜してましたからねぇ(^_^;)、映像で見て影響受けた記憶はないです。

あくまで大人の記号みたいなもんで、そこは無意識に分けて考えていたと思うんです。

さらに喫煙率自体が3割程度となった現代、タバコは遠い存在になってきてますし、自然淘汰に期待してもいいんじゃないかなぁって思いますよ。今の子供は確実に興味の対象外になってきてますよ。

臭いものにフタみたいな、うわべだけのキレイさだけの世界って...やっぱり異常じゃないかと感じます。



SPACE SHOWER MOVIE CURATIONに行ってきた(^_^)

2016年02月08日 21時00分00秒 | 映画
渋谷ハチ公口を出て、スクランブル交差点を渡り、センター街を通り抜け、スペイン坂を登り切ったところに...。

いや~何年...いや何十年振りなのかもしれない、そっち方面(^_^;

会場の渋谷WWWってちょっと判断つきにくくて、危うく通り過ぎてしまいそうになりました。

到着は14時半。PTA招待枠の10名から入場開始、一般客は15時からで、30分ほど外で待つことに。

やがて時間となり、チケットに記載された整理番号順に並んで、地下へと。

チケット代が1500円で、通常より安いじゃん!って思っていたら、受付でシッカリ500円のドリンク代を徴収...結局2000円なんすね(^_^;

狭いけど、かなかな趣のある会場で、普段はライブハウスなのかな?

奥の方に喫煙できるスペースもあり、ホッと一安心(^_^)

全席自由席でしたが、整理番号は一桁台でしたので余裕で好きな位置を確保できました。前後左右のド真ん中で、中央付近で1メートルほど高くなっている崖っぷちみたいなところです。

シートは一般の映画館のような背もたれ肘掛けのある座席ではなく、簡易な丸イス(^_^;

2時間超そのままでしたので、お陰でお尻と背中が痛くなってしまいました(´д`)...でもまぁそんな雰囲気も変わっていて面白かったですけどね。

音響はライブハウスらしく、すごいPAでガンガン重低音、立川シネマっぽくて良い感じでした(^_^)

でも...映像(画質)は良くなかったなぁ...DVDレベル?って感じで、ジャギーがきつくて文字なんかもボソボソでした...その上スクリーンの幕にも縦に切れ目があって、見ていてちょっと気になってしまいました(´・ω・`)


内容はもう何度も語り尽くしてますけど、素晴らしいの一言...ずっとウルウルして観てましたよ...チーム含めて素晴らしい人たちですわ...。

そして上映後のお楽しみ、監督の佐渡さんと、掟ポルシェさん!アメトークネタで、長~い90度挨拶でスタートです(笑)

今回、佐渡さんは司会に徹している感じでしたけど、印象的だったのは今年の紅白エピソード。セリなどの舞台機構を使いたいと Perfume 側からの希望があったが、いろんな兼ね合いでできなくて申し訳なかったと。

なるほど、それが実現していたらと思うと、もっと立体的な構成演出になっていたのかもしれないなぁ(*^o^*)

掟さんは、渋谷に因み、主にインディーズ時代の思い出を話されていました。印象に残ったエピソードをいくつか...。

2004年にクワトロで初顔合わせだったものの、当時はこっちを見てもくれず、かしゆかはひたすら携帯電話を弄くっていたそうです(^_^;

そんな彼女らがねぇ...ドームどころか、ワールドツアーなんですから...と遠い目で感慨深い表情が印象的。

最後にこれも、かしゆかネタでしたが、彼女のお父さんはレコードマニアらしくジャズとか収集しているそうなんですが、かしゆかが飼っていたハムスターがある時に行方不明となり...しばらく経って、レコードに挟まれた状態で発見されたそうな...ウヒッ(´Д`;)

いや~楽しいイベントでした。あっと言う間の2時間半!

帰りにお約束の王将でラーメン定食を(*^m^*)

満足満足!

週明けから遊んじゃったよ(^_^ゞ




無性にチャーハン食いたい(*^o^*)

2016年02月07日 17時40分00秒 | TV
昨日、レコーダーが勝手に録ってた「マツコの知らない世界」で炒飯のスペシャリストってのをボーッとみてて、板橋区界隈の中華屋さんを紹介しては、スタジオで作ったものをドンドン食べていく...クー!!食べたい!ガッツリ食いたいモードに(^_^;

最後には冷食まで紹介!

ニチレイとマルハニチロのは食べたことある!確かに美味いです。

最近の冷食は侮れません。一番右のUCCフーヅのヤツを絶賛してたが、是非体験してみたいものです(^_^)

明日は、Perfumeドキュメント映画を観に渋谷に行くので、こりゃもう炒飯で決まりですな(*´д`*)



今年は小津映画に出逢って私的40周年だった件d(^_^)

2016年02月06日 21時15分00秒 | 映画
小津安二郎監督作品を初めて観たのはいつだったんだろう...確か中学生の頃、テレビで観たんだよなぁ...白黒じゃなくカラー作品だったと思う...という朧気で曖昧な記憶でモヤモヤしていたんですが、調べてみるもんですね!

こちらのブログに該当する記事がありました(*^o^*)

それによると、1976年4月から放映開始された「日本映画名作劇場」という東京12チャンネル(限・テレビ東京)のようです。

そうそう!そんな感じ!邦画のみを扱い、土曜日の夜にやってた!中学2年か!!

第32回に「およう」を放映、ってことは同年秋ころですかね。


いや~スッキリしました!ありがとうございます\(^o^)/

そうだと判ってから、その当時観た印象(というか、その当時は違和感だらけ(^_^;)が色々蘇ってきましたよ!

例えば、対峙する二人の人物が会話する独特のカットバック編集ね!

父「大体お前たち、なんだ!いつまでも一つのことグツグツ、女の腐ったみたいに!子供のくせに余計なこと言いすぎる!少し黙ってみろ!」

母「ホラ、ごらん、おこられたじゃないの」

実「余計なこっちゃねえやい!ほしいからほしいって言ってんだイ!」

父「それが余計だっていうんだ!」

実「だったら、大人だって余計なこといってるじゃないか。コンチハ、オハヨウ、コンバンハ、イイオテンキデスネ、アアソーデスネ...」

父「馬鹿ッ!」

実「アラ、ドチラヘ、チョットソコマデ、アアソーデスカ、そんなこと、どこ行くかわかるかイ。アアナルホド、ナルホド、何がナルホドだイ!」

父「うるさいッ!黙ってろッ!」

実「......」(頭を振りサッと乱れた髪を整える)

父「男の子はペチャクチャ余計なこと喋るんじゃない!ちっと黙っててみろ!」

実「アア、黙ってるよ、二日でも三日でも...」

母「アア、その方がいいわ。お母さんも助かるわ」
勇「百日でもだよ」
父「アア、アア、黙ってろ黙ってろ、黙っててみろ!」

実「オイ、勇、来い!」



勇、去り際に足元の小箱を蹴飛ばす(^_^)

父「コラッ」


人物を真っ正面から捉え、セリフ単位でパッパパッパと頻繁に切り替えて!Σ(O_O)

そして俳優の演技が、妙に機械的で変!!

人形劇を人間使って表現してるみたいだなぁって思いましたねぇ(^_^;

子供を叱る笠智衆さんなんて、直立不動でカクカクしたCー3POみたいなアクションで、何度観ても笑ってしまう(^_^;

さらに当時戸惑ったのが配役で...。

お父さん、笠智衆。

お母さん、三宅邦子。

このお二人が、どうみてもお爺ちゃんとお婆ちゃんにしかみえなくて(^_^;

佐田啓二と久我美子くらいが父母で丁度いいんだよなぁって...。



昔の映画ってこんななの?変な感じ~(^o^;って、中2の私には妙で不思議な感覚が引っかかりつつも、監督が誰だろうとか気にもせず...。

やがて高校生となった私は黒澤明監督作品群に出逢ってしまい、そのダイナミズムにすっかりと魅了され、小津の存在はいつしか遠い存在になってしまったのでした...本当の小津の魅力や面白さを理解するには年齢的なものが必要だったという次第(´Д`;)

その後は、時折放送される作品を飛び石的に観るも、熱中してハマるほどではなく、昭和レトロな映画として楽しんでいたという程度でした。

本格的に意識したのは生誕100年の03年にドーンとまとめてDVD化された時で、NHK衛星放送などで特番などを見て、ようやく奥深さを認識したという...。

しかし、小津安二郎って人の作品は黒澤のものとは見方が丸で違い、今持って謎の解明・解釈に取り組む研究・解説書が後を絶たないという底なしな世界。

英誌「Sight & Sound」監督投票による世界映画のベストテン部門で1位に選出され、4Kデジタル修復で美しく蘇った昨今ですが、私が初めて触れた70年代は小津安二郎は封印されたかのような暗黒時代だったようです(^_^;

当時は古臭く、権威主義的に映った作品群も、時代を経て、ファンの努力で、その普遍的な真価が理解され、ようやく時代が小津安二郎に追いついたという感じなんでしょうか(^_^;

中2で出逢ったのもなんだか勝手に運命を感じております(*^o^*)