どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

イヤホンに穴を空けちゃったり、操作も拡張したり...(^_^;

2022年02月17日 19時50分00秒 | オーディオ&ビジュアル
今月末にソニーから発売されるワイヤレスイヤホン「LinkBuds WF-L900

耳の穴部分にドーナツ状のドライバーユニットを仕込んで、外音をシャットアウトしない構造に。

いや〜発想の転換というか、面白いなぁと(^_^;

一種の開放型ヘッドフォンではあるけど、インイヤーでここまで割り切った製品は初めてですよねぇ...。

WF-XB700を通話で使うこともあるんですが、自分の声が籠もって一種の圧まで感じて長い時間話していると結構ストレスになる。確かに穴なんか空いていたらこのストレスは完全にフリーでしょうし、一日中はどうかなと思うけど、かなり長く装着しても大丈夫そうかなと...。

それ以上に「へぇ〜」と思ったのが、この機能。

タッチしての操作が、ついに本体から拡張され、身体の一部(耳外周部)になった。

インイヤーの操作は小型であることの宿命により限定的なものだったが、これによってオーバーヘッドホン並みな自由度を獲得するワケで...。

WF-L900以降、今後ソニーからリリースされるインイヤー型には標準実装されるんでしょうね(^_^)



大河大河ドラマのナレーション

2022年02月15日 20時05分00秒 | TV
今期の「鎌倉殿の13人」の脚本担当もしている三谷幸喜さんもコラムで取り上げているが、

別の意味で苦手だ。

朝ドラなんかもそうなのだが、特にNHKは局アナを起用する場合が多い。

これがなんだか興をそいでしまうのだ...「これはNHKが仕切っているのだぞ」と押しつけられている感じがしてね。

「鎌倉殿の13人」は俳優・長澤まさみさんを起用していて、これがとても良い(^_^)

オープニング(これ自体も尺が短くなってとても良い!)の締め部分で簡潔に。

抑揚を抑えた淡々とした口調がとても心地良い...それだけに壮大な物語が進行しているのだなと、見ているこちら側をフォローしてくれている。

三谷さんもコラム文中で例に上げている「坂の上の雲」での渡辺謙さんの力感を伴ったナレーションも好きだ(^_^)

つくづくナレーションというのは地味な存在だが、作品の下地なのだなぁと思う。



カムカムエヴリバディ、ひなた編

2022年02月13日 19時58分00秒 | TV
三代目の時代は自分の若い頃と重なるので、小ネタについつい引っかかってしまう(^_^;

「WALKING MEN」ね(笑)

初代機発売は1979(昭和54)年7月なので、ひなたが店先でジーッと見つめているのはその辺りなのかと。

高校生だった私にとっても3万円は厳しく、ようやく買えたのは「WM-2」1981(昭和56)年でしたね。

通学とかで好きな音楽をBGMに歩くと、見慣れた風景が別世界に感じたものだった。

それだけ大きなインパクトがある商品だったなと。



ウエスト・サイド・ストーリー、鑑賞

2022年02月12日 18時25分00秒 | 映画
クルマで30分ほどのTOHOシネマズ冨士見へ。

大スクリーンなTCXに加えて、DOLBY ATOMOS という高クオリティな視聴環境にて(^_^)

それでも20時からのレイト上映のため一人1500円なので、有り難い!

客入りはこんな感じ。

もうちょっと入ってきたかもだけど、印象は変わらず。

男女比は同程度、年齢層はやはり高めかな。

内容としてはですね...ほどほどに良かったかな〜という微妙な感想(^_^;

グイグイと背景や人物に迫るカメラワークが凄かったし、ダンスもキレッキレで見応えがあった。

画面も大きいお陰で奥行き方向の立体感もあったし、音響も言うことなしのクオリティ。

お金と時間かけた分は充分に元が取れたとは思います。

マリアを演じたレイチェル・ゼグラーさんは、「ウエスト・サイド・ストーリー」の元ネタである「ロミオとジュリエット」の映画でジュリエット役のオリビア・ハッセーさんに寄せたイメージだなと思えて面白かった(^_^)

でもね...スピルバーグさんが何故?今?この作品をリメイクしたのか...61年版との差異は何か?

ちょっと判らなかった。

スピルバーグさんも旧昨を越えようとか野心あって作ったのではないのは判るし、リスペクトしつつ、丁寧に仕上げたのは伝わってくる。

それでもリメイクの意味は感じ取れなかったです。

若い人達に名作に触れる良い機会になることは間違いなさそうなんだけどね。

まぁ...一見の価値はあるリメイク作だとは思うけど。



D・トランブル氏、逝去

2022年02月09日 19時55分00秒 | 話題
「2001年宇宙の旅」「サイレント・ランニング」「未知との遭遇」「スター・トレック」「ブレードランナー」などなど...作品への貢献ぶりは計り知れません。彼がいなかったらSF映画の表現はまるで違い陳腐なものだったろうなと。

その奇跡は「2001年宇宙の旅」に始まるわけで...。

キューブリックさんの直通電話を密かに探り出し、話しができたことから全てが変わっていった。

でも悲しいのはキューブリックさんの意識...トランブルさんの才を認めつつもアーティストとして認識せず、一介のスタッフ扱いだった模様。

映像技術を凄い発想力で開発し、後世に残る素晴らしい映像表現を数々「発明」したといえる。中でもスリットスキャンによるスターゲートの表現は今見ても全く見劣りしないどころか、最新CGのように勘違いしてしまうほどのクオリティです。

それなのにキューブリックさんはどこか冷たく、報われない気持ちのままだったようです。

「2001年宇宙の旅」のエピソードは切ないですが、枚挙にいとま無い活躍は説明しきれない...。

79歳...まだ何かやりたい事があったのかもしれない年齢ですね。

いい映像をありがとうございました!そして、本当にお疲れ様でした。

合掌。