~ 万里の長城・八達嶺 ~
昔、北京から60kmにある八達嶺に登った時のこと、
5月の連休で、長城は人であふれ返っていました。
数ある長城の中でも、八達嶺はよく整備されていて、
日本人観光客に人気のある観光地ですが、
中国国内でも屈指の観光地。
ワイワイ、ガヤガヤと賑やかな中国語にもまれながら
長城散歩を楽しんで来ました♪
長城の遥か向こうまで、アリの行列のようです。
これだけの長城が六千キロ以上もあるとは
驚きの一言です。
長城に登る前にガイドさんの勧めで、
チケット売り場付近のトイレに入った時のこと。
これだけの人ですから、当然トイレも長蛇の列です。
いくつもの列があったので、その一つに並んだのは良いのですが、
いつまで経っても順番が回ってこないのです。
見ていると列に関係なく、早い者勝ちで空いた所に入って
いくのが見えました。
~ ~
こんな事なら、どんなに待っていても順番は回って来ない!
ここは中国なんだから「郷に入れば郷に従え」で、
意を決して、空いた所に突進してみた。
すると
その中には「大きなブツ」がでーんとあった。
一瞬ひるんだが「前の人が流し忘れたのだろう」と思って
用を足して水を流そうとしたが、一向に流れる様子がない。
諦めて出ると、後ろには更に長い列が出来ていて、
先頭の年配の女性に、慌てて身振り手振りの日本語で言い訳した。
「これは、私がしたんじゃないですから!」
「初めからあって、水が流れないんです!」
しかし
無念なことに
必死の言い訳が通じるわけもなく、怪訝そうな顔で見られてしまった。
「あの日本人の女がねえ・・・」と笑い者になったに違いない。
こんな思い出話を家族としていたら、
結局
言い訳をしても、しなくても、
どちらにしても「お母さんがしたことになってるよ」と。
それに「私がしたんだけど、水が流せないの、ごめんね」って
言ったと思っているよ、とも。
いやはや
どちらにしても、とんだお笑い種である。
郷に入って郷に従ってはみたものの、
中国人にはなり切れなかった大和なでしこであった。
昔、北京から60kmにある八達嶺に登った時のこと、
5月の連休で、長城は人であふれ返っていました。
数ある長城の中でも、八達嶺はよく整備されていて、
日本人観光客に人気のある観光地ですが、
中国国内でも屈指の観光地。
ワイワイ、ガヤガヤと賑やかな中国語にもまれながら
長城散歩を楽しんで来ました♪
長城の遥か向こうまで、アリの行列のようです。
これだけの長城が六千キロ以上もあるとは
驚きの一言です。
長城に登る前にガイドさんの勧めで、
チケット売り場付近のトイレに入った時のこと。
これだけの人ですから、当然トイレも長蛇の列です。
いくつもの列があったので、その一つに並んだのは良いのですが、
いつまで経っても順番が回ってこないのです。
見ていると列に関係なく、早い者勝ちで空いた所に入って
いくのが見えました。
~ ~
こんな事なら、どんなに待っていても順番は回って来ない!
ここは中国なんだから「郷に入れば郷に従え」で、
意を決して、空いた所に突進してみた。
すると
その中には「大きなブツ」がでーんとあった。
一瞬ひるんだが「前の人が流し忘れたのだろう」と思って
用を足して水を流そうとしたが、一向に流れる様子がない。
諦めて出ると、後ろには更に長い列が出来ていて、
先頭の年配の女性に、慌てて身振り手振りの日本語で言い訳した。
「これは、私がしたんじゃないですから!」
「初めからあって、水が流れないんです!」
しかし
無念なことに
必死の言い訳が通じるわけもなく、怪訝そうな顔で見られてしまった。
「あの日本人の女がねえ・・・」と笑い者になったに違いない。
こんな思い出話を家族としていたら、
結局
言い訳をしても、しなくても、
どちらにしても「お母さんがしたことになってるよ」と。
それに「私がしたんだけど、水が流せないの、ごめんね」って
言ったと思っているよ、とも。
いやはや
どちらにしても、とんだお笑い種である。
郷に入って郷に従ってはみたものの、
中国人にはなり切れなかった大和なでしこであった。