外観が姿を現してからというもの、あまりの異様さに果たして内部はどうなっているのか...。
斬新なデザインな建物だけに運営も見せたくてしょうがないんでしょうね(^_^;、見学ツアーなるものを募集していたので、参加しました。
「角川武蔵野ミュージアム」内部の案内と構造図。
1Fギャラリーで開催されている「隈研吾展」で展示されていたミュージアムの模型。
内部と外観の情報により、ようやく把握できたような気がします(^_^)
建物表面を覆う外壁は花崗岩を使用、表面は叩き割ったような起伏ある風合いを出す「割肌」という加工を施しているとのこと。
70×50センチ、厚さは5センチくらいの板状パーツをボルトでつなぎ合わせている...施工は鹿島建設とのことで、同社のタブーである天井面には石素材NGを破って作り上げたのだそうな...確かに出入口は洞窟イメージとして左右上面ともに石造りになってます。
もちろん耐震性は充分考慮されていると思いますが、剥がれ落ちてきたら...怖いですね(^_^;
テーマ・コンセプトは「武蔵野の大地を割って出てくる大地のエネルギー」とのこと...なるほどねぇと思うと同時に、「太陽の王子ホルスの大冒険」に登場する岩男・モーグを思い出しました。
会場には解説している冊子が売ってました。
青木俊直さんのイラストやマンガで楽しく読めます、オススメ(^_^)
さて...一番気になっている「本棚劇場」ってどんな空間なのか...。
図を見て初めて知りましたが、4・5階にあるんですね...この建物全体がそうなのかと勝手に想像してましたが、一部分でした(^_^;
エレベーターで4階へ。
「EDIT TOWN」という蔵書2万5千冊規模の図書館。
まだ準備中で空の棚が並ぶ風景...まぁ今しか見ることが出来ない貴重な風景ですね(^_^)
写真奥に覗くのが「本棚劇場」です。
床面積はそんなに広くはないのですが、2フロアの吹き抜けいっぱいに書架がビッシリというのは迫力ありますね...(^_^;
思いっきり歪んでますが、パノラマで撮った写真も。
「劇場」というネーミングは書籍を観客に見立ててなのかな。ギッシリ状態になったらまぁ凄い光景なんでしょうねぇ...。
1時間半程度の見学ツアーでしたが、これで
長年の謎が解けたような気がしてます。思い切って参加して良かった(^_^)
ツアー参加者は20名、そのうち県内は3分の1、札幌からいらっしゃった方もいて驚きました。
ツアー終了後にいただいた特典のドリンク...そしてオリジナルマスク...ご時世ですねぇ...(^_^;
施設へと続く東所沢公園は「参道」と称され、夕刻にはライトアップされて美しく映えていました。
何の変哲もない朽ちかけた公園だったんですけどねぇ...手を入れるとそれなりな空間になるもんだなぁ...(^_^;
運営のツイートも。
しっかり写ってるし(^_^;