冷静に、あの新潟県中越地震を振り返っているマネージャーの高木です。
現在、高齢者筋力トレーニング中です。ご覧のようにエアロバイクの設定に支障があるため、一番奥の列だけ蛍光灯をつけています。いつもの4分の1だけ点灯です。午前中はエアロバイクが終わると参加者の申し出により全て消しての教室でした。皆さんの意識の高さには敬服です。
私たちスタッフもこんなものを用意しました。この部屋は特殊な通常の2倍以上も長さのある蛍光灯です。当然、電力も沢山消費します。3人がこのスタンドを用意して普段は天井の蛍光灯は使わないことにしました。
ご覧のように自分の机だけを照らしますので、最高でも27ワット×3になります。一昨日・昨日と計画停電(東北電力管内)は中止になりました。節電は私たちが今出来ることです。
私たちは、あの新潟県中越地震で学びました。避難生活が長期戦になることや、その中で何が起きたか。
エコノミークラス症候群や運動不足、精神の抑うつ状態、PTSD(心的外傷性ストレス障害)が命に関わることなども。
義援金は当然のことながら、私たちスポーツクラブで出来ることを経験の中で冷静に考えています。あの地震の最中行ったイベントの中で、参加者がどれほど心を開放したか。そんなことをヒントに魚沼市が受け入れた避難被災者に対してスポーツで何が出来るか。スタッフと話し合いました。
午前中の教室指導をしてくれた山本 潤トレーナーは、地震直後から今日まで被災者ケアーの運動教室を続けてきた大ベテランでもあります。こころよくボランティアを申し出てくれました。
今こそ,あの時受けた全国からの支援のお返しをするときです。