私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

ヤモリとヤブキリの息を呑む緊迫の対決

2019年09月11日 | 虫のお話
画像はヤモリとヤブキリ (キリギリスの一種)です。
ガラス越しの姿ですが、苦手な方はスルーしてくださいね。






一昨日の晩、11時頃のことです。
台所の窓にヤモリとヤブキリが睨み合っているところに遭遇しました。

ヤモリがヤブキリを襲おうとしているのでしょうか・・・
こちらにも両者の緊張感が伝わって来ます。
いったいどんな展開になるのか?




しばらく睨み合ってから、じりじりとヤモリが距離を縮めて行き、
ヤブキリは逃げもせず迎え撃つ様子です。

自分よりもうんと大きいヤモリを怖がっている様子はありません。
大した度胸です。
それとも恐怖から体が固まってしまったのでしょうか?




すると、ヤブキリはおもむろに下方に向きを変え、
ヤモリもそれに合わせて向きを変えました。

ああ~いったいどうなるの?
互いに相手を牽制しながら、じりっじりっと動きます。
そのゆっくりな動きから余計に事の重大さを感じます。

命をかけた攻防なんだな。
ドキドキしながら見ていると




あっと言う間に決着が着きました。
なんと!
ヤブキリが一瞬でヤモリに襲いかかったのでした。

ヤモリが逃げて一件落着となりました。
恐るべしヤブキリ!
寝る前にすっかり交感神経が目覚めてしまいました(^^;


※ ヤモリを襲う強さから見て、獰猛な「ヤブキリ」と思いましたが、
間違っているかも知れません。
ご存知の方は教えて頂けますと嬉しいです(^_-)-☆



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庭にやって来たヒメジャノメなど可愛い蝶たち&ハグロトンボ♪

2019年08月19日 | 虫のお話

* ~ ヒメジャノメ ~ *

まあ~♪
大きなおめめが二つ
チャーミングですね~♪




* ~ キチョウ ~ *

濃い黄色がきれい~
葉の裏で雨宿りです。




* ~ ツマグロヒョウモン ~ *

大きくて色柄が華やかですね~
じっとしてくれなくてこんな写りで残念。




* ~ シルビヤシジミ ~ *

縁にきれいに並んだ斑紋がきれいです。




* ~ ウラギンシジミ ~ *

白黒の縞の脚がオシャレです。
sakaturaganさんとfukurouさんから
ウラギンシジミと教えて頂きました。
有難うございました(^^♪




* ~ ハグロトンボ ~ *

長い翅を開いたり閉じたり
ひらひら飛ぶ姿は優雅でちょっと妖しげな雰囲気。


※ コメント欄は閉じさせて頂きますね。

蝶の名前は図鑑で調べたものです。
間違いがありましたら教えて頂けますと有難いです(^_-)-☆





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*繊細でおしゃれなクダマキモドキの幼虫*

2019年05月30日 | 虫のお話

~ クダマキモドキの幼虫 ~

まあ~なんて細い肢なんでしょう~
繊細な作りに長い触角、お腹の黒い筋がおしゃれです。
葉にへばりついて鳥の目から逃れているのかな。
ぴったりの葉を見つけたものですね。




~ 正面から ~

じっとこちらを見ていました。
きっと警戒しているのでしょうね。
もっとアップで見られないのが残念!
やはり良いカメラが欲しくなります。




~ 長い触角 ~

体の5倍もあろうかという長さです。
右の触角が上がっているのは、
右側に何か気になるものがあるのでしょう。

この長さなら
相当遠くの臭いや振動が感知出来そう~
命がかかっているもんね。

このシモツケの葉に卵を産んでいたのでしょうか、
兄弟たちがあちこちの葉についていました。

成虫の姿になるのは8月中頃
それまで頑張らないとね。


※ コメント欄は開店休業です(^_-)-☆

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越冬態勢のウラギンシジミと天敵カマキリの脅威

2018年12月20日 | 虫のお話

~ 12月9日のウラギンシジミ ~

11月24日には椿の葉裏にいたウラギンシジミ、
うっかりと枝を剪定してしまい飛んで行ってしまった。

ああ~もう帰って来ないなあ~と残念に思っていたところ、
12月9日に玄関前の山茶花の葉裏にいるところを発見♪

同じ個体かどうか分からないが、取りあえず本日(20日)まで
この場所に留まっているので越冬態勢に入ったものと思われる。

虫に食われた葉の下では心もとない。
もっと良い葉の下にしたら良かったのに・・・
これから3月の末まで大変だ。
どうか頑張って欲しい。




今朝、いつものようにウラギンシジミを見に行くと
ぎょっ!なんですか、あなた!

見つけて良かった~💦
あなたも大変でしょうが、ウラギンシジミは食べないでよ!
裏庭の木の枝に引っ越し願いました。
危ない!危ない!
危なかった~!




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蜘蛛と空と雲の風景

2018年10月25日 | 虫のお話

* 10月17日 *

大きな蜘蛛と一回り小さい蜘蛛がいました。
餌食となった虫も吊るされていて

青空にぽっかり浮かんでいました。
朝日で薄茜色に染まった雲がきれいでした。




* 10月20日 *

蜘蛛が二匹増え、
捕まった虫も増えました。





* 10月20日 *

白い雲をバックに
藤の木と白雲木の間に渡された蜘蛛の巣。
この後、主人が庭木の剪定で誤って壊してしまいました。
まだ観察したかったのに、
残念無念!

* * *

しばらく出かけて来ます♪
また戻りましたらよろしくお付き合い下さいね。
では皆さん、風邪を引かないようにお元気で(^_-)-☆

※ コメント欄はお休みさせて頂きますね。


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ここに隠れているのはだ~れ?トンボのような蝶のような・・・

2018年07月01日 | 虫のお話

庭を眺めていると、こんなものを発見!
ふふふ~♪
誰か隠れているな~
こういった姿を見ると嬉しくなってしまう♪

黒に白の斑紋
トンボにしては太く、蝶にしては細い翅
いったい何者?

上手に隠れているけど、翅が見えてるよ~
もしもし~




そーっと裏返して見ると
なんとこんな虫が!

わあ~、面白い虫やなあ~
黒い翅にある白い斑紋は、良く見るとシースルーで
胴体には黄色の線が入っていて
なかなかお洒落だ

図鑑で調べてみると「カノコガのメス」で
分布は、北海道、本州、四国、九州とのことだった

トンボにも蝶にも蜂にもなり切れなかった、そんな中途半端な、
あるいはそれらのチャンポンのような姿で
神様が遊んで作ったかのような「ガ」だった

*~ この下の二頭の蝶は我が家に良く来る蝶ですが、
正確に名前を知りません。
どなたかか教えて頂けると有難いです。
よろしくお願い致します~ *







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クロアゲハの幼虫かと思い*おもてなし*したのに蛾の幼虫でした(・_・;)

2018年06月24日 | 虫のお話

~ 黄緑色の美しいオオハンゲの葉 (6月3日の状態) ~

オオハンゲが爽やかに葉を広げていたので
毎日眺めるのを楽しみにしていました。

ところが、昨日見ると、黒くて大きな幼虫が
その葉をむしゃむしゃと食べているではありませんか!




~ 小指ほどの太さのでっかい幼虫 ~

真っ黒な体は、まるでビロードのようです。
オレンジ色の斑紋に白い線が入っていて、
これは「クロアゲハ」の幼虫に間違いない!

どんどん食べて、きれいなクロアゲハになるんだよ。
そう思って食べるに任せていました。




そして今朝、見てみるとオオハンゲの葉は
ほとんど食べ尽くされ、幼虫は益々太くなっていました。

* * *

どれどれ、クロアゲハの幼虫を確認してみよう。
そう思い、図鑑を開いてみて、唖然とした。

何故なら
クロアゲハの幼虫だと思って、
大事なオオハンゲの葉を全て提供したのに、
何と、何と、この幼虫は「蛾」の幼虫だったからだ。

スズメガ科の「セスジスズメ」と言う名の蛾だった。




~ セスジスズメの幼虫のフン ~

そして、大きなお土産を置いて行った。

黒くてカラフルだから、クロアゲハの幼虫だと思った自分が情けない(^^;
来年は、オオハンゲの葉が丸坊主にされる前に、どこに行って頂こう。
そう心に誓ったのでありました。





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越冬態勢のウラギンシジミを探せ♪

2017年11月03日 | 虫のお話

今年もウラギンシジミがやって来ました。
今朝、道路の掃き掃除の時に、ふとサザンカに目をやると
越冬態勢に入った個体を発見!

上手にサザンカの中に紛れているので、
一度目を離すと、どこにいるのか分らなくなってしまいます。

この中にウラギンシジミが隠れています。
さあ、どこにいるでしょう?
5秒以内に見つけた方には100万円!
な~んて言うのはウソです(^^;




少し近付いてみました。
もうお分かりですよね。

えっ!まだ分りませんか?




これなら、どうでしょう?
頭隠して尻隠さず状態で、ちょこっと見えていますね。




反対方向から見てみました。
どうでしょう(^^♪

これは5秒では難しいかな?
ウラギンシジミを探せ!
時間を計って探してみて下さい。

そしてかかった時間をお知らせくださいね。
順位をつけさせて頂きます。
景品、賞金はありませんが、
「参加することに意義あり精神」の皆様の
奮ってのご参加をお待ちしております(^_-)-☆



今年の3月には、昨年から越冬していた二頭のウラギンシジミが
無事にこのサザンカから飛び立っていきました。

今冬も、我が家のサザンカを選んでくれたのは嬉しいのですが、
また来年の春まで、
ハラハラドキドキの見守りの日々が続きそうです。



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これは蝶か?蛾か?・・・豹のような胴体はいったい何者?

2017年06月22日 | 虫のお話

三日ほど前、庭に出ていた夫が「変わった蛾がいるぞ!」と呼ぶので
行って見ると、
黄色地に黒斑のある豹のような胴体に
翅には茶色の眼紋らしい模様があって、
周囲のグレーの模様との色どりのお洒落な蛾?が。




蝶は翅を立ててとまり、蛾は屋根状に開いてとまる。
常識的に知っている蛾と蝶の違いだけど、
こんなに開くのは、眼紋を見せて威嚇のポーズなのだとか・・・

そして、蝶と蛾では触覚の形で見わけがつくと図鑑にあったが、
この画像ではどちらとも分からないし、
図鑑の中では同じ姿の蛾も蝶も見つからなかった。

* * *

いったいこれは何者なのでしょうか?
気になって仕方ありません。
教えて頂けますと有難いです。
よろしくお願い致します<(_ _)>



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越冬蝶 ♪ 別なウラギンシジミが生きていた ♪

2017年03月16日 | 虫のお話

~ ウラギンシジミがいなくなった葉裏 3月8日 ~



昨年から、この葉裏で越冬していたウラギンシジミ、
3月8日の朝に見に行くと、ぽっかりと姿が消えていました。
まだ寒いのに、ちゃんと生きて行けるのかと心配です。

それからちょうど1週間経ち、今朝、サザンカの手入れをしていると、
「ぱさり」と白いものが、地面に落ちたのが見えました。

見てみると、それは何と!ウラギンシジミ!
前にいたウラギンシジミと同じ個体でしょうか?
同じ葉裏に留めてあげました。




左が3月7日までいたウラギンシジミ ・ ・ ・ ・ ・ 右が本日( 3月16日 )発見したウラギンシジミ

うっかりと、前回いた時とは逆さまに留めてしまい
同じ蝶かどうか比較しにくいですが、
ちょっとずつ違いが見られ、別なウラギンシジミのようです。

先にいたウラギンシジミのことも心配ですが、
これからは、このウラギンシジミが無事に飛び立てるよう
見守って行きたいと思います。

また見守りの対象が出来て、ちょっぴり嬉しい朝になりました。



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越冬蝶 * ウラギンシジミの旅立ち *

2017年03月09日 | 虫のお話

~ サザンカの葉裏で越冬するウラギンシジミ ~

昨年からこの葉裏で、風雪に耐えて越冬していましたが
昨日(8日)の朝に様子を見に行くと、姿が見えなくなっていました。

ここ数日暖かかったので「もう良し!」としたのでしょうか。





~ ウラギンシジミのいた葉裏 ~

毎日、頑張って!と励ましつつ観察していたので
主のいなくなった葉裏を見ると、やはりちょっと寂しい。

せっかく旅立ったのに、昨日、今日はとても冷たい風が吹いています。
この寒空でどうしているでしょう。




~ しがみついていた爪痕 ~

葉裏を覗いて見ると、そこには小さな爪痕が残っていました。
強風にも耐えたのですから、がっしりと食い込ませていたんですね。

越冬始めの頃と比べると、翅に皺が入り全体に小さくなったようでした。
飲まず食わずの越冬ですから、体内の栄養が不足して来たのでしょうね。

ここまでの越冬を成功させたのですから、
無事でいてくれることを祈るばかりです。

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春まであと一息!ウラギンシジミの越冬

2017年02月04日 | 虫のお話

~ 細い脚でしがみつくウラギンシジミ ~

昨年末からここで越冬していて、
1月中の強風も降雪も冷たい雨も、みんなクリアーしました。

日も長くなり、日差しにも春を感じられるようになりました。
春まであと一息
頑張れウラギンシジミ!




周囲の景色の中に上手に紛れています。
鳥に狙われた様子もありません。
良い所を見つけたものですね。



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風雪に耐え越冬中のウラギンシジミ

2017年01月17日 | 虫のお話

15日(日)は今冬最強の寒波到来で、
瀬戸内の温暖な当地でも雪が積りました。
午前7時の外気温はマイナス1度、玄関前の山茶花の状態です。

前日(14日)は雪は降りませんでしたが、
嵐のような強風の吹く一日、

越冬中のウラギンシジミが心配で見に行くと、
風に翅を煽られながらも、山茶花の裏葉に
しがみついている姿がありました。




15日には
山茶花の上部は雪を被っていても
ウラギンシジミのいるあたりには雪がありません。

命をかけているだけに、
どこが安全かを良く知っているんですね。

春を迎えるまで、どうか頑張って!
祈るばかりです。

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今日のウラギンシジミのペアー

2016年12月21日 | 虫のお話

昨日は行方不明になっていたウラギンシジミの一頭(外側の蝶)が
本日の昼過ぎに見ると、元の場所に戻っていました。

と言っても、一昨日にいた蝶と同じとは断定できませんが、
寄り添って越冬したいと言う気持ちが伝わるような姿でした。




本日はポカポカ陽気で春のような日差しでした。
葉の下から覗いて見ると、やはり外側の蝶が
内側の蝶を守るように葉の端にしがみついています。

ネットで調べてみると、ウラギンシジミが無事に
越冬出来るのは、ほんのわずかということでしたが、
なんとか頑張って、揃って春を迎えてほしいなあ・・
祈る思いです。

※「 蝶も寄り添って越冬 」に関連の記事です。


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蝶も寄り添って越冬

2016年12月17日 | 虫のお話

サザンカの葉の裏にとまる蝶 ~

昨日は全国的に真冬並みの寒さになりました。
こちらも、冷たく強い風が吹いて手がかじかむほどでした。

そんな中、サザンカの手入れをしていると、
蝶が葉の裏にとまっているのが目に入りました。

強風にあおられて、葉と共に翅が震えています。
こんな寒いところで冬を越すつもりなのでしょうか。

。・。 。・ 。

一見、どこにいるのか全然分かりません。
サザンカの葉裏の色に紛れて、一度見失うと
次に見つけるのが「困難」と言えるほどです。
これなら、怖い鳥に狙われずにいられそうです。




こちらは、サザンカの葉の照りのように見えます。
自分の翅の色や、サザンカの葉の照りまで知っているようです。




サザンカの剪定は私がしていますので、こんな風にデコボコが出来ます。
この蝶は、そのくぼみをちゃんと利用しています。
翅がだいぶ傷んでいるので、用心してこのくぼみを選んだのでしょうか。
ここなら相当の風も和らぎそうですが、頑張ってね!と思わずにおれません。




~ 二頭寄り添う蝶 ~

寒風吹きすさぶ中、こんな微笑ましい光景に出会いました。
葉の裏に、二頭翅を並べてとまっていました。
これなら心強いですね。




一頭が外に、もう一頭が中に、
まるで外の蝶が中の蝶を守っているように見えます。
外側の蝶がオスで、中側の蝶がメスかも・・

などと想像して、一人ふんわりとした気分になりました。
生物学的にそんなことがあり得るのか知りませんが、
蝶の世界にもあったら素敵なことですね。

。・ 。 。・ 。

どの蝶さんたちも
どうか無事に春を迎えて下さいね。
祈っています。


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